この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、通算14走目となるレースを終えてから転厩、今回転厩後初戦を終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト
4歳牝馬 中央1勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎→関西)宮地貴稔厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
24/11/14 更新情報
13日は栗東坂路で追い切りました(56秒2-40秒6-26秒1-12秒7)。
17日の京都競馬(3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1400m)にC.デムーロ騎手で出走いたします。
宮地調教師コメント
「水曜日は坂路で単走の追い切りを行いました。
スタートは15-15程度のペースで入り、終いを気分良くサッと伸ばしました。
全体の時計は目立ちませんが、先週までで馬体はほぼ仕上がっていますので、このぐらいで十分でしょう。
番組については想定などを見て検討し、京都の牝馬限定戦にC.デムーロ騎手で向かうことにしました」
24/11/17 レース結果
17日の京都競馬ではスタートから鞍上が終始促していくが、なかなか進まず道中は後方の位置取り。
直線に向いてからも目立つ伸びは見られず12着。
C.デムーロ騎手コメント
「スタート直後は問題なかったのですが、ダートに替わる切れ目のところでキックバックを受けて嫌がってしまいました。
その後気持ちが萎えてしまった感じで、ずっと追走に苦労してしまいました。もう少しスムーズだったら違ったかもしれません」
クラブコメント
今日は砂を被ったことが影響したようで、終始進みが悪くなってしまいました。
集中力がカギとなる馬だけに、こういう展開だと気持ちの面で後ろ向きになってしまいますし、スムーズな競馬で見直しを図りたいところです。
この後は馬体を確認してから検討していきます。
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は調教では良い動きを見せていて、レースではそれを発揮させるために鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたり芝に戻してみたりと試行錯誤されているのですが、勝ち馬から0.5秒差の2着に入ったレースが1つあるのみであとは掲示板にも届かない結果が続いています。
前走は8月25日に通算14走目のレースに出走。
スタートは良かったんですが、気性面の難しさを見せてじりじりと下がっていってしまいそのまま見せ場無く…という形で終わってしまいました。
苦戦が続くなか10月半ばに転厩が発表され、翌週には早速新規開業の宮地先生のもとに。
転厩先でも調教では悪くないコメントをいただきつつ調整され11月17日、鞍上になんとCデムーロ騎手を迎えて転厩初戦・約二か月ぶりのレースに挑みました。
が…
まずまずのスタートを切るも徐々に後退していき、Cデムーロ騎手のコメントにもあるようにキックバックを受け出してからは更にポジションを下げ、最後直線では外から数頭交わしたようですが残念ながら目立つほどの追い込みとはならず。
前走と殆ど変わらない形になってしまいましたね…
Cデムーロ騎手のお力で何か違った姿を見せてくれるのでは…と期待していましたが、今回はブルーペクトライトの頑固さが勝ってしまったようです。
これで2走連続の二桁着順。5走連続で掲示板を逃していることになりましたが、ポジティブ要素があるとすれば転厩初戦だったというところ。
この走りを見て宮地先生がどのような調教・レース選びをされるのか。
それによって少しでも上昇のきっかけが掴めたら良いですよね。
上積みに期待して、次走も全力応援したいと思います!
とりあえずお疲れ様ブルーペクトライト!!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。