一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

シルク出資馬インディゴブラック、障害競走8戦目を終える(2025/06/21)

シルク出資6歳馬でキタサンブラックの初年度産駒インディゴブラック、障害転向後8戦目のレースを終えて最新の近況が公開されました。

早速確認してみましょう。

インディゴブラック

障害を跳ぶインディゴブラック号の写真
インディゴブラック。2024年12月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

6歳セン馬 中央5勝(平地3勝+障害2勝)
キタサンブラック×カーニバルダクス
(カーニバルダクスの19)
ノーザンファーム産
関西)奥村豊厩舎

キタサンブラック初年度産駒!
2021年度追加募集馬!
出資馬初の中央重賞出走馬!(2022年レパードS)
出資馬初の障害競走出走&勝利馬!
シルク出資馬初のオープン競走勝ち馬!

2025.06.18 更新情報

在厩場所
栗東トレセン

奥村豊調教師コメント
「先週末にCWコースで少し速めのところを行いました。
前半は非常にゆっくりと走っていたため、時計となったのはラスト3ハロンだけでしたが、重たい馬場でもしっかりとした脚取りでしたね。

今週は18日にCWコースにて追い切りを行っており、6ハロン82.5秒で終えています。
単走で道中は気分良く走ることが出来ていましたし、時計的にもよく動けていたかなと思います。

また、この中間は敢えて調教後にプールにも入れているのですが、心肺機能の強化は勿論のこと、これまでのレースぶりから最後のひと踏ん張りが利かないですから、最後苦しいところで人の指示にもう一度応えてもらいたいという狙いがあります。

今朝は追い切り後に同様の目的から障害練習を行ってみたところ、
『やはり速いところを行った後の飛びは小さくなりがちで、もう少し我慢して踏ん張って欲しい』
というのが小坂騎手の率直な感想でした。

特に今回は別定SBのレースになるため斤量も62kgになりますから、調教の効果が少しでも出てくれないかと期待しています。

なお、今回も前走と同じくハナには行かず、道中はなるべく控える競馬をしてもらうつもりです」

2025.06.21 レース結果

6月21日(土) 阪神1R 障害オープン (混) ダート3110m 小坂忠士(62.0kg) 2着 2人気

小坂忠士騎手コメント
「前走からハナへ行くのではなく馬の後ろで我慢させる競馬をすることをテーマにさせてもらっていますので、今回もスタートしてから行きたい馬を行かせて好位から運びました。

ただ、本当は3着馬の横か後ろで競馬したかったですし、番手につけたのはこちらの本望ではなく、ただ馬が真面目すぎて進んだものですから、その辺りは私ももっと上手く御さないといけないなと反省しております。

それでも抱えている間の飛越はだいぶ安定してきて、徐々に進歩してきているのは間違いないですし、ゲート裏でのテンションなどもこの馬にしては落ち着けるようになっていますよ。
これからも大きく崩れることは無いのかなという感触です。

今日は勝った馬が飛ばして流れに乗れているようには見えますが、実際はまだ課題が残っている現状ですし、これからそれに向き合っていって修正出来ればと思います。
あと斤量に関しては、ただ1頭62kgを背負っていましたが、これだけ進みが良かったですし気にならなかったですよ」

クロキリの一言

4歳春までにダートの1900‐2400mで平地3勝を挙げましたがその後伸び悩み、2023年年末そんな状況を打開すべく去勢手術をうけ、更に6月には障害転向となりましたインディゴブラック。

平地でのスピードと勝負根性を武器に2戦目で勝ち星を挙げると、障害転向後4戦目となった前走12月14日にはオープン競走を初勝利。
平地との通算5勝目となり、私のシルク出資馬最多勝記録を更新し続けてくれています。

前々走3月22日のペガサスジャンプSはレース間隔が空いていたことが原因と考えられる不安定さを見せてしまい、障害転向後初の二桁着順を経験。

短期放牧を挟んでリフレッシュし前走は勝ち星を挙げている京都の3,170に向かい、先々を考えて「無理にでも2,3番手でレースを進めてもらおうと考えています」との作戦でレースへ。
序盤は3番手辺りでレースを進めることができていたんですが、ペースが遅かったようでだいぶ序盤のうちに先頭に立つと、直線では粘りつつも2頭に交わされ3着でゴール。

狙ったレースは出来なかったけど結果は良かったね、という感じのレースになりました。

あまり間隔を空けると前々走の時のように飛越が不安定になってしまう可能性があるという判断から短期放牧を挟んで早めに立て直し。

今回障害転向後初の阪神を走ったわけですが…
まずまずのスタートを切ると、いつもはそこからスッと加速していくのですが今回は最初の障害が近いこともあってかそれほど前には出て行かずにジャンプ。
ここジョッキーが体勢を崩したように見えて一瞬ヒヤッとしましたが、その後は見ている限りでは安定していた印象で、良かったですね。

その後は中盤辺りまで3番手でレースを進めるプランに近い形。
途中から二番手にあがり、最後までしっかり走り切りましたが大きくリードをとって逃げていたマテンロウジョイには及ばず、2着でした。

いやしかし今回は前走よりかなり事前プランに近いレースができていたように思われますし、ジャンプも素人目には安定、道中も伸び伸びと走っている印象で、かなり良かったのではないでしょうか?

小坂騎手からも「これからも大きく崩れることは無いのかなという感触」との嬉しいお言葉をいただけましたし、障害馬として完成度が1つ高まったということかなと嬉しく思います。

障害競走を走る現役出資馬というのが初めてなので牡馬とはいえあとどのくらいファンド継続でチャンスをいただけるのかわかりませんが、なんにしても少しでも長く、元気に現役期間をすごしてほしいですね。

次走も楽しみに待ちたいと思います。

お疲れ様インディゴブラック!
ナイスレースでした!!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。