オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、骨折の治療期間に去勢手術も行い、デビューに向けて再度ペースアップしていっていますが最新の近況レポートが更新されました。
早速確認してみましょう。
BRINICLE(ブライニクル)
3歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎
初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!
レポート内容
本馬は今朝コルレーン(Coleraine)競馬場で急遽ジャンプアウトを行いました。
明日ワーナンブール競馬場の芝コースで追い切りを行う予定でしたが、ワーナンブール競馬場の天候が悪く芝コースを使用できない可能性があったため、本日急遽追い切り代わりにジャンプアウトを行いました。
調教師から予定変更の報告が遅れたため、各馬主様へ突然のご報告となりましたことをお詫びいたします。
本馬は900mのHeat6へ出走し7頭立ての7番手でジャンプアウトを終えています。
発馬は速く行き脚もつき良いポジションを取れそうでしたが、軽めの内容でジャンプアウトを行う指示のため後方に下げ馬の後で折り合いに専念しました。
終始後方集団で折り合いをつけたまま、最後の直線大外に出して軽く流す内容でした。
今回も先週と同じく、発馬と折り合い重視の内容でしたので着順については心配する必要はありません。
デビューは、すでに登録を行っている10月1日、マトア(Murtoa)競馬場で行われる1100m戦の3歳未勝利を予定していますが、馬場状態、メンバー次第で柔軟に対応できるようにその他のレースにも登録を行なっております。
予定に変更がなければ木曜日に出馬投票を行い、出走馬が決定いたします。
また、ジャンプアウト後の騎手からのコメント動画を添付しましたので、ご覧ください。
今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
https://cdn.prism.horse/media/0047b9baee4542718576101cf918779d.mp4
クロキリ感想
2021年11月に第3手根骨の亀裂骨折がみつかり療養期間に入り、療養中の2022年5月には去勢手術もうけましたブライニクル。
8月24日に久々のジャンプアウト(トライアルレース)を走って以降、着実にジャンプアウトを重ねていましたが、急遽26日にも追い切り替わりのジャンプアウト出走を行ったようです。
共有当初、話だけを聞いている段階では模擬レースをそんなに何回も走ってそんなにメリットあるんだろうか?怪我のリスクの方が高いのでは?なんて思っていた部分も正直あるのですが、こうやって実際にジャンプアウトを重ねていく様子を見ているとちょっと印象が変わってきましたね。
ゲートを出て前に付けるところまでやってみて後は流すとか、最終コーナーまで先頭集団を走らせてみて直線は馬なり、最初から最後まで折り合い重視で一度も追わないなどなど、その時ごとに明確にテーマを持って着順は完全度外視で走り、それを実際の競馬場で他の馬たちがいるなかレース形式で試すことができる。
単純に競馬の流れや雰囲気を体験させて慣れさせることができるというだけでも良いことでしょうし、共有当初に考えていたよりも有意義な物なんだなということを知ることができました。
それにしても骨折前も含めればこれが5回目のジャンプアウト。
こんなに回数重ねるとは思っていませんでしたけどね(笑)
日本で言う追い切りなのかと思いきや、文面から見ると追い切りは追い切りで別にあるようですし、兼ねるような形でやることもあるもののジャンプアウトはジャンプアウト、ということみたいです。
何はともあれ骨折から復帰後は順調に進んできていていよいよデビュー予定が来月頭となりました。
まずは無事に当日を迎え、元気に完走してくれることを第一に、その先に少しでも良い結果や、今後に期待が高まるポジティブな内容が付いてきてくれると良いですね。
共有開始から1年と2ヵ月。
待望の初レースを楽しみに待ちたいと思います!
※画像・動画・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。