シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、障害転向後3戦目のレースを終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央4勝(平地3勝+障害1勝)
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西）奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒！
2021年度追加募集馬！
出資馬初の中央重賞出走馬！(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走＆勝利馬！
2024.11.13 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
奥村豊調教師コメント
「先週金曜日にＣＷコースで追い切りを行いました。
単走で6ハロン84秒程度と長めからサラッと終えていますが、とても良い動きを見せていましたし、涼しくなって調教もし易いですね。
今朝は障害練習とBコースにてキャンターを行いました。
飛越に関してこちらでは特に問題無さそうではあるものの、今回は初めての福島競馬場でのレースとなりますし、競馬へ行くとどうしてもテンションの上がりやすいタイプなので、明日早めに福島競馬場へ連れていき、金曜日にはスクーリングを行います。
また、今回はクロス鼻革だけでなく、メンコも着用するなど対策を講じてレースへ臨みますし、少しでも効果が出て欲しいです。
難しいところが有る馬ですが仕上がり自体は良好なので、昇級初戦でも良いレースを見せることが出来ればと思います」
2024.11.16 レース結果
11月16日(土) 福島5R 障害オープン （混） 芝3380m 小坂忠士(60.0kg) 9着 4人気
小坂忠士騎手コメント
「昨日のスクーリングの時は落ち着いていましたが、やはりレースになると気持ちが入ってしまいました。
カラ馬の行方は頭に入れていたのですが、実際に前を走られた時はかなり引っ掛かってしまいましたから、もう少し抑えてあげられたら良かったです。
体力はある馬ですから、道中をもっと楽に走ることが出来たらレース振りや結果も全然違ってくると思いますし、今後はレースの組み立てや出し入れがもっと上手く出来るように教えていければと考えています。
それでも、福島競馬場の置き障害も問題無くこなしてくれましたし、どこの競馬場の障害でも上手に飛んでくれますね」
クロキリの一言
4歳春までにダートの1900‐2400ｍで3勝を挙げ、夏は条件が合いそうな番組が無いということで北海道まで戻り本格的にリフレッシュ。
秋に戻ってきてから2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、2023年年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
手術後は3月10日、4月7日にレースを走り、手術前よりかなり我慢できている様子を見せつつも結果は12着、13着。
5走連続二桁着順とかなり苦しい戦況のなか、練習として取り組み試験にも合格していた障害レースに6月1日初挑戦。
逃げをうち、最後は失速してしまいましたが勝ち馬オメガリッチマンから0.5秒差の4着という結果を残すと、続く9月7日の障害2戦目でダノンジャッカルとの見応えある競り合いを力強く制して私の出資馬としては初となる障害競走での勝利を挙げてくれました。
今回はそれから約2ヵ月間隔を空け福島へ。
確認してみたところインディゴブラックは平地でも福島では走ったことが無く、正真正銘の初体験だったようですね。
まずまずのスタートを切るとグッと加速して前に出て行き、今回も積極的なレース展開へ。
しかし序盤から結構近いところをカラ馬が走っていて、小坂騎手のコメントを見るとやはり気にしてしまっている部分はあったようですね。
障害自体はある程度上手く飛べたようですが、前走のような直線での粘りをみせることはできませんでした。
残念でしたが、今回は初の福島という条件に加えて昇級初戦。
未勝利の次がオープンクラスになるので勝ち馬アランデルのようにオープンクラスでも既に勝利経験(今回で障害3勝目)があるような馬と一緒に走っているわけですから、ここで1つうまくいかなかったからと言って悲観しすぎることはありませんよね。
「置き障害も問題無くこなしてくれた」という収穫もありましたし、障害にきてまだ3走目。
上積みに期待して次走も楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずお疲れ様インディゴブラック！！
※画像・コメントはシルクＨＣ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。
