シルク出資3歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、左前橈骨遠位端外側の骨折から復帰戦を終え、最新の近況が公開されています。
早速確認してみましょう。
ベリーク
3歳牡馬 未勝利
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!
2024.06.26 更新情報
在厩場所
ノーザンファームしがらき
25日(火)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。
西村真幸調教師コメント
「ダート替わりで流れに乗ることが出来ればと思っていましたが、長期休養明けということもあって道中の進みは今ひとつでしたね。
掻きこむような走りでダート自体は合っていそうでしたし、ジョッキーも言っていたようにキックバックを嫌がっている様子もありませんでした。
距離に関してはこのくらいが良いのかなと思いますし、一度使って次は変わってくれると良いですね。
レース後は骨折経験のある膝を中心に馬体を確認しましたが、これと言って気になるところはありませんでした。
ただ、優先出走権を得られませんでしたし、節は少し必要になりそうですから、25日にノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選。出資できることになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごして6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。
しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビューを果たしましたが勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着という結果となり、更になんと左前橈骨遠位端外側骨折が判明…
6ヶ月の見舞金対象となり療養期間に入ってしまいました。
北海道に戻って手術をうけましたが、術後の経過は良好。
復帰戦として6月22日、京都のダート1900に出走し勝ち馬ニホンピロマリンバから2.9秒差の12着でゴールしています。
結構離されてしまいましたが、この距離のダート未勝利戦のタイムオーバーは5秒からということでその点に関してはセーフでした。
また、2走連続の2桁着順ですが前走が新馬戦かつ2歳時なのでスリーアウトも関係ないですね。
勿論喜べる内容・結果ではありませんが、怪我の再発含め最悪の負け方は回避できたということで良かったです。
𠮷村ジョッキーが頑張って進ませようとしてくださっていて追走には苦労しているようでしたが、砂を嫌がっている様子は無かったとのこと。
今回の西村調教師のコメントでもその辺りは言及されていて、嫌がりもしていなかったし走法もダートに合っていそうということですから、次走はダートを狙っていく感じになるんでしょうか。
時期が時期ですからね。砂でも芝でも1つ勝つことがなにより大切なので、より可能性の高そうな方に行ってくれればと思います。
2-3週空けて次走が7月末頃と仮定すると、そこで仮にタイムオーバーになるような負け方をしてしまうと残念ですがそのままファンド解散という可能性も出てくるでしょう。
逆に優先権をとれるようなら期間内にもう1走、ある程度条件を選んで出走することができるようになると思いますので、次走なんとか覚醒して掲示板を確保してもらいたいですね。
勿論一発回答で次走勝ち上がってくれたらそれが最高ですが…
西村先生はじめ、厩舎関係者の皆様のお力に期待です。
良い放牧期間を過ごして少しでも良い状態で次走の日を迎えてくれるよう願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。