team Jの一員としてセリでの落札から関わらせていただいたオーストラリア共有馬パーフェクトダイアモンドの21ことサザンクレセント、通算5走目となるレースに向けて最新のレポートが届いています。
早速確認してみましょう。
SOUTHERN CRESCENT(サザンクレセント)


3歳 牝馬 1勝(1-0-0-1-0-2)
Alabama Express x Perfect Diamond
(パーフェクトダイアモンドの21)
アーロン・パーセル厩舎
初めてセリでの馬選びから関わらせていただいた1頭!
3度リーディングサイアーになった名種牡馬リダウツチョイスの後継候補・好調アラバマエクスプレスの初年度産駒!
測尺
23年3月15日(落札直後) 体高158cm、胸囲179cm、管囲20.5cm、馬体重444kg
4月22日 馬体重474kg
10月3日 馬体重520kg
24年4月5日 馬体重546㎏
25/3/10 近況レポート
サザンクレセント共有馬主様各位
お世話になっております。
本馬は前走後も状態は非常に良いため、現時点では続戦させる予定です。
前走から2週間から3週間後のマイル戦が目標となりますが、まずはじっくりと状態を見ながら次走については決めていく予定です。
本日弊社スタッフが本馬の状態確認を行い、レース後の状態は問題なさそうです。
本馬の写真と動画を添付しましたので、ご覧ください。
今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate

25/3/12 近況レポート
サザンクレセント共有馬主様各位
お世話になっております。
本馬は引き続き状態も良く、次走に向けて調整中です。
昨日も馬場で調教を問題なくこなし、元気いっぱいで今朝はトレッドミルで調整しております。
前回のレース後はリフレッシュ放牧も考えましたが、日々、本馬の調教を付けている乗り役からも「レース後も心身共にとても良い状態」とのコメントもあり、このまま続戦の方針です。
今後はマイル戦が目標となりますが、しっかりと馬の状態を見ながら次走の予定を立てていきます。
本馬の今朝の様子を添付しましたので、ご覧ください。
今後の予定や進境についてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
Rising Sun Syndicate
クロキリ感想
2022年12月にサララボ代表のジェイさんからお声かけいただいてチームに参加、3月のアデレードセールでの1頭落札を目標に馬選びの段階から関わらせていただいたなかで、無事ご縁があり落札となりましたパーフェクトダイアモンドの21ことサザンクレセント。
セリ後はまず疲れをとるためにリフレッシュ放牧でゆっくり過ごし、23年4月下旬から育成牧場に移動して初期馴致開始。
6月中旬にそのメニューを一通り終えてリフレッシュ放牧を挟み、10月3日、ブラッド・ピアーソン厩舎に入厩して育成再開し馬名も決まり、その後のパーセル厩舎でのメニューも順調にこなしていましたが11月下旬、このままジャンプアウトに向かうか一旦放牧を挟もうかというところで右前の膝に骨棘が発見され放牧へ。
約2ヶ月の療養期間を経て2024年2月に今度こそジャンプアウトを目指そうという方針でパーセル厩舎へ戻ってきましたが、3月に入ると咳をするようになり咽頭炎との診断を受け、4月にはゲート練習中に脚を負傷してしまい、共に重度のものでは無かったようですが一旦仕切り直しということで再度放牧。
2歳シーズンは少しトラブルの多い1年となってしまいました。
それでも8月を迎えて3歳になると殆ど間をあけず2回のジャンプアウトを経験。
その2回の合わせ技でゲート試験も合格という日本ではありえないであろう申し立てが見事通り、8月26日に3度目のジャンプアウトを挟んで2024年9月16日、待望のデビュー戦を迎え、鞍上リンダ・ミーチ騎手の内を突く素晴らしい騎乗もあり見事にデビュー勝ちを決めています。
レース後は放牧へ出され、ジャンプアウトでこれもまた素晴らしい走りを見せてくれて前走から約4ヵ月、久しぶりの実戦に向かいました。
が…。
スタートで出遅れて道中もあまりスムーズな展開にはならず、最後良い脚を見せるも…というレースが2戦続き、結果も8着、7着と厳しいものに。
中盤以降の走りに関しては少しずつ良くなっていっている感もあるんですけどね。
内枠からの先行が有利なオーストラリア競馬ということもあり、出遅れが大きな課題になっています。
在厩での3戦目となった前走は通常ならスクラッチ(出走取消)してしまうことも多い外枠を引きましたが、後入れになりゲート内での待ち時間が短くなる点や、変に内で出遅れて包まれてしまうリスクが無いという点が今のサザンクレセントにはむしろ良いだろうというご判断で出走することに。
これが読み通りの良い方向に出ましたね。
スタートはしっかり出遅れて最後方からになりましたが、折り合いに関しては早めに前進を開始したこともあってかここ2走より更に良い感じ。
外を回りながらポジションをあげつつ直線に入り、最後は2着もあるかという大接戦でしたが首の上げ下げで4着。
写真見ましたが、2着争いの3頭は本当に際どいタイミングで、いやー惜しかったです。
これが在厩3戦目となったこともありレース直後は放牧も示唆されていましたが、サザンクレセント自身の状態が良かったようで在厩4戦目に向かう形に方針転換。
オーストラリアの放牧は日本の外厩のように鍛えつつという感じではなくしっかり休ませるのでレース間隔が長くあきやすいんですよね。
2-3ヶ月レースを観れないかもと思うと少し寂しいなぁと思っていましたので、少し良い結果が出たところでそのまま続戦で行けそうというのは嬉しいですし、流れ的にも良いのではないかなと思います。
更に上のステージを目指して、最高の結果に期待したいところですね。
サザンクレセントの健康と健闘を祈りつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
関連リンク
Rising Sun Syndicate代表川上さんとアーロン・パーセル調教師による本馬の解説動画
youtu.be
血統・配合的な詳しい話はこちら!
sarala6.com
Rising Sun Syndicateさんによるデビュー戦振り返り動画
youtu.be
Rising Sun Syndicate代表 川上さんの著書はこちら!
オーストラリア競馬のことがよくわかる素晴らしい教科書です!
※画像・動画・コメントはRising Sun Syndicate(https://www.risingsunsyndicate.com/)さん、サララボさん、ジェイのG1馬主への道!さんより。
許可をいただき掲載しております。