YGG出資2歳馬シルヴァースプーンの2020ことマロンアルジャン、芝に戻しての通算5走目を終えて最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
マロンアルジャン
2歳 牝馬
エピファネイア×シルヴァースプーン
(シルヴァースプーンの2020)
関西)牧田和弥厩舎
門別山際牧場生産
出資馬初のエピファネイア産駒!
この世代の出資馬最速デビュー!
2022/12/11 レース結果
12月11日(日)中京4R 2歳未勝利 牝馬限定 芝1400m戦に出走し17着でした。
牧田調教師コメント
「厳しい結果になってしまい申し訳ありません。
ジョッキーは
「スタートが良かったので行けそうだなと思ったんですが、最後はバラバラになってしまいました。」
と話していました。
テンに行けるように良いスピードは持っているんですけど、どうしても最後が苦しくなってしまいますね。
タイムオーバーになってしまって1ヶ月空けないといけないので、一度放牧に出して年明け小倉を目指したいと思います。」
クロキリの一言
7月16日にデビュー、続戦で31日に2戦目を戦ったあと放牧を挟み、そこからダートで2戦しましたマロンアルジャン。
久しぶりに芝に戻してみての1戦となりましたが、タイムオーバーの大敗となってしまいました。
芝で初めての短い距離、初の18頭立て、16番枠から外々を回る展開などなど、苦しい要因もあったかとは思いますが、流石にタイムオーバーまでは予想しておらず、残念です…
スタートが良く、先行できるスピードを持っているけど最後が…
というパターンが続いていて、個人的にこれはG1出資馬ベニテマリを思い出しますね。
ベニテマリはそこからスピードを活かした先行押し切りでの勝ち上がりに絞り、1000直出走も視野に入れるなど徹底して短距離を使い続けた結果未勝利に終わってしまいました。
勿論結果論ではありますし、同じプランで花開くパターンもあると思いますのでそれ自体は仕方なかったかなと考えていますが、一度くらいは長めの距離も試してみてほしかったなと今でも思っている出資馬です。
マロンアルジャンに関しては2走続けて同じ距離を走ったことがまだなく、芝→ダート→芝と色々試行錯誤しながら適鞍を探ってくださっている様子。
それはそれでどこかで目標を絞って行くことは必要になってくるんだろうとは思いますが、なんといってもまだ2歳ですからね。
マロンアルジャンの能力が1番活かせる舞台がどこかで見つかると良いなぁと思っています。
まぁとは言え現状全レース勝ち馬から1秒以上離されていますから、条件云々では無くマロンアルジャン本人の成長が勝ち上がりに不可欠であることは明らか。
タイムオーバーで出走出来ない期間もじっくり鍛錬にあてられるとプラスに捉え、成長した姿を見せてくれると信じて次走も楽しみに待ちたいと思います。
とりあえず無事なようでなにより。
お疲れ様マロンアルジャン!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。