一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

セントポーリア賞快勝のシルク出資馬エネルジコ、次走は…??(2025/02/14)

シルク出資3歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、新馬戦勝利から約3ヶ月、セントポーリア賞を終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

エネルジコ

エネルジコのパドックでの様子を写した写真。
エネルジコ。2025年2月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳牡馬 中央2勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎

2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!

測尺

2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm

2023.09.01
馬体重418kg

2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg

2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg

2025.02.05 更新情報

在厩場所
美浦トレセン

高柳瑞樹調教師コメント
「先週は改めておめでとうございました。
帰厩した時から体が増えていましたし、今回+14kgで出走となったように、前回から成長を感じることが出来ましたが、まだ成長過程ですね。

現状の状態でどれだけ走れるかと思っていましたが、出遅れてしまったように、ゲートの課題が浮き彫りとなってしまいました。
トレセンでも入念に練習していましたが、ガタガタと動いて我慢することが出来ませんでしたから、引き続き練習が必要ですね。

ですが、ジョッキーが出遅れを上手くリカバリーしてくれたことで内に潜り込むことが出来ましたし、道中はリズム良く運べたと思います。

直線では進路を見つけるだけという状況だったものの、内には進路が無かったので外に出す形になりましたが、そこからの反応が速かったですし、上がり2位の34.5秒を0.5秒上回る34.0秒で差し切りましたから、本当に良い意味で驚かせてくれますね。

華奢な体であれだけの脚を使いますし、脚元へのダメージが心配でヒヤヒヤするものの、これからも無事にレースへ送り出せるように大事に育てていきたいですね。

トレセンに戻ってよく確認しましたが、体やメンタル面への大きなダメージはありませんでした。
今回のレースでは、ゲートの駐立に課題を残してしまったので、今日は軽い運動とゲート練習を行っています。
駐立は大人しいとは言えないものの、潜ったりすることはありませんでしたが、明日もゲート練習を行おうと思っています。

その後は無理せずノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただく予定です」

2025.02.07 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

7日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

2025.02.14 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

天栄担当者コメント
「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めてこれと言ったトラブルはありませんでした。

先週一杯は念の為に軽めの運動に止めて、今週半ばから乗り運動を開始しており、現在はロンギ場で軽めの乗り運動を行っています。

レースでは良いパフォーマンスを発揮してくれますが、まだ馬体は幼いですから、今後も成長を促しつつ進めていきます。
馬体重は458kgです」

クロキリの感想

この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。

Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動。

馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬についに本州入り。
高柳先生からは時間をかけていきそうなコメントが出ていましたが、6月27日にいつのまにかゲート試験を受けていて、無事1発合格を果たしました。

夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800mでデビューすると後方から差し切り見事新馬勝ち。

それから再びじっくりと育成&調整期間に入って年を越しセントポーリア賞へ。

ゲート内でなかなかの大暴れを見せて綺麗な出遅れ。
池添騎手の好判断でロスの少ない内寄りを回りましたが今度は直線で前が壁に。
絶望的な状態かと思われましたが、そこから馬場の中央付近まで行く横移動を見せると一気に加速し、インパクト大の勝ち星を挙げてくれました。

レース直後にはクラシック、早めから動き出せば皐月賞も…なんて期待が高まりましたし、実際各所で記事に取り上げられていたりかなり注目度も高まっているようですが、最新の更新では次走に関しての言及は無し。

まだまだ小柄なこととゲートの未熟さもあり、じっくり行く方針が示されているのみとなっています。

現時点ではその辺りが他のノーザン系有力馬と比べて完成度が高くないと評価されて、優先度が後の方になっているのかもしれませんね。

クラシックを意識できるような馬に出資できるのは稀なことですし、せっかくなら一戦くらいチャンスがあると良いなぁと思いますが、ここからの成長と次走でのパフォーマンス次第という感じでしょうか。

この仔だけではありませんがドゥラメンテのラストクロップ世代というストーリー性も持っていますし、是非一花、できればデカいやつを咲かせてほしいですね。

エネルジコの健康と益々の成長を祈りつつ、次回更新を楽しみに待ちたいと思います!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。