一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

東京競馬場から天栄へ直行!シルク出資馬エネルジコ近況(2025/04/27)

シルク出資3歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、青葉賞を優勝という最高の形で終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

エネルジコ

シルク所属馬エネルジコの青葉賞での写真です。
エネルジコ。2025年4月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳牡馬 中央3勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎

2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!

測尺

2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm

2023.09.01
馬体重418kg

2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg

2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg

2024.02.02(セントポーリア賞)
馬体重454㎏

2025.04.27 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

高柳瑞樹調教師コメント
「昨日はおめでとうございました。
最後まで届くか分からなかったので、ドキドキしながら観ていましたが、しっかり交わしてくれましたね。

しかし、気性面に関しては課題が残るレースとなりました。装鞍所からジワッと汗が出ていましたし、パドックでもやや気持ちが入り過ぎていました。

懸念していたゲート裏も、スタンド前発走ということで気持ちが昂ってしまっていましたし、ゲートの駐立でも危ういところを見せていました。

この中間で入念に練習してトレセンでは落ち着けるようになっていたものの、本番になるとガタガタしてしまいますから、今後もいかに落ち着いて駐立できるかというところが課題となりますね。

それでも、前走よりは出ることが出来ましたし、スローペースでも折り合いは問題無かったので良かったです。
直線では手前を替えてグンと伸びましたし、上がり3ハロンは33.4秒ですからね。

直前に雨が降り始めた中、最後方から差し切るというタフな競馬となりましたが、良く頑張ってくれたと思います。

ただ、ポジション的にはもう少し前で競馬が出来るようにしたいですし、馬体重に関してももう少し増えて欲しいというのが正直なところです。

まだまだこれからの馬ですから、1歩ずつ歩んでいけたら良いですね。

新馬戦の時からなのですが、レースが終わったその日に馬運車に入れようとすると、気持ちが昂って暴れてしまうので怪我のリスクがありました。
今回もそうなることが予想された為、東京競馬場の馬房の申請を行ったところ、無事に通りましたので、東京競馬場で1泊させることにしました。

そして、今朝の7時頃に東京競馬場を発ち、トレセンを経由せず、そのままノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。

まずはレースの疲れを取ってもらい、牧場での状態を確認しつつ今後の方針について検討させていただきます」

クロキリの感想

この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。

Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動して、馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬についに本州入り。
6月27日にはゲート試験を1発合格しました。

それから夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800mでデビューすると後方から差し切り見事新馬勝ち。
私のシルク出資馬としては初めての新馬戦勝ち馬となっております。

勝ち上がり後は再びじっくりと育成&調整期間に入って年を越しセントポーリア賞へ。

ゲート内でなかなかの大暴れを見せて綺麗な出遅れ。
池添騎手の好判断でロスの少ない内寄りを回りましたが今度は直線で前が壁に。

絶望的な状態かと思われましたが、内寄りから馬場の中央付近まで行く大きな横移動を見せるとそこから一気に加速し、インパクト大の勝ち星を挙げてくれました。

レース後も約一か月半の間目標レースが更新されずソワソワさせられる日々をすごしましたが、ダービートライアルである青葉賞に挑戦することが決定。

セントポーリア賞から中11週、Cルメール騎手とともに1番人気でレースの日を迎え、早くはないもののかなりの成長を感じさせるスタートから後方でレースを進め、最後方から直線の末脚一本でクビ差の差し切り勝ち。
無敗の3連勝でダービーへの切符を手にしました。

流石に届かないのではと思ってみていましたが、計算しつくしたような見事な追い込みでしたね。
ルメール騎手、今年は例年と比べると存在感が薄めなのかなと思っていましたがこういうのを見るとやはり健在。素晴らしいエスコートでしたし、それに応えたエネルジコも凄かったです。

レース後は気持ちが昂る傾向があるそうで、今回は東京競馬場に一泊しそのまま外厩で出発したとのこと。
今までの出資馬も公表されていないだけでやっていたことがあるのかもしれませんが、そんなことが出来るなんて知りませんでした。

こんなタイミングで怪我なんてしてしまったら本当に勿体ないですから、最善を尽くしていただき感謝です。

良いリフレッシュ期間をすごしてベストな状態で本番を迎えてほしいですね。

人馬の無事と健闘を祈りつつ、次回更新を楽しみに待ちたいと思います!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。