ワラウカド出資馬でモーリス初年度産駒ヴァルガス、転厩初戦を無事に終えました。
ワラウカドはレース前後の近況やコメントが転載禁止なので公式のものは使えないのですが、簡単に振り返っておきましょう。
ヴァルガス
3歳 牡馬
モーリス×ボカイウヴァ
(ボカイウヴァの2018)
パカパカファーム産
関東)高橋祥泰厩舎
モーリス初年度産駒!
出資馬初の藤沢厩舎預託馬から初のJRA→JRA転厩馬に!
これまでの歴代出資馬最速となる2歳3月にトレセン入厩を経験!
レース結果
2021/07/03(土)
福島ダート1700(稍重) 3歳未勝利に出走し15頭中4着でした。
クロキリの感想
約5ヶ月ぶりの2走目で転厩後初のレース、更に初のダートとほぼデビュー戦状態のレースとなりました。
その経験不足も出たのか、ヴァルガスはモッサリと大変優雅なスタートを切ります。
デビュー戦の大敗もあり正直ここでちょっと「あぁ…またなのか…」と思ってしまいました(^^;
その後も若駒の頃の動画で見られていた懐かしの前脚を高くあげるフォームを繰り出すなどし、行き脚もつかず。
これはあかんかと思われましたが、今回はこの後が違いましたね。
一回目のゴール板付近通過の時点でうつったヴァルガスはかなり前向きな姿勢に変わっているように見えました。
ここからずっと外めを回っていき長い距離を走ることになるんですが、大きく出遅れたことや初ダートで砂に対するリアクションが未知数だったことを考えると、今回は外枠(7枠12番)だったことが良い方に働いたんじゃないかと思われますよね。
外めを回りながらもグイグイ前へ出ていったヴァルガスと津村騎手は直線に入る頃には4番手に上がっており、前に届きはしなかったものの最後までしっかり伸び、勝ち馬から0.6秒差でゴールしました。
一口馬主DBさんによりますと出遅れは2馬身。
1馬身は大体0.2秒とされているようですので、出遅れがなかったとしても(1-2着馬には上がり3Fタイムも及ばなかったようですし)勝利まではなかったかもしれませんが、馬券圏内争いはもう少し際どくなっていたかもしれませんね。
ヴァルガスはデビュー戦のスタートも良くはありませんでした。
行き脚は今回よりは良かったですけどね。
あの時は軌道修正などルメール騎手の技術でカバーしてもらった部分も多いんじゃないかと思われます。
高橋先生もゲート練習は重ねてやってくださっているようですので次走はその成果に期待したいですね。
ゆっくり慣れるのを待ってあげたいものですが、残念ながら色々あり(いやむしろ無くて?)タイムリミットが迫っていますから…
次走がいつになるのか、芝かダートか、距離はどうするのか、気になることは沢山ありますが、何にしても長い沈黙を破りようやく走れた2走目で無事に完走し、更に今後に希望を繋ぐことができる良い結果を残してくれたことは本当に嬉しいです。
やはり一口馬主、そしてサラブレッド、レースで走ってくれてこそですもんね。
しかしこの世代のワラウカド募集馬人気No.1だった仔ですから、勿論これで満足するわけにはいきません。
何とか1つ勝ってもらって、是非その先へ進んでいってほしいなと思っています。
とりあえずヴァルガスお疲れ様!
高橋先生、関係者の皆様ありがとうございました!
次走も楽しみにしています(^_^)
※出資馬画像、情報はクラブホームページ(https://www.waraukado.club/)より。
許可をいただき掲載しています。