一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

【中央競馬】いざ新潟記念!シルク出資馬エネルジコ近況(2025/08/20)

青葉賞を勝ちダービー出走権を得ましたが、残念ながらコンディションが整わず回避となりましたシルク出資3歳馬エネルジコ。

新潟記念へ向け最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう!

エネルジコ

シルク所属馬エネルジコの青葉賞での写真です。
エネルジコ。2025年4月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳牡馬 中央3勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎

2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資7世代目にして初の新馬勝ち!

測尺

2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm

2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg

2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg

2025.02.02(セントポーリア賞)
馬体重454㎏

2025.04.26(青葉賞)
馬体重456㎏

2025.07.11
馬体重478kg

2025.08.14 更新情報

在厩場所
美浦トレセン

高柳瑞樹調教師コメント
「14日にWコースで併せて追い切りを行いました。
道中は3頭縦列の最後方を追走して、直線では一番内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は少し抜け出す格好でゴールしています。

コースに出て初速が付くまでは乗り手がサポートしてあげる形でしたが、一旦スピードに乗ってしまえば、その後はしっかりと折り合えていましたし、走りのリズムも良かったですね。

ただ、手前の替え方はまだぎこちなくて、直線では乗り手がサポートしてやっと右に手前を替える感じでした。

そこはまだトモに弱さを抱えていることが要因なのだと思いますが、この短時間で劇的に変化するものでもありませんから、今後も上手く付き合っていきたいと思います。

終いはやや強めに促される格好でしたし、身のこなしにもまだ緩慢さが残っているものの、手応えは最後までしっかりとしていましたし、5ハロンから65.4秒という時計でも楽な感じでは動けていました。

昨日は軽く乗り運動を行った後にゲートの練習を行っており、一度ゲート内で後ろ扉を蹴る素振りを見せたものの、概ね我慢して駐立できていましたね。

暑さにも堪えた様子はありませんが、左トモ・右前のラインには疲れが出やすく、運動時も出かけは右前の歩様が硬く映りますから、その点はよくケアしながら調整していきたいと思います」


2025.08.20 更新情報

在厩場所
美浦トレセン

高柳瑞樹調教師コメント
「20日にWコースで併せて追い切りを行いました。
道中はエネルジコが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は先着してゴールしています。

今日は追い切りの前の運動に私も久し振りに跨りましたが、これまでと比べると出掛けを含めて歩様が良かったですね。

追い切りでは相変わらず伸び気味で走ってはいたものの、先週の週中の追い切りではコーナーで勝手に手前を替えていたのが、今日はコーナーでは順手前で走り、直線に向いてから手前を替えるのに少し時間が掛かったとは言えしっかり替えられており、順調な良化を見せています。

来週のレースでは馬体重的には大きな変化は無いかもしれませんが、まだ頼りなさのようなものが残っている中で、この馬なりに少しずつ成長してくれていますよ。

また、やはり少し背が伸びた感じがしていますが、それによって馬体がややアンバランスになることもありますし、元々右前には硬さが出やすいですから、その点はよく注意して進めます。

今日の追い切りも良い時計をマークしてはいるものの、この馬にとっては過度なものではありません。

しかし、どちらかというと追い切り後のダメージが残りやすいタイプなので、そこはしっかりとケアをしていければと考えています。

あとはゲート練習も継続して行い、万全の態勢で新潟記念を迎えられたらと考えています」

クロキリの感想

この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。

Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動して、馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、2024年6月中旬に本州入り。
6月27日にはゲート試験を1発合格しました。

それから夏の間は天栄でじっくり育成され、10月20日の東京芝1800mでデビュー戦を迎えると後方からの差し切りで見事デビュー勝ち。

私のシルク出資馬として初めての新馬戦勝ち馬となると、その後もセントポーリア賞、青葉賞を強烈な末脚を武器に連勝。
派手なレースぶりで非常に注目度の高い1頭になっています。

が、
快勝の反動は少し大きかったようで、青葉賞直後に左前に違和感が出たあとは右前にも硬さが。
共に検査でハッキリとしたトラブルは見つからなかったとのことですが、ダービー出走は残念ながら見送ることになってしまいました。

放牧に入ってからは様子を見ながら慎重に調整されていますが、最新の更新に至るまで痛みの再発や故障の発見は無し。

8月頭に次走は月末の新潟記念を目指すとの発表とともにトレセンへと帰ってきています。

レース10日前となりましたが、レース前の更新内容が渋めのことが多いエネルジコにしては悪くない感じの更新になっていますね。

疲れが残りやすかったりするとのことでこの辺は今後のローテにどう影響を与えてくるかということろですが、まだ3歳ですし成長を待つしかないところなのでしょう。

初の古馬相手になりますし、今までが全部東京でしたから遠征輸送も初めてですよね。

こういう馬ですからどうしても良い結果を期待してしまいますが、まずは人馬の無事を第一に祈りつつ、レースの日を楽しみに待ちたいと思います。


※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。