一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

DMMバヌーシーに入会したきっかけと1年やってみた感想(2019/01)

※2019年度募集よりDMMバヌーシーは募集方式を大幅に変更しました。

変更内容は以下の記事に
www.g1-kurokiri.com

これ以降は改革前の同クラブに対しての2019年1月時点の感想になります。
振り返り用の記録として残しています。




DMMバヌーシー入会のきっかけ

競馬にハマってすぐくらいにネット等を通じて一口馬主という制度があることを知った私でしたが、毎月かかる維持費のことや当時はまだ競馬も知ったばかりで新しいことに挑戦するには時期尚早ではないかなと考え入会には至らずにいました。

そんな時発足が発表されたのがDMMバヌーシーです。

月々の支払い無しの制度、馬代も1万円からとの宣伝。
私は競馬を教えてくれた友人とすぐ連絡をとり、そのまま面白そうだから一緒に入ってみるかという流れになります。

そもそもどんなクラブ?

www.g1-kurokiri.com
先日こちらの記事でも少し触れましたがDMMバヌーシーは所謂バイヤー系のクラブに分類されます。
少し詳しくみてみましょう。

特徴

最大の特徴は発足時唯一*1であった10000口という超小口募集です。

維持費や会費をまとめて最初の馬代と一緒に支払うことでその後の支払いが発生しない一括払い制と合わせて話題となりました。

先ほども触れましたが私が入会に踏み出すことができたのもこのシステムのおかげです。
毎月の支払いがないというのは気楽でした。

その後最初に数千円の馬代を払い、以降は月々数百円の管理費支払いをしていく月額制も導入されています。
が、複数口出資してもあまり割引されない点、1万口だと新馬戦優勝賞金でも一口500円前後しかもらえないなか毎月数百円は高いのではないかという点からこの制度に関してはあまり評判は良くないように感じます。


DMMはネットに強い会社だけあって、動画の更新頻度や数はかなりのものです。
出資馬の近況が担当者の方へのインタビュー動画で更新されたりしますし、掲示板に書き込んだ質問をクラブの方が聞いてきて回答してくださったりもします。

ジェンティルドンナの全妹やキタサンブラック全弟など良血馬が揃い、厩舎も池江厩舎・戸田厩舎・矢作厩舎など競馬歴の浅い私でもしっかり聞いたことがあるような名前が並ぶ今後の成績に注目のクラブです。

クラブ成績

現在4歳の世代が発足初年度世代。

キタノコマンドールがいきなりの皐月賞出走と掲示板という大活躍をみせましたが、この代は残念ながらこのコマンドール以外勝ち上がることができず。

そのキタノコマンドールもダービー後に屈腱炎が判明して休養に入ってしまった為、現役馬不在の期間が出来てしまいネット等ではローテーションや運営に対し厳しい書き込みなども多く見られました。

今年3歳のクラシック世代ではラヴズオンリーユーがデビューから2連勝で桜花賞に向かっていくことが確実視(※その後軽い故障などあり忘れな草賞からオークスへ。見事オークス制覇!)されているほか続々とデビューする馬が出てきており、アプリの掲示板も盛り上がりをみせています。

バヌーシーは初心者向け?1年ちょっといてみた感想とこれから

会費無し、1万円から出資できる気軽さから初心者向けと言われることが多いクラブです。

実際掲示板に書き込まれる会員同士の質問などやり取りを見ていても、競馬歴数年の私からみても経験や知識にかなり幅がある会員層なんだなと感じることが多いクラブですが、個人的にはむしろ他のクラブで経験を積んだ方が掛け持ちで入るのに適したクラブなのではないかなと感じています。

と言うのもやはり10000口という超小口。
レースに勝っても数百円からある程度大きいレースでも数千円という配当、初心者のモチベーションを保つ要素としてはやはり弱い額ですよね。


これが500口のシルクなどでは違います。新馬戦でも勝てば1万円
安めの馬なら1勝+掲示板数回で黒字も目指せますし、硬いレースなら馬券配当よりも賞金配当の方が大きくなることもあります。

こちらの方が初心者のうちは楽しいと思うんですよね。
実際私も少なからずそう感じています。


ではなぜ経験者の方向けだと思うのか。

例えば先ほど挙げさせていただいたジェンティルドンナの全妹やキタサンブラックの全弟、仮にキャロットやシルクで募集されたらどうなるでしょうか?

まず価格は私のような庶民が趣味で使う金額は軽く超えてくるでしょう。

それでいてこれだけの良血馬。
よっぽど馬体的な欠点などがない限り争奪戦は避けられません。

出資することすら叶わない可能性が高いわけです。


それがDMMバヌーシーだと違います。

それだけの良血馬が実績ある厩舎に預けられるにもかかわらず、少なくとも争奪戦が起こるほど早く満口を迎える心配は今のところありません。
10000口ありますから。

さらに募集額を10000で割るわけですから、400や500で割るクラブよりは馬代もかなり安くなります。


ただしその分配当も安くなります。
回収率を考えてしまうと1口1万円でもかなり厳しいと言わざるを得ません。

なので他のクラブや馬券で様々な経験をされているような方が、他では手に入りにくい良血馬のオーナー気分の応援を採算度外視で楽しむ…そういう付き合い方が合うクラブなのではないかなと。


その為私も、現在このクラブでは他でできない出資を心がけています。

他クラブでは私には手が出せないディープインパクト産駒と、夢のあるマル外馬です。

個別の紹介はまた機会を改めることにして、今回はこの辺でとめておくことにします。

以上、クロキリでした。

2023年11月追記。久しぶりに振り返ってみました

記事を読んでいただきありがとうございます。

DMMバヌーシーでは2023年現在出資をしていないのですが、控えるようになった理由やクラブライフの振り返りを久しぶりにまとめてみましたので、よろしければこちらも読んでやってください。

www.g1-kurokiri.com

*1:2018年にブルーインベスターズからリニューアルしたYGGオーナーズクラブも一時10000口を導入している