一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

初の遠征で2走目へ!豪共有3歳馬ブライニクル近況(2022/10/19)

オーストラリア初共有馬シェイラライズド19ことBRINICLE (ブライニクル)、デビュー戦を終えて最新の近況レポートが届きました。

早速確認してみましょう。





BRINICLE(ブライニクル)

Brinicle。Rising Sun Syndicate様より。許可をいただき掲載しています

3歳 牡馬
フォックスウェッジ×シェイラライズド
(シェイラライズドの2019。2番仔)
アーロン・パーセル厩舎

初のオーストラリア共有馬!
オーストラリアでG1を勝ち、産駒からもG1ウイナーが出ているフォックスウェッジ産駒!

レポート内容

お世話になっております。

既にPrismを通してお知らせが届いているかと思いますが、急遽土曜日に南オーストラリア州・アデレードにあるモーフェットビル(Morphetville)競馬場で行われる3歳未勝利1050m戦に登録及び出馬投票を行いました。

以前のレポートで目標とお伝えしていたハミルトン競馬場開催は、今週末から月曜日にかけて大雨が予想されており、現時点では重馬場〜不良馬場での開催となる可能性が高いためです。

本来でしたらもう数日待って、馬場状態、ハミルトン開催の出走馬(金曜日発表)を見定めたいところなのですが、他州への遠征となるためアデレードへの出走の場合は明日の朝出発する必要がございます。

また、遠征費用も必要となるため一口(2.5.%)当たり$10~15の遠征費負担が固定預託領外で発生してしまいます。

馬主の皆様からご意見がございましたら、本日中にお知らせくださいませ。
判断の材料として以下をご参考ください。

アデレード
・総賞金$41000
・鞍上はアデレードのリーディング上位のベテラン、バレンド・ヴォースター騎手を確保
・枠順は10頭中3枠
・馬場状態は稍重、雨の予報もなし
・3頭ほど近走で好成績の出走馬がいる
・南オーストラリアのレベルはビクトリア州に比べると低め
・固定預託料外の料金が発生(一口$10-15)

ハミルトン
・総賞金$27000
・鞍上はリンダ・ミーチ騎手に依頼予定だが騎乗してくれるかは不明
・枠順、出走馬は金曜日まで不明
・馬場状態は重馬場から不良の可能性が高い


本来でしたら他州への遠征は実績を積んでから行いたいところなのですが、ビクトリア州で続く大雨を踏まえて急遽アデレードへの登録を提案させて頂きました。本日中にアデレードの出走メンバーについて調査し、調教師と協議をする予定です。

共有馬主の皆様からの意見がどちらかに偏ることがなければ、我々と調教師で相談の上で遠征の可否を決定いたします。

今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。

引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate

アーロン・パーセル調教師コメント

「ハミルトンに行くつもりでしたが、天候を踏まえてアデレードにも登録をしました。

本来でしたら輸送の負担のないハミルトン開催が有力ですが、前開催が超不良馬場であったため馬場状態が完全に回復しているとは思えず、今週末の雨による馬場への不安が大きいです。

まだ若い馬ですので長時間の輸送は心配ですが、アデレードでは好枠を引けたので検討する価値はあるかと思います。

本日中にライジングサン・シンジケートと協議をして出走をするかと決めたいと思います。」

2022/10/19 レポート内容

ブライニクル共有馬主様各位

お世話になっております。

ブライニクルの遠征に関して、たくさんのご意見ありがとうございました。

多数の馬主様からアデレードへの遠征の賛成、または弊チームに任せるというご意見を頂きました。

ビクトリア州は今後の2週間は多くの雨が予想されているため、月曜日のハミルトン開催を回避してもしばらくは馬場状態の良い開催が行われる見込みが薄いこと。

パーセル厩舎から複数の遠征馬がいるため、輸送も他馬の行えることを踏まえて、調教師とも協議を行った結果、遠征を行い土曜日22日のMorphettville(モーフェットビル)開催に出走する方針となりました。

10頭立ての3枠と好枠を引いており競馬はしやすいと考えています。

馬場状態も稍重発表で、天候が悪化しなければ良馬場での開催もあると想定しています。

鞍上のバレンド・ヴォースター騎手はG1を二勝しているベテラン騎手で、昨シーズンはアデレード地区で大差のリーディングを獲得、今シーズンも1位とは僅か1勝差の3位で非常に優秀な騎手です。

テン乗りではありますが、安心して鞍上を任せられるはずです。

初のメトロ開催への出走、他州の遠征、距離短縮など不安点もありますが、前走使ったことで状態は上がっていると思いますので、ここでも良い走りを期待しています。

レース当日に出走馬の取り消しを含めて、また詳しく報告いたします。


レース1 1050m - Croser Three-Year-Old Maiden Plate (Heat of TAB Rebel Raider Series),Morphettville
騎手 B Vorster
発走時刻 11:56(日本時間10:26) 2022/10/22
斤量 57.5 kg
枠順 3
馬場 稍重

クロキリ感想

2021年11月に第3手根骨の亀裂骨折がみつかり療養期間に入り、療養中の2022年5月には去勢手術もうけ、2022年10月8日ついにデビューを果たしましたブライニクル。

着順こそ4着でしたが積極的なレースを展開して着差もそれほどなく、次走への期待が高まっている状態でしたが、注目の2戦目は遠征に挑むこととなりました。

去勢手術の時もそうでしたが、遠征についてどう思うか意見を聞いてもらえるというのは一口ではちょっと無いことで新鮮でしたね。

私は遠征に賛成しました。

前走で敗因の1つとして挙げられていた馬場状態がそっちの方が良さそうで、上位騎手の方が確保されており、前走スタートは上手くいっているブライニクルに内寄りの枠、更に賞金も良いとなれば、NGの理由の方が少ないなと感じたからです。

ネックになる遠征ですが、詳細な位置は不明ですがざっくりとビクトリアからアデレードの距離をGoogle先生で調べてみると556㎞と出ました。

同じくGoogle先生によりますと美浦トレセンから京都競馬場が570㎞、栗東トレセンから中山競馬場が500㎞くらいらしいので、こちらも詳細なルートなんかは不明ですがとりあえず関東馬の関西遠征、関西馬の関東遠征と距離的には同じくらいなんだなという形で理解。

輸送手段や環境、馬それぞれのストレスの感じ方にもよるでしょうから一概には言えませんが、とりあえずあり得ないほどの大遠征というわけでは無さそうですよね。

オーストラリアはデカいのでもっと圧倒的な距離感を覚悟したのですが、流石にシンジケートの皆様や調教師の先生が普通に検討に入れるだけあって信じられないような距離では無いようで安心しました。

まぁそれでも決して近いわけでは無いですけどね(^^;)

これをこなしてくれれば今後の選択肢も広がってくるでしょうし、勿論勝利を期待していますがまずは元気に行って、しっかり走って、無事に帰ってきて遠征も続戦も大丈夫ですというタフなところを見せてくれると良いなと思っています。

注目のレースは明日土曜日!
ブライニクルの無事と健闘を祈り、全力応援したいと思います!


※画像・動画・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。