ワラウカドの2019年産世代出資馬、セルフプリザヴェーション19ことセルフエスティーム、最新の近況が更新されていました。
早速確認していきましょう。
セルフエスティーム
3歳 牝馬
ハービンジャー×セルフプリザヴェーション
(セルフプリザヴェーションの2019)
パカパカファーム産
関西)寺島良厩舎
私のハービンジャー産駒への出資はこの仔で3世代連続!
寺島厩舎預託馬への出資は2世代連続!
寺島調教師コメント
報告後ペースを上げて行くと苦しくなるところがあったので、週末に喉の状態を検査しました。
検査器具をつけて馬場を軽く追ったときの喉の状態をチェックしたところ、いわゆる喉鳴りの症状はなかったのですが、DDSPの症状が確認されました。
DDSPはゴロゴロとした音が確認できることが多いのですが、本馬の場合は喉頭蓋がしっかり潜ってしまっていて音がほとんどしておらず、今回の検査で状態が確認することができました。
クラブコメント
今後について:本馬の所見について、JRA診療所からのアドバイスとしては自然治癒よりはTie Forward手術の方が良いとのことでした。
調教師からは、苦しくなっていた状態でかなり頑張れていたことを考えると、症状が解消すれば十分能力を発揮できると思いますので、一般的な手術で競走復帰も早いと考えてこちらを選択したいとのことでした。
DDSPは自然治癒する場合もありますが、今後の競走のためにも手術をすることを了解し、今週金曜に手術を行う予定で進めることとなりました。
クロキリの感想
不本意な結果に終わった前走、その翌週更新にあった息遣いに気になることがあるとのコメント、大丈夫かなと心配していましたが、残念なことになってしまいました…
若い仔に多く、成長と共に自然治癒することもある反面、強い運動をした時だけ症状があらわれ平常時には全く分からないことも多いらしいDDSP。
今回も走ってみてようやくわかったパターンだったようですね。
出資馬ではドライスタウトがデビュー戦直後くらいまでこれを疑われていましたが、いつの間にか話題にあがらなくなりました。
喉頭蓋がしっかり潜ってしまっている状態というのは、普通よりも重症ということなんでしょうか?
ここで言われている「いわゆる喉鳴り」というのは喉の筋肉(神経?)が麻痺してしまって呼吸が難しくなり、症状が進んだり再発も有り得て競走能力にも影響を与えてしまうことが多いという喘鳴症のことと思われます。
DDSPは以前少し調べてみたところによると喉全体ではなく入り口の蓋のようになっているところに不具合が発生するもので、喘鳴症と異なりその蓋状態の部分さえ成長で身体がしっかりしてくる等で何とかなればそこまで深刻ではない疾患のようです。
最悪のケースではなかったようですが、とはいえ軽く調べた感じでは手術はほぼ成功とかそこまで簡単なものではないようで、実際に手術が終わり経過報告があるまでは安心できませんね…
ダートであまり産駒が活躍できていないハービンジャー産駒であることも考えるとなるべく中央競馬にいるうちに勝ち上がりたいところですし、どのくらいで復帰できるのかわかりませんがタイムリミットを意識するとなかなか難しい状況になってしまいました。
とはいえなってしまったことは仕方ありません。
難しい状況になったとは書きましたが一応まだ半年を残すこのタイミングで発見していただけたのは不幸中の幸い。
出資者としては1日も早く元気に走れる状態を取り戻してくれるよう祈るしかないですよね。
関係者の皆様のお力を信じ、まずは金曜日に行われるという手術の成功を全力で祈りたいと思います!
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(https://www.waraukado.club/)より。
許可をいただき掲載しています。