YGG出資4歳馬で名古屋競馬からの中央復帰を目指すブルーローズシップ、地方15戦目を終え最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
ブルーローズシップ
4歳 牡馬
ゴールドシップ×ブーケドロゼブルー
(ブーケドロゼブルーの18)
関東)畠山吉宏厩舎
→名古屋)角田厩舎
加野牧場生産
ゴールドシップ第2世代!
叔父にコスモバルク!
2022/09/05 更新情報
9月5日(月)名古屋7R 康弘☆杏奈結婚記念杯C4に出走し3着でした。
角田調教師コメント
「申し訳ございません。
直線で一度カクンとなったそうで、ゴール入線後に右前を気にしている様子だったため確認した所、骨は大丈夫そうですが、左前のナカスジを痛めたようです。
躓いた時に痛めたのかもしれませんが、現在は常歩でも気にしています。
レース直後で破行しているため、まだはっきりとした診断が難しいため数日様子を見させて頂きます」
2022/09/06 更新情報
名古屋・角田厩舎にて調整中です。9月5日(月)名古屋7Rに出走し3着でした。
角田調教師コメント
「昨日よりは歩様は良くなっており、速歩だとまだ跛行すると思いますが、常歩での歩様は良くなってきています。
ただ、腫れが結構あがってきていましてナカスジ(繋靭帯)ですね。
獣医は3ヶ月程休ませればある程度良くなると話していましたが、繋靭帯ですし一旦しっかり休ませた方が予後は良いと思います」
クロキリの一言
8月19日に地方14走目、通算20走目を走ってから約半月。
再びレースに挑みましたブルーローズシップ。
920mと明らかに距離が短かった前走から今回は1500ということで、今度こそはと期待していました。
レースは安定の出遅れから後方に位置取り。
勝った時のように早めに上がってきている様子もなかったことから「これはやる気無いモードがきてしまったかな…」と半ば諦めムードで見ていたのですが、その後猛然と追い込んできて勝ち馬からは少し離されましたが2着馬からは僅か0.2秒差の3着という結果。
流石ブルーローズシップ、苦手なダートでも長めの距離なら安定して勝負になるようになってきたなぁと思っていたのですが…
ゴール後ジョッキーが下馬したようだという情報を見かけて心配していたのですが、即予後不良とか競走能力喪失という最悪のケースではなかったものの、酷ければ引退の理由にも十分なってしまう繋靭帯の故障であると発表されました。
馬の足首みたいに見える部分=球節(実際は人間で言うと指の付け根の関節という感覚)にある種子骨という骨と指骨*1・中手骨(管骨)が繋がっている辺りにある靭帯のことで、場所がわかるとなんとなく想像もつきやすくなりますが前述したように酷くなれば競走能力に直結しますし、負荷がかかりやすいところで一度治っても再発の可能性も低くは無い部分らしいです…
せっかく良い感じに行き始めてきていたところだったんですけどね…
少なくともずっと言われていた暖かいうちにもう1勝、というのは難しくなってしまいました。
それどころか4歳のうちにもう1回走れるかどうかも厳しい状況。
意外に軽症で何事もなかったかのように元気に復帰してくれると良いなと思いますが、急いで変に早く戻ってきて再発というのも怖いのでしっかり治してほしいなとも思っていて、複雑なところです。
調べていたら重症だと8ヵ月から1年の治療期間が推奨されるとあったので、現時点で3か月と言われているということはそれほど重度ではないのかもしれませんが…
そうだと良いなぁ…
心配ですが、まずは1日も早くブルーローズシップがまた元気に走れるように、今はとにかく順調な回復を祈りたいと思います。
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。
*1:いわゆる繋(つなぎ)の部分