シルク出資3歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、通算8走目となるレースを終えて、最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック

3歳牡馬
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!
2022/10/31 レース結果
10/30(日)東京8R 本栖湖特別〔芝2,400m・11頭〕10着[8人気]
もっさりとゲートを出ますが、二の脚を活かして道中は単騎先頭でレースを進めます。
そのまま4コーナーを回りますが、残り400mで交わされると抵抗できずに後退し、後方で流れ込んでいます。
奥村豊調教師コメント
「東京競馬場までの輸送で体重の変動はそこまでありませんでしたし、馬の雰囲気も悪くありませんでした。
ただ、レースが近づいてくると馬もその気になってしまい、返し馬では力んでいましたね。
ゲート内でも気負いが見られ、落ち着きがないためにスッと出ることが出来ませんでした。
ジョッキーには揉まれずのびのびと走らせて欲しいと伝えていたことから、道中は二の脚を活かしてハナに立ってくれましたが、直線で交わされたところではもう抵抗することが出来なかったですね。
レース後、C.デムーロ騎手は
『気持ちに余裕がないのか、返し馬やゲート内では昂ぶりが目立っていましたね。
良いスタートを決めることが出来なかったものの、この馬のストライドを活かすために先頭に立っていきましたが、単騎でもリラックスできずに力みが見られましたし、直線ではもう余力が残っていませんでした。
落ち着いて競馬が出来ればこれぐらいの距離でも良いのでしょうけど、精神面が成長するまでは2,000mぐらいの距離が良いように思います』
とコメントしていました。
芝の走りは悪くないものの、芝・ダート云々というより精神面がもう少しどっしりしてもらわないといけませんね。
この後はトレセンに戻って状態をよく確かめた上で、今後の予定について検討させていただきます」
クロキリの一言
中途半端に控えず自分の走りを、ということで臨んだ10月30日、通算8走目のレース。
スタートはゲートが開くタイミングと合わず少し遅れましたが、二の脚がスムーズについて一気に先頭へ行ったインディゴブラック。
逃げの体勢に入っていきました。
なかなかリラックスできなかったインディゴブラックは直線に入る頃には余力が無く、どんどん沈んでいってしまい勝ち馬シルブロン(こちらもシルクの馬でしたね。おめでとうございます!)から1.4秒差の10着でゴール。
コメントでも言われている通り、芝が合うとかダートが良いとかそういう話ではなく、現状ではどっちでも良いけどとりあえず力むのなんとかしないと…という感じでしたね。
こういうのって成長によって慣れて落ち着いていくものなんでしょうか?
気が乗らないとか、レースに前向きになれないタイプの気性に難ありという仔はこれまでの出資馬にも何頭かいましたが、力んでしまってガス欠で…というのが続く仔は今までの出資馬ではあまりいなかった印象で、ちょっと新鮮です。
とは言えそんななかでもしっかり2勝を挙げている馬ですからね。
きっとこれを克服して更に良い走りを見せてくれると信じています。
成長待ちなのか、調教で何かしら手があるのか、馬具を工夫してみるのか。
どのような選択をされるのか、次回更新を楽しみに待ちたいと思います!
とりあえずお疲れ様インディゴブラック!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。