一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

昇級初戦はC.デムーロ騎手とのコンビで!シルク出資馬リンドラゴ近況(2024/10/23)

シルク出資5歳馬でミッキーアイル産駒ワイオラ19ことリンドラゴ、通算21走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

リンドラゴ

リンドラゴ。2024年9月、シルク公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

5歳牡馬 中央3勝
ミッキーアイル×ワイオラ
(ワイオラの2019)
坂東牧場産
関西)高野友和厩舎
→関西)杉山佳明厩舎

ミッキーアイル第2世代!
募集時から100㎏以上成長した牡馬!

2024.10.09 更新情報

在厩場所
栗東トレセン

杉山佳明調教師コメント
「再来週の東京・エイシンフラッシュカップへ向けて、いつも通り一旦放牧に出させていただく予定でいたものの、この中間の気配がとても良かったですし、今週が3日間開催で検疫が非常に取り辛くなることから、急遽在厩で進めることにしました。

9日に坂路コースで少し速めのところを行っていますが、調教を手伝っていただいた川又賢治騎手は
『前走の最終追い切りに騎乗した時と同じくらい走りは良かったですし、1度使われてもフレッシュさが損なわれていないですよ。
それに硬さも気になりませんし、この感じであれば次走も期待できそうです』

と話していました。

今回は近走の調教パターンとは異なりますが、これなら予定通り進めていけそうですし、次は3勝クラスになるので、もう一段階パフォーマンスを上げられるよう努めてまいります」

2024.10.17 更新情報

在厩場所
栗東トレセン

杉山佳明調教師コメント
「その後も反動はありませんでしたし、先週末は坂路コースにて終い重点で追い切りを行い、ラスト1ハロンは12.4秒をマークしています。

また、17日には坂路コースで併せ馬を課しており、道中はリンドラゴが2馬身先行して、最後は同入で終えています。

相手が伸びてきた分だけこちらも動かすような感じでしたが、最後まで手応えには余裕がありましたし、良い雰囲気で登坂していました。

最近は併せ馬を行っても変に馬が焦ることなく、コントロールが利いていますので、内容の濃い調教を行うことが出来ていますよ。

来週のレースへ向けてここまでコンディション面での不安はありませんし、昇級初戦から結果を残せるよう引き続き調整してまいります。

なお、今週末はCWコースにて半マイルから時計を出す予定です」

2024.10.20 出走予定

以下のレースに特別登録を行っています。

10月27日(日) 東京10R エイシンフラッシュカップ ダート1300m

2024.10.23 更新情報

在厩場所
栗東トレセン

杉山佳明調教師コメント
「23日に坂路コースで追い切りを行い、全体が55.8秒でラスト1ハロン12.5秒のタイムをマークしています。

先週末にCWコースで4ハロンから終い重点で時計を出しているので、今週は東京までの輸送が控えていますし、無理をしない程度に仕上げさせていただきました。

大きな上積みこそないですが、近走は安定して走ってくれているように、高いレベルで状態を維持できていますし、今回も引けを取らないぐらい馬の雰囲気は良いですよ。

ゲートの出がもう一つ安定していない部分はありますが、どのような展開になっても最後までしっかり力を発揮してくれますし、C.デムーロ騎手に手綱を取ってもらえることになりましたので、その場の状況に合わせてエスコートしてくれるはずです。

3勝クラスのペースに慣れる必要はありますが、今の状態でどこまで通用するか楽しみの方が強いです」

クロキリの感想

2勝クラスへ昇級後、殆どのレースで上りの時計が上位3番以内に入るなど持ち味は発揮しつつもなかなか結果に繋がらないレースが休養挟んで6走ほど続きましたリンドラゴ。

しかし2024年3月、阪神でのレースで勝ち馬アウグストから0.6秒差の4着となり久しぶりに掲示板に載ると、そこからは4月27日、5月25日、6月22日と3走とも違うジョッキーと組んで勝ち馬との着差0.0、0.2、0.2という僅差の勝負で2勝クラスのダート1400を3連続2着。

良いレースを続けてくれていました。

その後は8月31日に挑んだ不良馬場の中京でのレースで4着となり、優先権を活かすべく短期放牧を挟んだ後、中3週で再び中京ダート1400へ。

レース前に杉山先生から「あとはスタートをしっかりと決めて流れに乗りたいですね」とのコメントが出ていましたが、このコメントを受けてかスムーズにスピードに乗るとそのまま先頭に立ち、初の逃げを選択。

ここから沈んでいってしまった出資馬を何頭も見ているので、そろそろ交わされるか…?沈んでしまうだろうか?と心配しながら見守っていた私の不安をリンドラゴは良い意味で裏切り、斤量が5㎏軽いヘルモーズや2㎏軽いシゲルソロソロが迫ってきても先頭を譲らず。

見事な粘りを見せてアタマ差でレースを制し、2023年の4月から12戦、実に一年半ほどの期間在籍していた2勝クラスを卒業することとなりました。

レース後は昇級初戦として東京・エイシンフラッシュカップを目指すことになり、状態の良さと検疫の都合が重なって恒例の短期放牧では無く在厩調整されることになって進められていましたが、最新の更新で次走の鞍上がC.デムーロ騎手に決まったことが発表されました。

リンドラゴはMデムーロ騎手にも乗っていただいたことがありますので、このまま滞りなく当日を迎えることになればご兄弟両方にお世話になったことになりますね。

C.デムーロ騎手の実績と実力は今更語るまでも無いとして、実は私の出資馬は外国人ジョッキーのかたに乗っていただいての勝利がまだありません。

通算25戦0勝。
Cルメール騎手やMデムーロ騎手は勿論、オーストラリアでリーディングを獲る等活躍されているBアヴドゥラ騎手、マーフィー騎手やモレイラ騎手にも乗っていただきましたが、優勝には届きませんでした。

昇級初戦で力試し的な面も大きいとは思いますが、C.デムーロ騎手とのコンビでどこまでやってくれるか、当日を楽しみに待ちたいと思います!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。