シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、障害転向後3戦目のレースを終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央4勝(平地3勝+障害1勝)
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走&勝利馬!
2024.11.29 更新情報
在厩場所
ノーザンファームしがらき
調教主任さんコメント
「こちらに戻ってきた後もレースの反動が出ることもなく、飼い葉食いを含めてコンディションは良好でしたので、現在は周回コースで乗り出しています。
奥村豊調教師は『スムーズに立ち上げることが出来るなら短期で戻したい』とのことでしたが、精神的に落ち着いていますし、この感じであれば帰厩させても問題なさそうです。
馬体重は532kgです」
奥村豊調教師コメント
「先日、牧場で状態を確認しましたが、気負いや疲れは見られませんでしたし、これならトレセンに戻しても問題ないと判断し、30日の検疫で帰厩させることにしました。
馬体はほぼ仕上がっていますし、間隔を空けずに使っていけそうなので、12月14日の京都・障害オープン戦に向かう予定です」
2024.11.30 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
30日(土)に栗東トレセンへ帰厩しています。
2024.12.04 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
奥村豊調教師コメント
「4日に障害練習を行った後、CWコースで追い切りを課しています。
単走で6ハロン86秒くらいの時計ではあったものの、ラスト1ハロンは外目を通って11.7秒をマークしているように、脚力を見せてくれましたね。
ただ、障害練習ではストライドが大きい馬なので乗り手との呼吸を合わせるのが難しいタイプですし、追い切りでも折り合いはそれなりに付いているものの、前半は頭の高い走りとなっていますね。
この馬の走りと言えばそれまでですが、レースへ向けて少しでも収まりがつくように工夫して調教を行っていきたいと思います。
今のところは脚元を含めてコンディション面での心配は要らないですし、来週のレースへ向けて順調そのものですよ。
鞍上は引き続き小坂忠士騎手に依頼しています」
2024.12.11 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
奥村豊調教師コメント
「11日に障害練習を行った後、CWコースにて追い切りを課しています。
単走で6ハロン84秒を切るくらいの時計だったのですが、ラスト1ハロンは11.9秒とまずまずの脚で伸びてきましたし、飛越に関しても前走より安定しているように見えました。
調教を手伝っていただいた小坂忠士騎手は
『前走の福島を使ってからそれほど間隔は空いていないのですが、それが良い方に出ているのか、動きに躍動感がありますね。
とにかくコンディションが良さそうなので、レースでの折り合いが心配になるくらいです。
ここまで状態は言うことが無いくらい良さそうなので、あとは自分の乗り方次第だと思いますし、上手く運んでしっかりと結果を出したいですね。
それに、今回直線ダートへ替わりますが、過去の成績からもその方が良いのではないでしょうか』
と話していました。
また、ジョッキーは今の雰囲気であればスクーリングは必要ないと言っていましたので、久々に当日輸送でレースへ向かうことになります」
クロキリの一言
4歳春までにダートの1900‐2400mで3勝を挙げ、夏は条件が合いそうな番組が無いということで北海道まで戻り本格的にリフレッシュ。
秋に戻ってきてから2戦しましたが、気難しいところをみせていて共に二桁着順と厳しい結果に終わり、2023年年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけましたインディゴブラック。
手術後は3月10日、4月7日にレースを走り、手術前よりかなり我慢できている様子を見せつつも結果は12着、13着。
5走連続二桁着順とかなり苦しい戦況のなか、練習として取り組み試験にも合格していた障害レースに6月1日初挑戦。
逃げをうち、最後は失速してしまいましたが勝ち馬オメガリッチマンから0.5秒差の4着という結果を残すと、続く9月7日の障害2戦目でダノンジャッカルとの見応えある競り合いを力強く制して私の出資馬としては初となる障害競走での勝利を挙げてくれました。
前走はそれから約2ヵ月間隔を空け平地含めて初出走となる福島へ。
まずまずのスタートからグッと加速して前に出て行き積極的なレースを展開しましたが、カラ馬や初の舞台というところも影響があったのか終始力んでしまっていたそうで、勝ったレースのような直線での粘りをみせることはできませんでした。
レース後は放牧に出ていましたが、状態が良かったようで11月末にはトレセンへ再入厩。
今週京都の障害オープンを走る方針が決まり、調整中となっています。
次走で障害転向後4走目。
ここまで4着、1着、9着と着順を見るとまだまだ安定しているとは言い難いですが、更新内容やレースで跳ぶ様子を見ていると着実に障害を走る馬として経験を積んでスキルアップしている印象で、一戦一戦成長を感じられて面白いですね。
前走は昇級初戦で相手関係が強化されたことに加え、カラ馬による影響も小さくなかったなかでのレースでしたから、そんなレースを経験して今回どういった走りを見せてくれるのか注目です。
人馬の無事と健闘を祈りつつ、職場から全力応援したいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。