キャロット入会3代目となる出資馬ハーレクイーンの21ことレドンホール、通算6走目となるレースを終えて最新の近況が更新されました。
早速内容を見てみましょう。
レドンホール
3歳牝馬 未勝利
リアルスティール×ハーレクイーン
(ハーレクイーンの21)
ノーザンファーム産
関西)斉藤崇史厩舎
出資馬2頭目のリアルスティール産駒!
斉藤崇史厩舎預託馬への出資は初!
24/8/22 更新情報
21日は函館Wコースで追い切りました。
22日は軽めの調整を行いました。
25日の札幌競馬(3歳未勝利・芝2000m)にティータン騎手で出走いたします。
斉藤崇史調教師コメント
「水曜日に函館のウッドコースで追い切りを行っており、5ハロン72秒0、ラスト1ハロンは13秒7という計測でした。
馬なりでサラッとやる程度でしたが、現地からは“スムーズな走りで反応良く動けていました”と報告を受けていて、追い切り後にそのまま札幌競馬場へと移動させています。
なお、鞍上はWASJで来日するティータン騎手に依頼をしました。
この中間も引き続き順調に調整が続けられていますので、なんとか勝利を掴めるよう頑張ってほしいと思います」
24/8/25 レース結果
25日の札幌競馬では道中後方でリズムを整える。
直線は外からジリジリと伸びたが7着。
ティータン騎手コメント
「返し馬でちょっとスイッチは入ってバタついてしまいましたので、コミュニケーションを取るように慎重に進めたところ、ゲート裏では落ち着いてくれましたね。
競馬は枠なりに外目を通る形になって楽ではなかったけど、最後は脚を使ってくれたと思います。
結果的にもう少しロスなく運べていれば良かったですし、いい結果を出せず申し訳ございません」
クラブコメント
直線は外から懸命に脚を使ってくれましたが、枠なりに外目の競馬になったこともあってか、上位争いに加わることができませんでした。
今後はレース後の状態と今日の競馬の結果を精査しつつ、どうするか方針を決めていきます。
24/8/27 クラブ更新
今回は時計の掛かる洋芝で変わり身を見せてほしかったのですが、最後の直線こそ伸びてはいたものの、上位に迫れず7着に敗れてしまいました。
レースぶりは悪くなかっただけに、もう少しでも内目の枠だったらと思ってしまうのですが、今回優先権を確保できなかったことで、残された未勝利期間内での出走は厳しい状況であることから斉藤崇史調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
斉藤崇史調教師コメント
「先週の競馬は申し訳ありませんでした。
速い脚を使えるタイプではありませんから、少しでも時計が掛かる方がいいと思い、札幌の洋芝を目標に調整を進めてきました。
本馬場入場の際にテンションが高くバタついてしまいましたが、それを考えると返し馬後は落ち着いて対応してくれたように思います。
直線は最後まで伸びようとしてくれただけに、ジョッキーが言うようにも少し内目の枠でロスなく運べていれば…と思うと残念でなりません。
気性面は徐々に良くなってきていますし、ここできっちり結果を出したかったのですが、勝ち切ることができず会員の皆様には大変申し訳なく思っております」
クロキリの一言
この世代のキャロット唯一の出資馬となっていますハーレクイーン21ことレドンホール。
6月23日に北海道を出発すると、29日には早くもトレセン入厩し7月5日に早速ゲート試験を受けて無事合格しています。
放牧を挟んでデビューは10月7日、団野騎手を背に京都芝1600で新馬戦を走り11着。それから再び放牧を挟み12月16日に通算2走目となるレースを走り7着。
特に気性面に幼いところを見せトレセンに入っても「テンション的に煮詰まってきたから一回走らせておきましょう」という感じの出走が続き、1月20日も放牧を挟みトレセン入厩からすぐ出走の所謂10日競馬でレースに向かうという状況でしたが、レドンホールなりの成長を見せてくれて初の掲示板となる4着で帰ってきてくれました。
1600、2000、2200と距離延長しながら11着、7着、4着と少しずつ着順を上げ、勝ち馬とのタイム差こそ3レースとも1±0.1秒とあまり変わりませんでしたがレース内容も着実に良くなってきている印象のなか迎えた前々走、通算4走目でしたが…
好スタートからの序盤から中盤はレースを引っ張っていく展開になるも、コーナーを曲がりながら後続に並ばれるとそこからは石橋騎手が心房細動を疑ったというほどの大ブレーキ。
勝ち馬ハイラントから5.9秒差。タイムオーバーの完敗となってしまいました。
幸い病気やケガでは無かったようで1ヵ月の出走停止期間は しがらきで特に問題無くすごし6月25日トレセン帰厩。
小倉開催に向けて準備していくとアナウンスされていましたが、金沢での交流戦に出走できることになったということで通算5走目のレースは金沢競馬で初のダートへ。
スタートは上手く出たようでしたが、そのあとはじわじわとポジションを下げていき、最後も巻き返せず勝ち馬ドナアフロディテから4.3秒差、10頭立ての7着でレースを終えています。
残念ながらダートは合いませんでしたね。
レース後はしがらきでの放牧期間を挟み函館競馬場へ。
未勝利戦のタイムリミットを翌週に控えた8月25日、芝に戻して勝ち上がりをかけた1戦にのぞみましたが…
まずまずのスタートでしたが外枠から前に入って行けるほどでは無く、早めに内へ切り替えて行ったように見えたんですけどね。
馬群後方、内ラチから数頭分外でレースを進めることになり、更に最終コーナーを回り直線に入るところでも外を回った割にはスペースが大きく開いたとは言い難く、確かに伸びてはいましたが上位勢を捉えるような展開に持ち込むことはできませんでした。
勝ち馬レイピカケとの差は0.9秒。
優先権獲得のボーダーである5着パントジェーヌとは0.2秒差。
4秒以上の差をつけられた近2走と比べると立て直しには成功したと言えそうですが、今回も勝ち馬から1±0.1秒のタイム差におさまっていて、これは新馬戦からの3走と同じ結果。
ダート挑戦も厳しい結果に終わってしまいましたし、内容的に全く通用していない感じはなかったものの勝ち切るほど大きな前進も見えていないということで、レース直後にはアナウンスされていませんでしたが改めてファンド解散の更新が。
残念ですが、仕方ない決断ですかね…
牝馬ですしダートで覚醒を、というタイプでも無さそうですので、成績的にちょっとノーザンファームでは難しいかもしれませんが母としての挑戦をスタートしていくことになるでしょうか。
昨今はノーザンファームや社台ファーム出身の牝馬が他の牧場に行ってから活躍馬を産むというケースもちょこちょこ見られますし、レドンホールの健康を願いつつ、今度は産駒の活躍に期待したいと思います。
お疲れ様レドンホール!
ありがとうレドンホール!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。