ワラウカドの2019年産世代出資馬、セルフプリザヴェーション19ことセルフエスティーム、今後についての情報が更新されていました。
早速確認していきましょう。
セルフエスティーム
3歳 牝馬
ハービンジャー×セルフプリザヴェーション
(セルフプリザヴェーションの2019)
パカパカファーム産
関西）寺島良厩舎
私のハービンジャー産駒への出資はこの仔で3世代連続！
寺島厩舎預託馬への出資は2世代連続！
2022/07/22 宇治田原ステーブルさんコメント
月曜日に獣医師のチェックを受けています。
右前脚を庇う動きをしていることで捌きが硬くなっていますので、肩やトモに鍼治療を行いました。
火曜日からトラック1800mと坂路23/Fで立ち上げており、今日は坂路18-18で登坂させています。
暑さが厳しいですが、夏負けしている様子はなく体調面は問題ありません。
こちらへ到着した時は444kgでしたが、飼い葉を食べられていますので今週は458kgと馬体重が増加しています。
このままメニューを進めていく予定にしていますので、引き続きケアを行いながら調教を行なっていきます。
2022/07/29 宇治田原ステーブルさんコメント
前脚のさばきが硬く歩様の出が悪いところが見られたため、今週は軽めの運動に留め、少し休ませています。
来週獣医のチェックを行なって調教方針を検討する予定です。
2022/08/03 更新情報
近況と今後について
セルフエスティームは週明けも歩様があまり良い状態ではなかったため、脚元の検査を再度行いました。
レントゲンでは当初疑っていた深管の異常は見つからなかったものの、両足のエコー検査で左前脚に浅屈腱炎が確認されました。
損傷率10%程度と比較的軽度ではあるものの、短期間での回復は見込めないため、関係者と協議の結果中央登録を抹消の上ファンド解散の判断に至りました。
寺島調教師コメント
右前の歩様の固さは左前肢を庇ったことで出てきていたのかもしれません。
特に痛がる様子もなく、触診でもごくわずかな腫れであったため発見が遅くなってしまいましたことをお詫び致します。
能力だけでなく最後まで戦う気性を備えており、騎手とも未勝利クラス以上の資質がある馬だと話しておりました。
上のクラスでの挑戦も視野に入れながら次戦に向けて可能な限り良い準備をするべく育成場でも工夫をして進めていたのですが、本馬の能力を十分に引き出せずこの報告をすることとなってしまったことが大変残念です。
大きな期待を頂いていたのですが、結果を残せず申し訳ありませんでした。
クラブコメント
復帰できないレベルの損傷率ではないものの、本馬が芝向きの条件であること、治療時間などを鑑みて引退の判断となりました。
格上挑戦を視野に入れて準備を進めていたのですが、このような結果になり期待に応えられず申し訳ありませんでした。
このあとはパカパカファームに戻って治療を進めながら転身先を検討して参ります。
本馬への熱い応援を頂き、誠にありがとうございました。
クロキリの感想
DDSPの手術を乗り越え、ことことした歩様と付き合いつつレースでは悪くない走りを披露してくれていたセルフエスティームでしたが、このタイミングで浅屈腱炎が見つかってしまったということでファンド解散が決まってしまいました。
ハービンジャー産駒ですしダート適性は確かに怪しいところで、格上挑戦ができるなら見てみたかった気もしますが仮に復帰まで1年かかるのであればその時には既に4歳も半分以上過ぎた時期ということになってしまいますからね…
残念ですがこの判断も仕方ないのかなと思います。
馬券に絡むことこそありませんでしたが芝2000という層の厚そうな条件のなかで4走して4度とも入着。
掲示板にも2度載り、厩舎の方々の評価も低くはなさそうで心身の状態が整ってくればと期待していたのですが、本当に残念です。
このあとは治療を進めつつ検討していくとのこと。
繁殖入りの可能性もあるんですかね？
どうなっていくかわかりませんが、まずは1日も早い快復を、そしてより良い第2の馬生を送れることを願いたいと思います。
お疲れ様セルフエスティーム！
※出資馬画像、コメントはクラブホームページ(https://www.waraukado.club/)より。
許可をいただき掲載しています。
