シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、去勢後2戦目となるレースを終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央3勝
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
在厩場所
栗東トレセン
2024.05.16 奥村豊調教師コメント
「先週末に幾らか時計を出すつもりでしたが、障害練習中に落鉄した経緯があったので、念のために普通キャンターの調整に控えました。
ただ、その後は特に問題なく進めることが出来ていましたので、昨日は障害練習を行い、本日はCWコースで追い切りを行いました。
気持ちが入り過ぎないように2コーナーからコースに入り、5ハロン69.1秒でラスト1ハロン12.0秒のタイムを馬なりでマークしています。
70-40から終い重点で伸ばすように伝えていましたが、道中は力むことなく、折り合いが付いて最後までしっかりとした脚取りで走ることが出来ていましたよ。
ここまで順調に進めることが出来ていますが、追い切りをこなしていくにつれて気持ちが入り易くなっているので、その中で障害練習ではどのような飛越になるのかよく注意して見ておきます。
当初は来週の東京・障害未勝利戦を予定していましたが、一頓挫あったことからもう1週延ばさせていただいて、6月1日の東京・障3,000m戦に向かう予定です。
鞍上はそのまま小坂忠士騎手に依頼しています」
2024.05.23 奥村豊調教師コメント
「先週の追い切りで気持ちが昂らなければいいなと思っていたものの、翌日に馬の様子を見るとテンションが高くなっていました。
ただ、その後は徐々に落ち着きを取り戻してくれましたし、22日は障害練習の後にCWコースで追い切りを行いました。
小坂忠士騎手は
『先週よりもテンションは高くなっているものの、障害練習ではこちらが求めることには素直に受け入れてくれますし、併せても気にすることなく集中して飛ぶ事が出来ています。
また、追い切りでもメリハリの付いた動きが出来ていましたし、レース1週前としては順調に仕上がってきていると思います』
とのことでした。
障害試験では1頭で行ったので、併せた際に気持ちが悪い方に向かないか気掛かりでしたが、今の感じであれば競馬に行っても不安定な飛越にならないと見ていますし、ここまで順調に仕上がってきていますよ」
2024.05.29 奥村豊調教師コメント
「29日にCWコースで追い切りを行いました。
5ハロン71.0秒でラスト1ハロン12.4秒のタイムを馬なりでマークしており、レースに騎乗予定の小坂忠士騎手は
『やはり追い切りをこなしていくにつれて、気持ちが入ってきましたね・・。
ただ、障害練習に関しては併せていても落ち着いて飛ぶことが出来ていますし、平地と違って障害戦は適度な距離を保ちながらレースを進めていくので、その辺りが良い方に出てくれると良いですね』
とのことでした。
ジョッキーが話していたように、普段の調教でもピリッとしたところを見せるようになってきているので、その辺りが気掛かりですね。
ただ、想定を見る限り、そこまで頭数は揃わない感じですし、出来るだけ揉まれずにのびのび走ることが出来れば楽しみだと思っています」
2024.05.30 出走情報
6月1日(土) 東京1R 10:05 障害未勝利 (混) ダート3000m 小坂忠士騎手(60.0kg)
クロキリの一言
4歳春までに3勝を挙げ、夏に条件が合いそうな番組が無いということで5月28日、北海道まで戻り本格的なリフレッシュ期間に入り、テンション面に課題を見せつつも状態自体は悪くなさそうな雰囲気でリフレッシュ&調整。
秋に戻ってきてからも2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
手術後は3月10日、4月7日にレースを走り、手術前よりかなり我慢できている様子を見せつつも結果は12着、13着。
現在5走連続二桁着順とかなり苦しんでいるなか、次走は前走の前に練習として取り組み試験にも合格していた障害レースへ挑むことになり、トレセンで調整されています。
当初は5月25日の東京を目指す予定となっていましたが調教中に落鉄があり大事を取って1週スライド。
テンションが高まりすぎてしまう心配もありつつなんとか許容範囲内だろうということで、明日の東京1Rで障害デビュー戦を迎えます。
私の一口出資馬初出走は2017年でしたので今年で8年目。
中央では通算282戦してくれていますが、ファンド継続中の出資馬が障害レースに出るのは今回が初めて。
好走してくれれば勿論嬉しいですが、とりあえずアクシデント無く完走しその上で「障害でやっていけそうだぞ⁉」と思えるようなレースになってくれたら最高ですね。
24年目のベテラン小坂騎手が上手いこと導いてくれるでしょう。
人馬の無事と健闘を願いつつ、愛知から全力応援したいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。