YGG出資3歳馬でリアルスティールの初年度産駒、シンラバンショウの20ことオールスティール、通算2戦目を終えて最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
オールスティール
3歳 牡馬
リアルスティール×シンラバンショウ
(シンラバンショウの20)
栗東)高橋康之厩舎
川上牧場生産
リアルスティール初年度産駒!
この世代唯一の中央出資牡馬!
2023/04/16 更新情報
4月16日(日)阪神3R 3歳未勝利 芝1600m戦に出走し13着でした。
高橋調教師コメント
「ジョッキーは
「あまり集中して走ってなかったので、これが能力という感じではないと思います。
スタートして前にポジションを取りに行こうとしたんですが、ちょっと挟まれそうになったらフワ〜っと怖がって下がって行ってしまって、3、4コーナーに関しては狭い所で引っ張ってしまったんですけど、最後あの手応えの割には終いジリジリと伸びて来ているので、まだ馬が本気で走り切れていない感じでした。
今日の競馬だと芝が良いかダートが良いか判断は出来ないですが、フットワークの軽さ的にはこのまま芝でも行けそうな感じはします。」
と話していました。
今日は時計がかなり速かったですが、終いはジリジリと伸びては来ましたね。
次はブリンカーかチークか、馬具を考えて集中出来るようにしたいと思います。
調教では馬込みで走らせたりしてるんですけど、そんなに怖がったりするような所は見せないんですけど、競馬だとまだ周りに呑まれて走っているようなので、その辺を改善して行きたいと思います。」
クロキリの一言
2022年8月31日のゲート試験合格直後に残念ながら左前の橈骨遠位端の骨折が発見され、9月15日クリーニングも兼ねて手術。
復帰して3月19日、待望のデビュー戦を勝ち馬ソーダズリングから2.6秒差の14着という結果で終え、一度は続戦の方針が示されましたがリフレッシュのために一旦短期放牧に出ましたオールスティール。
4月16日、中3週で通算2走目に挑みました。
スタートは良い感じでしたが、前に行けるほど行き脚がつくわけではなく後方からになり、終盤も沈みはしないもののポジションを上げていけるほどでも無い、という感じのままゴールを迎える結果となりました。
2走連続の2桁着順ですが、スリーアウトに関してはあれは未出走馬として出た1走はノーカウントだったはずですので恐らく今回で初めて1アウト。
なのでそちらの心配はまだいらないかなと言うところなんですが、デビュー戦に続き今回もまだ、怖がったりして積極的にレースに臨めている感じがあまりしない状況のようですね…
気持ちの問題からくる不完全燃焼な感じは、特に何のきっかけも無いように見えたのにいきなり嘘みたいに走るようになるパターンもあれば、最後まで気持ちが乗らないまま未勝利戦のタイムリミットを迎えてしまうというパターンもあり、本当に難しい印象があります。
能力はある仔だと信じていますし、できれば前者のようにコロッと気持ちが前向きになってくれると良いんですが…
馬具の調整を試みてくださるようですから、まずはその効果が出ることを願いたいと思います。
このレースの走りっぷりだけで何かを語るのは難しいですが、いつかキャリアを振り返った時に、この1-2走目の経験が活きたよねと言えるように、ここから大きな成長と活躍を見せてもらいたいですね。
成長と健闘を信じて、次走もまた全力応援したいと思います!
とりあえずお疲れ様オールスティール!!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。