シルク出資4歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、通算12走目となるレースを終えて、最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
4歳牡馬
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
2023/05/03 更新情報
在厩場所:ノーザンファームしがらき
奥村豊調教師コメント
「東京競馬場に到着直後は516kgあったのですが、レースまでの間に体重を減らしてしまいましたし、もしかすると間隔を詰めての競馬だったことで、精神的に馬に余裕が無かったのかもしれません。
スタート直後に挟まれて前に行けなかったので、内田博幸騎手は今後の為にも一旦は控える競馬を試してみようと考えたみたいですが、キックバックを受けた途端に馬が止まってしまいそうだったため、外に出して行ったということです。
前々走のように毎回上手く逃げられるわけでは無いでしょうし、このクラスで安定した走りを見せるためには、現状の砂を被った際の脆い面を克服していかないと厳しいでしょう。
トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて気になるところはありませんでしたが、続けて使わせていただきましたので、リフレッシュを図るべく2日にノーザンファームしがらきへ放牧に出しています」
クロキリの一言
4月9日、通算11走目のレースとして中山・印西特別に挑み、2022年8月のレパードS以来となる久々のダートで見事勝利。
多少テンション面での高ぶりはあったものの、体調面に問題がなかったことから中2週での続戦を選択し、2番人気に推されて4月29日、横浜ステークスに挑みましたが、序盤から前に出ていくような展開に持ち込めず、馬群に入るとやる気が出ないいつもの傾向も出てしまい、15着の完敗となりましたインディゴブラック。
心身のリフレッシュをはかるべく一旦放牧に出ています。
最後は持ちませんでしたが、あのまま中にいても何ともならなかったでしょうし、内田騎手のご判断は納得いくところだなと思います。
テレビとか離れた視点から見ているならともかく、レース中にあの馬群の中でその判断ができるってやっぱり凄いですよね、騎手のかたって。
ある程度は想定されていたパターンだったんでしょうか。
プロなんだから当たり前だろと言うかたもいらっしゃるかもしれませんが、それにしてもやっぱり凄いなぁと思います。
外に出されるとちゃんと脚を使えていますから、伸び伸びと走れる環境・展開になればそれなりに通用するスピードを見せてくれるという点はやはり間違いなさそうです。
が、ずーっと言われていることですが、そういう展開にならなかった時に完全終了してしまう弱点をどこまで克服できるかですよね。
流石にここまで苦手だと、ここからどんなに改善されても得意にとまではいかないでしょうけど、せめてもう少し無難にこなせると言いますか、我慢できるようになると良いんですが…
そうなればもう少し成績も安定するでしょうし、能力的にはオープン入りも夢ではないんじゃないかと思っていますので、今後の成長に物凄く期待しつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。