YGG出資6歳馬でザファクター産駒、バアゼルザウバーの2019ことディオアステリア、通算31戦目、現役ラストとなるレースを終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
ディオアステリア

6歳 牝馬 中央2勝
ザファクター×バアゼルザウバー
(バアゼルザウバーの2019)
美浦)小野次郎厩舎
市川牧場生産
1年だけ日本で併用されたザファクター産駒!
この世代の出資馬本州入り第1号!&中央デビュー第1号!
出資馬初の芝コースでの勝ち馬!
2024年に年間12走!
2025/3/22 レース結果
3月22日(土)中京10R 熱田特別 4歳以上2勝クラスに出走し9着でした。
小野調教師コメント
「内枠なので行けるなら行ってくれと話していたのでハナに行きました。
ここ最近はどうしても競馬を止めてしまう感じが顕著に出るようになってしまいました。
前回ブリンカーを着けた時は止めてしまう感じが酷かったですが、今日は道中までは良い感じだったと思います。
能力はあるのでもう一つは勝てるんじゃないかと思っていたんですがもう一つ勝たせてあげる事が出来ず申し訳ありませんでした。
気持ちの面で難しい所があり以前から『あれ?』という感じで負けてしまうことが多かったですね。
良い馬体をしているので良い仔を出してくれるんじゃないかと期待しています」
角田騎手コメント
「ゲートは凄く落ち着いていて良い子でした。
スタートしてからは少し出が悪かったですが、ハナを取るのに無理をしている訳ではなく、ハナに行けないという感じではなかったです。
4コーナーまでは1頭で気持ち良く行きましたが、1着馬に抜かれた時に、一瞬頑張りましたがすぐに止めてしまって覇気がなくなってしまいました。
競馬に向かうにあたって出来ることはやったと思いますが、最後は競馬を止めてしまいました。
すみませんでした」
クラブコメント
本馬は2021年6月の東京競馬でデビューし、2022年7月の函館競馬で初勝利を挙げました。
その後は1勝クラスを勝利しますが、2勝クラスを勝つことが出来ず、本日の中京競馬で9着となり、ここまでの戦績や、規定による運用終了期限が近づいてきたことも踏まえ、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
なお、本馬は会員規約に基づき募集総額の5%で買戻しを行った後、生まれ故郷の市川牧場に戻り、繁殖牝馬となる予定です。
クロキリの一言
1勝クラスに上がってから骨折を経験しつつも、復帰後も見事勝利を挙げるなど前走までに通算30戦2勝、2着5回。
同い年のドライスタウトや2個下のスウィープフィートのように重賞に出ていくことこそありませんでしたが、私の出資馬の歴代最多出走記録を更新する31走を走り、一口馬主DBさんによりますと募集額に対する回収率も623%。
文句なしの大活躍でしたね。
私にとって牝馬として初めて勝ち上がりを達成してくれた出資馬で、6歳の規定到達での繁殖入りも出資馬初。
芝コースで初めて勝利を挙げてくれたのもこのディオアステリアなんですよね。
YGGの2019年産世代の追加募集(二次募集?)馬で、先に出資していたドライスタウトに追加出資するか、このディオアステリアに新規出資するかで迷った末に出資を決めたのが懐かしいです。
賞金的には流石にドライスタウトに追加していた方が配当は大きかったことになりますが、通算10走しかできなかったドライスタウトを思うとその3倍以上のレース数をこなしてくれたディオアステリアもまた偉大な功労馬。
本当によく頑張ってくれました。
ディオアステリアは勿論、管理し支えてくださった関係者の皆様にも大感謝です。
ラストランは久しぶりに逃げをうつ積極的な展開から、最後は沈んでいってしまいましたが見せ場たっぷりの激走。
やり切った感のあるレースでしたよね。
ナイスファイトでした。
このあとは予定通り繫殖牝馬になるとのこと。
YGGのことですから権利を一部持っているとか、持っていなくても産駒は積極的にチェックしてくれそうですよね。
JRAの芝で2勝を挙げている実績馬ですから普通に人気も出そうで、あまり人気になりすぎるとクラブで確保してくるのは難しくなってしまうかもしれませんが、どういった形であれ産駒には是非活躍してほしいですし、繫殖牝馬として競走馬時代以上の成功をおさめてほしいです。
ディオアステリアの今後ますますの活躍を願っております。
ありがとうディオアステリア!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。