一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

シルク出資馬エネルジコ、ダービー出走回避が決定(2025/05/14)

シルク出資3歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、青葉賞を優勝という最高の形で終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

エネルジコ

シルク所属馬エネルジコの青葉賞での写真です。
エネルジコ。2025年4月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳牡馬 中央3勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎

2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!

測尺

2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm

2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg

2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg

2024.02.02(セントポーリア賞)
馬体重454㎏

2025.05.14 更新情報

在厩場所
ノーザンファーム天栄

天栄担当者さんコメント
「右前については運動を行いつつも悪い方には向いていないものの、依然としてトレッドミルで様子を見ている段階です。

優先出走権を獲った日本ダービーから逆算しても、今の時点で乗り運動を行うことが出来ていないことを考えると、良い状態でレースに向かうことは厳しい状況です。

この中間には高柳瑞樹調教師にも来場してもらい、実際に馬の状態を見ながらご相談させていただいた結果、一生に一度の舞台ではあるものの、まだ先のある馬ですし、今後の競走生活を考えるとここで無理しない方が良いという結論に至り、日本ダービーへの出走は見送ることになりました。

出走を楽しみにされていた会員様には申し訳ありませんが、引き続き馬の状態に合わせて無理せず立ち上げていきたいと思います」

クロキリの感想

この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。

Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動して、馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬に本州入り。
6月27日にはゲート試験を1発合格しました。

それから夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800mでデビューすると後方から差し切り見事デビュー勝ち。
私のシルク出資馬として初めての新馬戦勝ち馬となると、続く2戦目は年を越してからセントポーリア賞へ。

ここで出遅れから直線では前が壁になる展開となるも、内寄りから馬場の中央付近まで一気に行く大きな横移動を見せるとそこから急加速して差し切るという派手な勝ち方をして知名度と注目度を高め、ダービートライアルである青葉賞に挑戦。

Cルメール騎手とともに1番人気でレースの日を迎え、最後方から計算しつくしたような見事な追い込みでクビ差の差し切り勝ち。
無敗の3連勝でダービーへの切符を手にしました。

が、
快勝の反動は少し大きかったようで、レース直後に左前に違和感が出たあとは右前にも硬さが。
共に検査でハッキリとしたトラブルは見つからなかったとのことですが、最新の更新で無理してダービー出走を目指さないという方針が決定したことがアナウンスされました。

直前にはルメール騎手がイベントでエネルジコのことを「次のダービー馬です」と紹介していたことから出走回避するほど深刻な状態ではないのでは?という声もあったのですが、ルメール騎手も詳細な状態をご存知なかったのか、知っていたけれど本当のことを言うわけにはいかなかったのか…
出資者としてはテンションのあがる嬉しいコメントだっただけに、あげて落とすみたいなタイミングになってしまってルメール騎手も可哀そうでしたね。

私としても実現すれば出資馬初のダービー出走どころか、初の牡馬クラシック出走になる予定でしたし、ここまでの走りっぷりから充分最高の結果も期待できるような状況と思われただけに、今は残念だなぁという気持ちが流石に強いです。

しかしまだ3歳。
ドゥラメンテのラストクロップ世代とか重賞馬という肩書も、あの素晴らしい末脚も元気でいてこそ意味のあるものですから、今回の大事をとるという陣営の皆様のご判断は今後の成績の良し悪しにかかわらず正しかったと言えるものでしょう。
納得の回避ですから、悔しいとか残念というこの気持ちにある程度の整理がつくのも早いのではないかなと思います。

本格的な夏が来る前に1つどこか走ってから夏休みになるのか、それともこのまま調整期間に入って秋口から再始動になるでしょうか?

クラシックレースのなかでは桜花賞とならんで菊花賞が好きなので、もし叶うならそこへの出走が叶うと嬉しいですが、まずは脚元や体調を万全にしてもらうところからですよね。

復活を願いつつ、次回更新を楽しみに待ちたいと思います!


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。