YGG出資6歳馬でザファクター産駒、バアゼルザウバーの2019ことディオアステリア、2勝クラス昇級から10戦目のレースを終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
ディオアステリア

6歳 牝馬 中央2勝
ザファクター×バアゼルザウバー
(バアゼルザウバーの2019)
美浦)小野次郎厩舎
市川牧場生産
1年だけ日本で併用されたザファクター産駒!
この世代の出資馬本州入り第1号!&中央デビュー第1号!
出資馬初の芝コースでの勝ち馬!
2024年に年間12走!
2025/3/9 レース結果
3月9日(日)中山8R 4歳以上2勝クラスに出走し13着でした。
小野調教師コメント
「3コーナーあたりまでは揉まれない位置で上手く乗ってくれたんですけど、いざ追い出すと反抗してしまって(走る事を)止めてしまいました。
以前にも増して(嫌がる素振りが)顕著になってきていますもんね。
調教の動きは本当に良いので、今回距離延長で楽に進められれば変わり身があるんじゃないかと思って期待していたんですけどすみませんでした」
石橋騎手コメント
「初めて乗せてもらったんですけど、最初前後の繋がりが少し悪いかなと思いましたけど返し馬に行ったら良い感じでバランスも取れて走れていて、馬の雰囲気は良かったです。
事前に、最近は走る事に対して前向きさに欠ける所があるので距離を伸ばして気分良く先行出来ればと話していて、道中は事前の作戦通りあまり僕が動かさないで馬の気分で前に行くというイメージで、3コーナーあたりまでは凄く良い雰囲気で勝った馬の後ろを進んで行ってくれたんですけど、追い出すとあからさまに嫌がるというか、苦しい素振りを出していましたね。
あそこで動きが止まってしまってずるずる下がってしまいました。
だからといって馬の気持ちのまま走らせていたらそれはそれで下がって行ってしまうので、そこは難しい所ですね。
ちょっと走る事に対して後ろ向きさが出てしまっている事は感じました」
クロキリの一言
1勝クラスに上がってから骨折を経験しつつも、復帰後も見事勝利を挙げるなど前走までに通算28戦2勝、私の出資馬の歴代最多出走記録を絶賛更新中となりますディオアステリア。
2勝クラスに上がってからも着順こそ8走して掲示板3回、連対は無しと好成績とは言えませんが、10着・9着のレースもありましたが勝ち馬から0.9秒以上離されたレースは無く、このクラスでもやってくれるだろうという雰囲気をみせながら頑張ってくれています。
年末は12月15日に中京で走り、やや不完全燃焼な結果に終わってしまいましたが、その分レースでのダメージもそれほど無かった様子で在厩で年越し。
前走は1月5日、2025年のJRA開幕日に中山1200で出走を果たし、ディオアステリアにしては良いスタートを切りましたが、前に出ていくことはできず少しずつポジションを下げていってしまい、今回は直線で伸びてくることも無く後方でゴール。
勝ち馬レオテミスから1.7秒差の14着で、1秒以上差をつけられての敗戦は2023年の2月以来となる完敗でした。
調教での動きは悪くないようで、2021年以来の1600mで巻き返しに期待されるなか迎えた3月9日でしたが…今回も残念な結果になってしまいましたね…
前走同様スタートは良い感じでしたが、少しポジションを下げて道中を進むといざ追い出されるタイミングでは前に進んでいかず…
最後の方は今回もメンタル面が大きかったようなコメントが出ており、難しいですね…
6歳の牝馬なのでラストランの可能性もあるかと予想されるなかでの一戦でこの内容、覚悟しながらレース後更新を開いたのですが、3月10日時点でもファンド解散の6文字は無し。
もう一戦を視野に入れている感じなんでしょうか?
ディオアステリアは私にとって牝馬として初めて勝ち上がりを達成してくれた出資馬で、6歳の規定達成で繁殖入りとなればこれも出資馬初となる予定なので無事に競走生活を終えてほしいなという気持ちが強い仔ではあるのですが、一方で通算30戦ものレースを走り中央2勝、一口馬主DBさんによると回収率612%と高い回収率を残してくれた素晴らしいクラブ馬が3走連続二桁着順という成績で引退してしまうのもちょっと寂しい気がして、可能性があるならもう少しチャレンジしてほしい気持ちもあって、複雑な心境。
正直決定権の無い一口馬主で良かったなとすら思っています。
めちゃくちゃ悩まなければいけないところでした。
小野先生やクラブの方々のご判断に注目ですね。
どのような決断が下されるのかわかりませんが、とりあえずお疲れ様ディオアステリア!!
次回更新も楽しみに待ちたいと思います。
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。