この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、通算12走目となるレースを終えて、最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 中央1勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
24/7/7 レース結果
7日の函館競馬ではスタート後、気合いを入れながら中団を進む。
途中でポジションをあげていくが、怪しくなり出すと踏ん張ることができず8着。
池添学調教師コメント
「稽古の動きだけで言えばこのクラスの馬とは思わないのですが、如何せん気難しいですからね…。
それが今回どう出るかだけでしたが、結果的にはいい方に出てくれなかったです。
申し訳ありません。
ジョッキーに聞いても
“いつもは砂をかぶると嫌がるのに今日のほうが痛いはずなのに被っても嫌がりはしなかったんです。
僕自身も驚いたほどだったのですが、行くつもりでステッキを入れられた分ハミを取れていたからかもしれません。
ただ、それも長続きはせず、捲っていこうくらいのつもりで動かしていったのですが最初だけで長続きせず、最後はダラッとしてしまいました。
レースを終えてもケロッとしているし、気持ちが影響しているのは否めないと思います”
とのことでしたね…。
また、賢過ぎて馴染むのも早すぎるという話もあり、自分でもういいやと諦めている感もあるようですから、状況如何では条件を変えながら新鮮味を保ちながら使っていくことも考えていく必要があるかもしれません。
いずれにせよ、今日はまったく走ったような素振りはなかったようですし、函館での滞在がいいとも思える馬なので、場合によっては連闘も視野に入れていくかもしれません」
クラブコメント
2ヶ月の調整期間を経て臨んだ今回は過去に勝てた函館戦とあって好走を期待して送り出しました。
しかし、気持ちが続かず懸命に走ることをやめてしまったようです。
ダメージが少なさそうなことから連闘も視野に入れていますが、まずはレース後の状態をよく見てから判断していきます。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は調教で良い動きを見せていて、レースでは鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたりと試行錯誤されつつも、4走連続の掲示板外と再び厳しいレースが続いていました。
が、通算10走目となる京都でのレースで素晴らしい追い込みから2着という結果を残してくれています。
良い流れのなかで期待が高まるなか、池添先生とクラブは中1週での続戦を選択。
5月5日、1走前に2着になった時と同条件となる京都のダート1400mで出走しましたが…環境、展開的に気分が乗らなかったのかもしれないとのことでしたが、後方から追走し直線に向かうも目立った末脚を見せることはできず。
勝ち馬バイファーザベストから1.4秒差の13着でレースを終えています。
レース後は北海道で調整され中8週。
通算12走目、今年5走目となるレースとして7月7日、函館で出走しました。
中団につけてレースを進め、3-4コーナー辺りでそのまま前に並びかけて行くかのような勢いでポジションを上げだした時はかなり期待が高まったんですが、残念ながらそこまででしたね…
結局上がり切ることなく下がり出してしまい、最後まで再度エンジンがかかることはありませんでした。
やはりそこで気持ちが切れてしまっていたようで、うーん…こういうパターンって難しい印象ありますよね…
多くの名馬を見てきている池添調教師が「稽古の動きだけで言えばこのクラスの馬とは思わない」と言ってくださるくらいですから、調教では本当に良いパフォーマンスを披露しているのでしょう。
なんとかそれをレースで見せてほしいものですが…
ブルーペクトライト自身がその気になるのを待ちながらレースを重ねていくしかないんですかね。
せっかく北海道開催にきていますし連闘も検討していただけるようですから、なんとか1つ力を出し切るようなレースをしてくれるよう祈るばかりです。
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!
好走を期待して、次走も全力応援したいと思います!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。