シルク出資5歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、障害転向後5戦目のレースを終えて最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
インディゴブラック
5歳セン馬 中央5勝(平地3勝+障害2勝)
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎
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2025.01.03 更新情報
在厩場所
栗東トレセン
奥村豊調教師コメント
「先週は長めからしっかり時計を出しているので、3日はCWコースで4ハロンから馬なりでサッと時計を出して仕上げました。
前走と比較すると大きな上積みはないものの、高いレベルで状態は維持していますし、何よりも気持ちに昂りがないのは良いことだと思います。
明日中山競馬場へ移動させて、明後日は小坂忠士騎手に騎乗してもらってスクーリングを行う予定です。
障害未勝利戦を勝ち上がった際、バンケットの下りが少しぎこちなかったので、そこが一つのカギになりそうですね。
前走のように自分の形でレースを進めていけば、最後まで頑張ってくれるはずですし、直線ダートコースはこの馬にとって有利になると思いますので、前走に続いて勝利で飾ってもらいたいところです」
2025.01.06 レース結果
1月6日(月) 中山8R 中山新春ジャンプステークス (混) ダート3200m 小坂忠士(61.0kg) 3着 2人気
小坂忠士騎手コメント
「正直なところ、意図的に前半を抑える競馬をするというのはまだ難しいですが、今日はバンケットを超えた辺りから落ち着いてくれました。
道中はちょっと行かせたらガツンと行ってしまいそうな雰囲気がこれまでと変わらずにあったものの、少しずつ少しずつという場面をこれまでのレースと比べても増やすことが出来ました。
飛越に関してはリズム一つという感じで、こちらから少しアプローチするだけで無難に飛んでくれましたね。
ただ、要所要所で右手前が増えた時に、サッと手前を替えさせると噛んでしまう場面もありましたから、そのまま飛ばしても大丈夫なのかという確認も含めて、今後の課題となると思います。
今日もこの馬の勝ちパターンで直線に向いてはいるのですが、やはりオープンともなると差し込んで来る馬がいて、結果だけが残念なものになってしまい申し訳ないです。
結果論にはなりますが、速い脚が使えないだけでこの馬の脚は使ってくれていることや、レース後も馬は元気でまだ脚が使えそうだったことを踏まえると、道中はもっと自分でペースを作り、後続に脚を使わせるような形が良かったのかもしれません。
それでも、これまで引っ掛かるだけだったレース振りに進歩が見られたのは良かったですし、今後も今回のようなメンバーでもしっかり勝ち負け出来るように取り組んでまいります」
クロキリの一言
4歳春までにダートの1900‐2400mで平地3勝を挙げましたがその後伸び悩み、2023年年末にはこの状況を打開すべく去勢手術をうけ、更に6月には障害転向となりましたインディゴブラック。
平地でのスピードと勝負根性を武器に2戦目で勝ち星を挙げると、障害転向後4戦目となった前走12月14日にはオープン競走を初勝利。
通算5勝目となり、私のシルク出資馬最多勝記録を更新し続けてくれています。
レース後には右トモに傷ができていたようですが、最新の更新をみると大事には至らず無事回復した様子。良かったですね。
前向きすぎるくらい前向きなテンション面も健在で在厩で続戦へ。
開幕二日目の中山で2025年の初出走を迎えました。
今回もまずまずのスタートからスッとスピードに乗って勢いよく先頭へ。
終始レースを引っ張りましたが流石オープンクラス。
直線では内と外から1頭ずつに交わされ、よく粘ってくれましたが僅差の3着でゴールとなっています。
いやー惜しかったですね。
しかしオープン競走で2走連続の好走。
障害に慣れてきている感じでかなり好感触なレースでした。
好走したかと思えばすぐ二桁着順になるような読みづらい馬なので馬券は今回も買っていませんでしたが、セン馬で障害馬ですからこの調子でまだまだ沢山の良いレースを見せてくれればと思います。
とりあえずお疲れ様インディゴブラック!!
次走も楽しみです!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。