オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、骨折により治療期間にはいっていますが最新近況レポートが3日、更新されました。
早速確認してみましょう。
BRINICLE(ブライニクル)
2歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎
初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!
更新情報
いつもお世話になっております。
本馬は現在もパーセル厩舎で舎飼を行っております。
今後は調教師、獣医師と連絡を取りながら状態を確認、経過観察のためのレントゲン撮影を来週から再来週に行う予定です。
このレントゲン撮影で骨折箇所の状態を再度確認し、今後の治療方針、放牧期間及びリハビリについてはっきりとした方向性を示せると思います。
骨折箇所の状態次第では、今後は小さな放牧場へと移すことになります。
パーセル調教師からは
「舎飼中は元気が余り馬房で暴れる馬もいますが、本馬は厩舎でも落ち着いており安静にしているので順調に回復しているように見えます。
早期デビューが出来なくなったことは残念ですが、馬体も依然成長段階なのでこの休養期間を経てさらに良い馬へと成長してくれる期待しています。
2歳早期の高額賞金レースはとても魅力的なのですが、それを目標にすることで馬に無理させるよりは、この馬のポテンシャルを最大限に引き出すための良い休養になると考えることもできます。」
パーセル調教師のコメントの通り、ここでの頓挫は非常に残念ではあるものの、遅生まれの本馬にとって更なる成長を遂げるチャンスだとポジティブに捉えることも出来ます。
ここまでの調教で能力の片鱗は見せてくれましたので、しっかりと怪我の回復に努め万全の状態でレースに向かえるようにしていきたいと思います。
怪我の回復具合によっては2歳中のデビューも十分可能ですので、本馬の状態をみながら調教師、獣医師とともに方針を決めていきます。
クロキリ感想
第3手根骨の亀裂骨折がみつかり、療養期間に入っていますブライニクル。
レントゲン等で状態確認をしながら、今のところは手術はせずにそのまま回復を目指していくという方針になっているようです。
今回は現状特別大きな治療費はかからない予定で長期間休ませるしかないということで、Rising Sun Syndicateさんが交渉してくださり故障期間中の維持費は90ドルからなんと50ドル(共に豪ドル)にしてくださるとのこと。
半額近い…!
正直物凄く有難いです。
馬房では大人しく安静にすごしているそうで、怪我の回復にはプラスですよね。
復帰時期は今のところ2歳中にできるかどうかという見通し。
オーストラリアの馬は8月に歳をとりますから早くて夏頃…ではなくオーストラリア的に冬頃ということですね。
待ち遠しいですが、まずは焦らずしっかり治してもらうのが1番。
Brinicleの順調な回復を祈りたいと思います!
※画像・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。