一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

豪共有2歳馬ホーリーシールの20近況(2022/11/10)

オーストラリアで2頭目の共有馬ホーリーシールの20、最新の近況レポートが届きました!

早速確認してみましょう。





HOLY SEAL20

ホーリーシール20。2022年11月 ライジングサンシンジケート提供。許可をいただき掲載しております。

2歳 牝馬
グラント×ホーリーシール
(GRUNT× HOLY SEAL)
マット・クマーニ厩舎

初の共有牝馬!
マイルG1を2回勝っているグラントの産駒!

クマーニ調教師コメント

「ここ2週間の本馬の状態にはとても満足しています。

報告でもお伝えしましたが、10月中旬頃は馬体のハリもなく精神的にも肉体的にも状態はあまり良くありませんでした。

その後の2週間は軽めのメニューで調教を消化していると、馬体は良くなり調教での動きも良くなりました。

そのおかげで、放牧に出す前に15−15の調教も想定通りの回数をこなすことが出来ました。

本馬は、本格的な追い切りを行うには、まだ肉体的にまだ未熟なところもあるので今回の厩舎滞在では行わず放牧に出します。

ここで6週間ほど放牧を行いさらに成長を促し、次回の入厩時に追い切りやジャンプアウトを行えればと思います。

添付した動画にもありますが、今週は600mの15−15まで問題なくこなせています。
調教では追走して他馬の後ろで折り合いをつけて、直線で仕掛けて併走、そして最後は交わすような調教内容で、良い動きを見せてくれました。

本馬はとても興味深い馬で、賢く怖がりではない馬なのですが、怖がった振りをして乗り役を落とそうとしたり、突然走ろうとしたりと非常に闘争心の強い馬です。

競走馬としてはとても重要なことですので、調教でしっかりと教え込み乗り役の指示に従い、その闘争心を競馬の重要な場面で発揮出来る様に教えていきます。

ただ競馬に使うのはまだ先の話ですので、まずは春の良い時期に放牧でしっかりと成長を促すつもりです。

実は本馬はこの動画を撮影する前に乗り役を振り落とし、放馬してしまいました。
放馬した際も賢い馬で、軽く走り回った後に調教用の芝コースに入り草を食べていました。

放馬はしましたが本馬はとても賢い馬で、気性に問題のあるような馬ではありません。

本馬の事を高く評価していて、運動神経も良く、次回の入厩時には成長した本馬にさらに調教を積めることをとても楽しみにしています。

添付写真(↑の写真です)からもわかると思いますが、非常に良い馬格をしていてここ4−5週間の間も馬に成長が見えました。

この後も放牧の6週間でさらに成長してくれると思っています」

Rising Sun Syndicateレポート内容

ホーリーシールの20(父グラント)共有馬主様各位

お世話になっております。

本馬はここまで予定通り600mの15−15をこなし、今回の入厩では十分な調教を積むことが出来たので放牧へ出して成長を促します。

まだ成長途中の本馬ですが、厩舎からの評価は非常に高く今後もとても楽しみな1頭です。

報告でもわかる通り調教師からの評価は高く、我々としても本馬の状態にはとても満足しています。
調教映像からもわかる通り、調教での動きもよく今後もとても楽しみな本馬です。

現段階ではまだまだ未熟な面が肉体的にも精神的にもありますので、この6週間の放牧でさらに成長を促せればと思います。
2歳の間は焦らずじっくりと調教を積み、3歳のクラシック路線に向けて成長を見守りたいと思っています。

本馬の写真と調教動画を添付しましたのでご覧ください。

今後の予定や進境について、ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。

引き続き宜しくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate

https://cdn.prism.horse/media/ebdd7a0c502d426c91067303d7631f07.mp4

クロキリ感想

9月20日にクマーニ厩舎に入厩し鍛えられていましたホーリーシールの20、状態が今一つだった時期もありましたが徐々に良い感じになってきたようで、ここでいったん放牧に出されることになったようです。

他厩舎ですが1歳上のオーストラリア共有馬ブライニクルも怪我が無ければ一度入厩→しばらく鍛えられてから放牧→再入厩して数回ジャンプアウトで走ってからデビューへ、という流れを予定されているようでしたから、ホーリーシールの20もデビューへ向けて順調にステップアップしていっていると言えそうです。

騎手を振り落としたりしているようで関係者の皆様には共有馬主の1人として申し訳ない気持ちもありますが、こういう気性がレースに対しての前向きさに繋がるケースはちょいちょい見ますし、実際そういう雰囲気もあるようですから、関係者の皆様にお怪我がないよう願いつつ、レースでの好走に期待したいと思います。

このまま人馬共に大きなアクシデントなく順調に進んでいってくれますように。
次回のレポートも楽しみです!


※画像・動画・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さんより。
許可をいただき掲載しております。