シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、初の障害戦を終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央3勝
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走馬!
在厩場所
ノーザンファームしがらき
2024.06.05 奥村豊調教師コメント
「障害初戦でしたので、まずは無事に終えることが出来て良かったです。
平地の時から揉まれ弱いところがあって自分の型に嵌まらないと結果が残せなかったですから、小坂騎手はテンから出していってハナを取る競馬をしてくれました。
先手を取れたことである程度自分のリズムで運べたとは思うものの、飛越に関しては練習時と違って何箇所か危ないシーンがありましたし、いかにも初戦というような内容でしたね。
ただ、所々バランスを崩しながらも勝ち馬とは0.5秒差に収めてくれて、この馬なりには頑張ってくれたのかなと思います。
飛越の感じから何処かでぶつけた恐れがありますので、現地にいたスタッフにはレース後の歩様をよく確認してもらいましたが、大きな問題はありませんでした。
また、トレセンに戻って改めて脚元を含めて状態を確認しましたが、これと言って気になるところはありませんでした。
ただ、一生懸命走り切った感じは否めないですし、心身のことを考えると一旦放牧に出してリフレッシュさせる方が馬の為には良いでしょうから、本日にノーザンファームしがらきへお戻しさせていただきました。
次走の予定につきましては、牧場での状態をよく確かめながら検討させていただきます」
2024.06.14 調教主任さんコメント
「こちらで状態を確認したところ、脚元を含めて目立ったダメージは見られませんでしたので、トレッドミルでの運動に加えて、今週から周回コースで乗り出しています。
元気に調教に取り組めていますし、この感じであれば間隔を空けずに使っていくことが出来そうです。
馬体重は529kgです」
クロキリの一言
4歳春までに3勝を挙げ、夏は条件が合いそうな番組が無いということで北海道まで戻り本格的にリフレッシュ。
秋に戻ってきてから2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、2023年年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
手術後は3月10日、4月7日にレースを走り、手術前よりかなり我慢できている様子を見せつつも結果は12着、13着。
5走連続二桁着順とかなり苦しい戦況のなか、前走は練習として取り組み試験にも合格していた障害レースに6月1日挑戦。
逃げをうち、いくつか危うげな飛越も見せつつ最後は失速してしまいましたが、勝ち馬オメガリッチマンから0.5秒差の4着という結果を残してくれました。
次走へ期待が高まるなか初障害のダメージもあるだろうということで一旦放牧に出されましたが、最新の更新を見るとそのダメージも最小限で済んだ様子。
いやーとりあえず良かったですね!
どのくらいの放牧期間になるのかわかりませんが、外厩の担当者さんが「間隔を空けずに使っていくことが出来そう」と仰られているくらいですし、馬体重529kgは既に前走出走時から+17㎏。
あとは馬房の空き具合と奥村調教師のご判断次第というところになりそうですが、奥村先生使える状況ならそこまで不自然に間隔空けないで走らせてくださるかたというイメージがありますので、今回もそうなってくれると良いなと期待しています。
セン馬ですし、障害で結果を残して息の長い活躍を見せてくれるようになれば嬉しいですねー。
そうなってくれるようにまずは次走へ向け、この調子で良い準備期間をすごしてもらいたいです。
インディゴブラックの健康と健闘を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。