オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、骨折を乗り越えついにデビュー戦を終えて、最新の近況レポートが届きました。
早速確認してみましょう。
BRINICLE(ブライニクル)

3歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎
初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!
2022/10/08 レース前レポート内容
レース1 1100m - Hamilton Flooring Xtra 3YO Maiden Plate, bet365 Hamilton
騎手 N Farley
発走時間 13:06 (日本時間11:06) 2022/10/8
斤量 58 kg
枠順 4
馬場状態 不良
調教師と直前まで相手関係、馬場状態の確認を行い、急遽ではございますが、ブライニクルは本日のHamiltonの第1レースに出走することとなりました。
4頭の出走取り消しがあり、5頭立ての4枠からの発走となります。
馬場状態の発表は不良、現在の天候は曇りとなっております。
ジャンプアウトで先着した相手はすでに未勝利を勝ち上がっていることからも能力値は高く、初戦から十分動けそうな馬ですので、デビュー戦から勝ち負けを期待したいと思っています。
明日日曜日に出走予定から急な変更となりましたが、これも良い形でデビュー出来るための最善であると考えおりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
レース発走は日本時間11:06からとなっておりますので、ぜひRacing.comからLiveご視聴ください!
初めてRacing.comをお使いになる馬主様は、事前に登録をお済ませの上でLIVE放送の視聴方法をご確認ください。
視聴方法で、ご不明な点や、登録が上手くいかない場合などは、どうぞ遠慮なく弊社スタッフまでお問い合わせください。
Good Luck!
今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate
馬番 馬名 騎手 調教師 枠順 斤量 近5走
1 Brinicle N Farley Aaron Purcell 4 58
2 Luv The Bool J Bowditch Symon Wilde 2 58 5
5 Unseen Ruler W Gordon Matthew Williams 5 58
6 Fergyliscious Dean Holland Mick Price & Michael Kent (Jnr) 3 56 3x
8 Majestic Rossa L Lafferty Matthew Williams 1 56 7x3
パーセル調教師コメント
「協議した結果、本日のハミルトン開催へ出走させる事にしました。
ジャンプアウトでしっかりと負荷をかけてきましたので、仕上がりも十分で状態も非常に良いです。
初戦から勝ち負けを期待しています。
有力馬が出走を取り消した事もあり、馬場さえこなせれば勝ち負けになると考えています。
芝での追い切りやジャンプアウトの多くを重たい馬場状態でこなしており、乗り役からも問題なくこなせているとの報告を受けておりましたので、不良馬場ではありましたが出走へ踏み切る事にしました。
レースと調教は別物ですが、出走各馬全頭が同じ状況ですし少頭数にもなりましたのでレース条件としてはこの馬にとって悪くないと思っています。
今回のハミルトン開催は内側の数頭分の仮柵が取れるため、不良馬場ではありますがフレッシュな馬場状態の箇所でレースを行えることはプラスなるとも考えています。
発馬も早い馬ですので、先行して逃げ、もしくは逃げ馬の横でレースを運べれば最善であると想定しています。
今日のレースでは勝ち負けを期待しています。」
2022/10/08 レース後レポート
お世話になっております。
ブライニクルはHamilton(ハミルトン)競馬場の第1レースに出走して5頭立ての4着となりました。
レースではスタートも良く、スムーズに逃げました。
先頭で折り合いもつき、良い形で4コーナーへと入って直線で仕掛けると、反応もよく直線入り口では、1馬身半ほど他馬を引き離しました。
しかしながら、重たい馬場状態とレースの前半に脚を使った事が響き、最後は止まってしまい4着でレースを終えました。
騎手からは馬も若く、馬場を気にしていて最後はバタバタの走り方になってしまったとのコメントを受けています。
