YGG出資5歳馬でザファクター産駒、バアゼルザウバーの2019ことディオアステリア、2勝クラス昇級から7戦目のレースを終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
ディオアステリア
5歳 牝馬 中央2勝
ザファクター×バアゼルザウバー
(バアゼルザウバーの2019)
美浦)小野次郎厩舎
市川牧場生産
1年だけ日本で併用されたザファクター産駒!
この世代の出資馬本州入り第1号!&中央デビュー第1号!
出資馬初の芝コースでの勝ち馬!
2024/11/13 更新情報
美浦・小野次郎厩舎にて調整中です。
この中間は13日にウッドチップコースにて追い切られました。
小野調教師コメント
「ウッドチップで単走で追い切りました。
時計は68.2-53.6-37.6-11.0です。
先週は除外があるかもしれないというのを込みでやっていましたし、問題なく順調ですね。
今週東京芝1400mに向かいたいと思います。(横山)和生が空いていたので、引き続き和生で行こうと思います」
2024/11/14 更新情報
美浦・小野厩舎にて調整中です。
11月17日(日)東京12R 3歳以上2勝クラス 芝1400m戦に横山和生騎手騎乗で出走いたします。
2024/11/17 更新情報
11月17日(日)東京12R 3歳以上2勝クラスに出走し3着でした。
小野調教師コメント
「すみませんでした。
今日は福島に臨場していたので、開催が終わった後に(横山)和生と連絡を取ったんですけど、和生は奥歯に物が挟まったような感じで話していました。
直線前がスムーズに開いていたらもっと際どかったと思うんですけどね。
僕は内容的にも良かったと思うんですけど、和生としては今まで何度か止めたイメージがあって手応え程伸びなくて弾けなかったと感じたようです。
競馬を外から見ている分には良い内容だったと思うんですよね。
今は状態も良いと思うので年内もう一回使えたらと思います。
和生は中山の1600mが良いんじゃないかと話していましたが、また改めて番組を見て検討したいと思います」
横山和生騎手コメント
「ちょっと掴み所がないですね。
今回ブリンカーを着けてもらって、凄く効いてるかと言うと何とも言えない所です。
今回着順を上げられたのは馬場を見越してある程度流れに乗せられたという所が良かったと思うんですよね。
今回の結果をあまり鵜呑みに出来ない感じはしますね。
元々難しさを知っている馬なので、環境に左右されやすい性格をしているので、寄られたらフッとなったり耳を立てて走ってみたりとか、中山で後ろから良い脚を使えたと思ったら次はあれ?って競馬になったりとか、気持ちが前向きというかジョッキーのイメージ通りに動いてくれると今回のように着順も上がってくるんですけど、正直直線は嫌々待たされて、イメージ的にはあそこで待たされると進路が開いた時にもっとビュンと脚を使うんですけど、そこまでではなくて、僕の中ではラストまで我慢した分もっと弾けると思ったんですけど弾け方が余かったんですよね。
この着順に来た事については良く頑張ってくれたと思うんですけど、次にどの条件を使うかと聞かれるとどこが良いのかなと思ってしまう。
中京が良いのかと言われたら関西馬も混じって速い流れになるので、今回は内目の枠も良かったと思うんですよ。
ブリンカーを着けてちょっとビックリしたような格好でビュッと出ていって流れに乗せられたんですけど、怖いのは(ブリンカーに)慣れが出たりとか、外目の枠とかを引いて馬の気持ちがレースに集中していない状況になった時は、もっとフワッとして進まないという状況になりそうな感じがするので。
じゃ中山の1200mと言われたらそれもどうなのか。
1600mと言われたらまあ1600mの方がイメージは湧きますね。
もし僕がもう一度乗せて頂けるなら、中京や中山だったら中山の1600mという感じですね。
小倉を待つのも良いと思いますよ。
正直ディオ(アステリア)が集中して走ってくれる条件であればどこでも良いと思うんですよ。
