シルク出資3歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、通算5走目となるレースを終えて最新の近況が公開されました。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
3歳牡馬
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
更新情報
レース結果
4/9(土)中山7R 3歳1勝クラス〔D1,800m・14頭〕8着[1人気]
まずまずのスタートから押っ付けながら先行しますが、道中は砂を被って嫌がりながらの追走となります。
そのままの位置で勝負どころに差し掛かりますが、最後の直線コースでは目立つほどの伸び脚は見られず、昇級戦は8着入線しています。
奥村豊調教師コメント
「パドックでは少しチャカチャカとして幼いところを見せていましたが、中山競馬場に到着後はテンションが高くなり過ぎることもなく、良い意味で前走と変わりない雰囲気で向かうことが出来ました。
調教では前に馬がいるとムキになって走るところがあったことから、中間は改善を図る為に前に馬を置くようにしていましたが、追い切りを重ねていくにつれて我慢して走ってくれるようになりましたので、レースでも良い方に向いてくれるのではないかと期待していました。
ただ、実戦ではすんなりと先行出来なかった為に砂を被ってかなり頭の高いフォームでのびのびと競馬が出来なかったですね。
坂井瑠星騎手は
『前走のような競馬が理想と考えていましたが、内目の枠に加えて速い馬がいた為に、揉まれる競馬になってしまいました。
あれほど砂を被るのは初めてということもあって、道中はかなり嫌がって走っていました。
経験の浅いところが出てしまいましたね』
とのことでした。
外目の枠でリズムよく運べた前走と違って、今回は内目の枠に加えてテンの流れも速くなってしまいましたし、昇級戦としては厳しい競馬になってしまいました。
精神面に課題はあるものの、調教では教えていくにつれて対応してくれているように、経験を積んで行けばどのような形になっても走ってくれるようになるでしょう。
この後はトレセンに戻って状態を確認したうえで相談させていただきます」
クロキリの一言
前に馬を置くとムキになってしまうというのはここ最近ずっと課題として取り組んでいた部分でしたので、まさにそういう状態になったレースを見て「なるほど、今後の教育のためにレースでもそれを貫き通すんだな」と勝手に納得していたのですが、コメントを見てみるとそういうわけではなく単純に枠と展開的にそうなったということみたいです。
1.8倍の一番人気としては不甲斐ない結果になってしまいましたが、インディゴブラックとしては一番なってほしくない展開だったということで次走条件が変わればあっさりということも充分あり得そうですよね。
今回素人目にもエキサイトしている様子ははっきりわかったので、これがトラウマみたいになって走る気をなくしてしまわないと良いなぁと少し心配しております。
全力を出せたとは言い難いと思いますので問題なければ続戦で見たいところですが、心身どちらかに少しでもなにかありそうならここは無理せずリフレッシュさせてあげたい気もしますね。
どう進んでいくかわかりませんが、プロのご判断を信頼して見守りたいと思います。
とりあえずお疲れ様インディゴブラック!
これを乗り越えての次走巻き返しに期待しています!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。