期待をして迎えたデビュー戦でしたが、不良馬場での開催でレース前半に脚を使った事、手応えが良かった分直線やや早仕掛けになった事が敗因ではないかと考えています。
故障明けという事で慎重に調教を進めていたため、身体付きそのものは良かったものの、結果的には心肺への負荷が足りなかったようです。
同じ理由で、過去のジャンプアウトでも一杯に終われることがなかったため直線で追われた時に馬自身が若干戸惑ったという部分もありそうです。
いずれにせよ騎手や調教師からのコメントにもあるように、一回使ったことでさらに良くなるでしょう。
今後も楽しみな馬ですので引き続きよろしくお願いいたします。
レースのリプレイは下記リンクからご覧ください。(視聴にはRacing.com要登録)
https://www.racing.com/form/2022-10-08/bet365-hamilton/race/1/results#/results
レース後の騎手のコメント動画と写真を添付しましたので、ご覧ください。
今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate
パーセル調教師コメント
「着順は残念でしたが、今日のレースでの走り自体はとても良かったと思います。
身体付きからは仕上がっていると思っていましたが、不良馬場でのデビュー戦には仕上がりがまだ足りなかったようです。
レース後も息が整うまで時間を要しましたし、不良馬場でのレースにも対応しきれなかった印象です。
ジャンプアウトや追い切りでは重馬場でも良い動きをしていましたが、実際のレースでのペースでは最後馬場に脚を取られて苦戦していた印象です。
レース前半で脚を使ったことも響き、最後は止まってしまいましたが、今回レースを使ったことでさらに良くなると思っています。
今日のレースではスピードも示し、能力は高いので、初勝利も遠くないと思っています。
今後の活躍を期待しています。」
N Farley騎手コメント動画
https://cdn.prism.horse/media/ba43d86ca94d4d82b4ab57a1b941ffa0.mp4
クロキリ感想
2021年11月に第3手根骨の亀裂骨折がみつかり療養期間に入り、療養中の2022年5月には去勢手術もうけましたブライニクル。
復帰後は4回のジャンプアウトを重ね、今回ついにデビューとなりました。
共有開始から1年と2ヵ月。
早期デビュー狙えますと言われていたところで骨折が見つかり、本当にがっかりしてから約1年。
待ちに待ったレースでした。
注目のデビュー戦は、重くなった馬場を嫌ってか複数の出走回避も出て5頭立てに。
ジャンプアウトでも見せていたような好スタートを切ったブライニクルは積極的に先頭を進みレースを進めましたが、ジャンプアウトでも経験済みだったはずの荒れた馬場での走りや、実戦のなかでのペースの部分等で幼さと故障明けの難しさが出てしまい、結果的には4着という着順でゴールしています。
しかしこれ、私は仕事だったこともありこのレポートやTwitter・オープンチャットでの共有仲間さん達のやりとりを先に読んで、序盤先行できたけど直線に入って失速、馬群に沈んで後方でゴール、というレースを想像していたのですが、そういう感じではなかったですね。
直線に入ってからも思っていた以上に粘っていましたし、まとめて3頭に差されてしまったから4着になりましたが着差もそこまで無くて、次に期待できるレースだったなと感じました。
レース結果を見ると着差は「1.75L」とあるんですが、これどう見るんでしょうね?
どう考えても1.7秒差ではなかったので、1.75馬身差ということでしょうか?
確かに勝ち馬から2馬身差あるかないかという感じに見えたので、恐らくそうなんでしょうね。
何はともあれ、とりあえずこれでようやくオーストラリア共有馬主としての初レースが終わりました!
お疲れ様ブライニクル!
皆さんこのレースを経験してもっと良くなると言ってくれていますし、実際私もそう思ったので、このままアクシデントなく次走に向かって行けると良いですね。
長いリハビリ期間を支え、ここまで仕上げてくださった関係者の皆様、シンジケートの方々、本当にありがとうございます。
ここからが競走馬としての本格スタート。
改めまして今後ともよろしくお願いいたします。
次走も日本から全力応援したいと思います!
※画像・動画・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。