じゃあどこが集中して走れるのか、どういう条件にしたら走れるのかとなると、厩舎も手を尽くしていますし僕も決して適当に乗っている訳ではないので、細心の注意を払いながら返し馬とかもやっているんですけど、今日は返し馬から雰囲気が良かったんですよ。
ただ、良かった分もっと弾けて欲しかったというのも本音で、3着じゃなくて2着、2着でももっと追い詰めての2着が欲しかったというのが本音なので、そういう意味で明確にどの条件かという事が言えないんですよね。
1800mはちょっと長いと思うので小倉だったら1200mだと思いますけど、滞在というのは馬にとっても気持ちが安定してメンタル面で良いかもしれないですね。
北海道でも成績を残していますしね。
僕も煮え切らないというか、明確にこうした方が良いと言う事を自信を持ってはっきりとお伝え出来なくて申し訳ないですが、今回の3着と前々回の4着と悪くはないので、何か後押しがもう一つ二つあればとは思います」
2024/11/20 更新情報
美浦・小野厩舎にて調整中です。
11月17日(日)東京12Rに出走し3着でした。
小野調教師コメント
「先週はすみませんでした。
レースはブリンカーを着けて感じは良かったですね。
レース後も特に問題なさそうなので、次どこに向かおうか考え中です。
1400mは良かったですし、あとは1600mか、ブリンカーが付いてあの感じなら1200mでも悪くないと思いますので、中京か中山か、権利もあるので状態等見ながら考えたいと思います」
クロキリの一言
1勝クラスに上がってから骨折を経験しつつも、復帰後も見事勝利を挙げるなど前走までに通算26戦2勝、私の出資馬の歴代最多出走記録を絶賛更新中となりますディオアステリア。
2勝クラスに上がってからも着順こそ6走して掲示板2回、連対は無しと好成績とは言えませんが、10着・9着のレースもありましたが勝ち馬から1秒以上離されたレースは無く、このクラスでもやってくれるだろうという雰囲気をみせながら頑張ってくれています。
今回は11月17日、2022年4月以来となる東京競馬場でのレースに、最も多くコンビを組んでいる横山和生騎手と挑みましたが…
まずは何と言っても横山和生騎手のレース後コメント!!
長いですね!!笑
実に1206文字。
原稿用紙3枚分、スピーチの原稿なら4分前後になるだろうという長文コメント。
いやー読み応え抜群です。
実際他のクラブ等でも所属馬へのコメントでこのくらい話されている方はいらっしゃるのかもしれませんが、話していただいたことをほぼ編集無しで載せてくれるYGGならではの長文と言えるかもしれません。
ご自身のなかではっきりしていること・いないこと、調教師の先生と見解が異なる部分含めて、今何を考えてディオアステリアと向き合ってくださっているのかがリアルに伝わってきて凄く良いなと思いました。
横山和生騎手いつもありがとうございます。
次走も継続騎乗となってくれたら嬉しいですね。
あまりにも横山騎手のコメント部分のインパクトが強くて、通知メールとホームページを開いた時小野先生のレース後コメントがあることに失礼ながら一瞬気付かなかったくらいだったのですが、レースの印象は私も小野先生が仰られていることと概ね同じで、直線でもう少しスムーズだったらもっと際どかったのでは!?積極的な展開からよく粘って脚を伸ばしてくれたなぁというものでした。
が、そこが横山和生騎手的にはあの日の手応えなら進路が開けてからもっと伸びても良かったはずと感じられたということなんですよね。
小野先生は年内もう1走を考えているとのこと。
通常通りならディオアステリアの競走馬としての現役期間は6歳3月までで、残り約4ヵ月。
あと2-3走、今年年間12走を達成できそうなディオアステリアなら4走という可能性も無くは無いでしょうか。
中央2勝と3勝では繁殖入り後の印象や産駒の人気度も違ってくるでしょうから、是非ともあと1勝を目指して人馬共に会心の一走を披露してくれればと期待しています。
とりあえずお疲れ様ディオアステリア!
ナイスレースでした!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。