一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

次走は年明けの方針!…か?シルク出資2歳馬エネルジコ近況(2024/11/22)

シルク出資2歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、6月に入り本州入りを果たし10月20日見事新馬勝ち。最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

エネルジコ

エネルジコ。2024年10月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

2歳牡馬 中央1勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎

2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!

測尺

2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm

2023.09.01
馬体重418kg

2023.11.01(空港移動時)
馬体重415kg

2023.12.01
馬体重432kg

2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg

2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg

2024.11.08 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

天栄担当者さんコメント
「その後はトレッドミルでのペースを徐々に上げつつ状態確認を行っていましたが、右前球節が悪い方に向くことも無かったので、今週半ばから乗り運動をスタートしています。

現在は坂路コースでの乗り込みを行っていて、週2回ハロン17秒くらいで登坂しており、様子を見ながら徐々にペースを上げていければと思います。
馬体重は450kgです」

2024.11.15 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

天栄担当者さんコメント
「今週も週2回坂路コースでの乗り込みを行っており、両日15-15ペースで駆け上がっています。

少しずつではありますが、週を追う毎に負荷を強められているように、馬体面に問題はありません。

ただ、厩舎サイドとは馬の状態に合わせてじっくりと進めて行こうと打ち合わせていますので、来年の競馬を見据えて調整していく方針です。
馬体重は449kgです」

2024.11.22 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

天栄担当者さんコメント
「今週は登坂回数を週3回に増やしており、その内の2回は14-14ペースで、残りの1回は15-15ペースで駆け上がっています。

登坂回数・ペース共に先週より一段階負荷を強めたものを課していますが、まずまず対応できています。

このままハロン14秒中心に乗り込みつつ、今後に向けてベース強化を図っていきたいですね。
馬体重は445kgです」

クロキリの感想

この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。

Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動。

馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬についに本州入り。
高柳先生からは時間をかけていきそうなコメントが出ていましたが、6月27日にいつのまにかゲート試験を受けていて、無事1発合格を果たしています。

余裕の合格というわけでは無かったようでしたし身体も小さかったので、成長を促しつつ夏の間は天栄でじっくり育成され、9月19日、いよいよトレセンに帰ってきて10月20日の東京芝1800mでデビュー。

後方からレースを進めると、直線に入ってもまだかなり後ろの方。
この感じだと1つ2つでも上の着順に上がれたら御の字かなぁなんて思っていたのですが、東京の長い直線で上り最速、33秒台も唯一と言う素晴らしい末脚を披露。
私のシルク出資馬では7世代目にして初となる新馬戦勝ちを達成してくれました。

最高の結果になったわけですが、レース前には軽度のDDSP*1の症状が出ていたそうで、更にレース後には右前球節に腫れが。

直後の更新でレントゲンの結果は今のところ問題ないとの診断が出ていたものの、最近スウィープフィート、ダイヤモンドナイツ等良い結果を出した直後の出資馬に残念なアクシデントが多いので、「後から思ったより腫れがなかなか引かなくて…ということもあるかも」と勝手に緊張しながら更新を追っていました。

が、どうやらそれは杞憂に終わったようです。
牧場見学に行かれた方のお話も伺いましたが、更新内容同様実は少し悪化があったとか現場でも心配されているといった情報は無いようでしたので、とりあえず良かった。


年内出走は今のところ考えていないようなことが書かれていて、腫れがあったことなども考えるとそりゃそうかと納得するところなんですが、それにしては14-14中心で坂路調教をこなすなど結構しっかり動かしている印象。

状態、相手関係次第で年末もう1走…というプランもあったりするのでしょうか。
良い状態で走れそうなのであれば個人的には大歓迎ですが、どうなるでしょうね。

どちらにしてもまずはエネルジコが元気でいることが一番。
引き続きエネルジコの健康と順調な成長を願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。

*1:軟口蓋背方変位。若馬に多く、成長と共に改善することも多いらしい。