シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、初の障害戦を終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央3勝
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走馬!
在厩場所
栗東トレセン
2024.06.01 レースレポート
6月1日(土) 東京1R 障害未勝利 (混) ダート3000m 小坂忠士(60.0kg) 4着 6人気
小坂忠士騎手コメント
「パドックからテンションが高かったですし、跨ってからも多少マシではあったものの、トレセンにいる時とは違う昂り方をしていて、競馬に行ったら違う一面を見せるんだなと感じました。
トレセンでの障害練習では普通に飛べていましたが、レースでは何箇所かバランスを崩す場面がありましたね。
最終障害も普通キャンターくらいまで落とせば問題無く飛べていたかもしれませんが、この馬の持ち味を考えれば後ろを待つよりは早めに踏んでいきたいですし、レースの流れの惰性でなんとか飛んでくれないかと思ったものの、練習とは違う障害への向かい方だったこともあり、バランスを崩してしまいました。
その分、最後の脚が無くなってしまいましたが、最後も盛り返してくれていますし、やはりポテンシャルは高いと思います。
この馬の場合は練習でできている事をどれだけレースでも同じようにできるかが重要になりますし、競馬に向かうテンションも含め、当日の雰囲気一つかなという感じがします」
クロキリの一言
4歳春までに3勝を挙げ、夏に条件が合いそうな番組が無いということで5月28日、北海道まで戻り本格的なリフレッシュ期間に入り、テンション面に課題を見せつつも状態自体は悪くなさそうな雰囲気でリフレッシュ&調整。
秋に戻ってきてからも2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
手術後は3月10日、4月7日にレースを走り、手術前よりかなり我慢できている様子を見せつつも結果は12着、13着。
5走連続二桁着順とかなり苦しんでいるなか、今回は前走の前に練習として取り組み試験にも合格していた障害レースに挑戦しました。
当初は5月25日の東京を目指す予定となっていましたが調教中に落鉄があり、大事を取って1週スライドした6月1日。
私の一口出資馬初となる障害競走になりましたが…個人的には割と良い手応えを感じられる1戦になったのではないかなと思っています。
いかがでしょう?
ゲートから早く出ていきたいというような様子から勢いよく飛び出し結果的に好スタートを切ったあと、スムーズに先頭に立ち逃げの体勢へ。
単騎で先頭に立ってくれたおかげで映像にほぼずっと映っていたというのも障害ビギナーとしてはわかりやすくレースを楽しむことができた要因の1つでしたね。
小坂騎手も仰られている通り、素人目に見ても綺麗とは言い難いなという印象のジャンプや着地がいくつかあって、しかしこれはうまくいったのでは?という跳躍もあり、結果も勝ち馬オメガリッチマンから0.5秒差の4着。
レースでのメンタル面、練習でできていることを本番やれるように、という課題自体は平地競走とそれほど変わらないかもしれません。
しかし5走連続二桁着順だった馬が久しぶりに掲示板ですからね。
応援馬券を買っていた身としてはあそこまで行ったら馬券圏内粘ってほしかったという気持ちも全く無いと言えば嘘になりますが、しかし明らかに次走以降に期待できるレースをしてくれて本当に嬉しいです。
この調子で少しずつ障害のレースに慣れてもらって、いつか先頭で走り抜く姿を見せてほしいですね。
少しレース間隔は空ける感じでしょうか?
次走も楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れ様インディゴブラック!
ナイスレースでした!!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。