キャロット入会3代目となる出資馬ハーレクイーンの21ことレドンホール、最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
レドンホール

2歳牝馬
リアルスティール×ハーレクイーン
(ハーレクイーンの21)
ノーザンファーム産
関西)斉藤崇史厩舎
出資馬2頭目のリアルスティール産駒!
斉藤崇史厩舎預託馬への出資は初!
在厩場所
NF空港
2023/04/28 担当者さんコメント
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。
この中間も速めのペースを取り入れて動かしていますが、いい意味で変わりはありません。
背腰を中心にパンとしてくれば、走りは良い方へと変わってくるはずなので、今後も現状程度のメニューを継続していくことで芯から鍛えていきたく思います。
2023/05/15 担当者さんコメント
馬体重:441kg
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は900m屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。
ここから更に全体的な成長が見込めるはずなので焦ることはせず、まずは日々のメニューを丹念にこなすことを心がけています。
現時点においてはまだ馬体がしっかりしておらず、首からトモにかけて硬さが出やすいので、上手くケアを施しながら調教に臨んでいきたく思います。
クロキリの一言
この世代のキャロット唯一の出資馬となっていますハーレクイーン21ことレドンホール。
大きなアクシデントがあったわけではないのですが、なかなかグッと成長する時期が来ないという感じで、悪くもないけど凄く良い方というわけでもない、という雰囲気のまま5月も半分がすぎてしまいました。
中央の新馬戦が始まるまでもう2週間。
早めに仕上げていってデビューに向かわせていくイメージがあるノーザンファーム生産馬ですから、若干の不安と言いますか、置いて行かれてるんじゃないだろうか、とちょっと心配になってしまいますね。
早ければ良いってもんじゃないことは重々承知しているつもりではありますが…
と、ここで昨年のウマフリさんでの連載記事執筆に使った新馬戦データを確認してみますと、6月は25戦新馬戦が開催されまして、ノーザンファーム生産馬の勝利は8回。
その内クラブ所属馬の勝ち星は4つで、サンデー、サンデー、キャロット、サンデーでした。
(シルクも6月1勝していますが、白老生産馬)
生産牧場別で見ると勿論ノーザンファームの8勝というのは6月の最多勝なんですが、昨年はサンデーがスタートダッシュを決めた年だったんですね。
新馬戦全体への出走頭数や、未勝利戦での勝ち上がりまでは記録を残していないのでパッと出てきませんが、少なくとも昨年の新馬戦勝利数で見ると、キャロットはイメージほど早くからバンバン勝ち上がったわけでは無い、ということがわかります。
年間通して見ると9頭が新馬勝ちで、その内6頭が11月以降でした。
年間11頭が新馬勝ちしたシルクは7頭が8月までに勝っており、真逆の傾向が出ているのがちょっと面白いですね。
キャロットとシルクは隔年で活躍馬が出る、なんていう都市伝説的な説もありますが(実際そう見える時期も確かにあると個人的には思う)、こういう傾向は今年入れ替わるのか、入れ替わらないのか。
この辺の数字の変化を見るのも結構楽しみです。
ちょっと脱線しましたが、なかなか成長期が来ていないもののハロン15に届く調教は出来ていますし、元気ではある様子のレドンホール。
どこかでグッと良くなる時期が必ずあると思いますので、このまま大きな怪我等無く、着実に成長していってくれればと思います。
次回更新も楽しみです!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。