一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬トレブランシュ、2勝クラス昇級初戦を終える

YGG中央出資4歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算9走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。




トレブランシュ

トレブランシュ。2024年3月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

4歳 牝馬 中央2勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎
門別山際牧場生産

出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!
出資馬初の1000直勝ち馬!

2024/10/9 更新情報

美浦・稲垣厩舎にて調整中です。

この中間は9日にウッドチップコースにて追い切られました。

稲垣調教師コメント

「今日はウッドチップで単走で追い切りました。
時計は67.8-52.0-37.7-12.1です。

1週毎にバランスは良くなって来ていますし、全体的にまとまりのある動きは出来ていたかなと思います。

テンションの振り幅は前ほどはなくて、良い意味で大人しいところが出て来ているのかなという感じではあります。

力は出せる状態だと思いますので、予定通り今週の競馬に向かいます」

2024/10/10 更新情報

美浦・稲垣厩舎にて調整中です。

10月12日(土)新潟11R 飛翼特別 3歳以上2勝クラス 芝1000m戦に吉田豊騎手騎乗で出走いたします。

2024/10/12 レース結果

10月12日(土)新潟11R 飛翼特別 3歳以上2勝クラスに出走し14着でした。

稲垣調教師コメント

「クラスの壁という事も含めて今日は付いて行く中でしんどい所が出てしまったかなと思います。

枠順もありますけど、スタートも良かったですし外に寄せては行けたので、その中で前走のように前に馬を置いて溜める事が出来なかった所が敗因かなと思います。

苦しくなって外にモタれる所もありましたし、その辺は1000m直線での経験を積んで行く必要があるのかなと思います。
スピード一辺倒で押しきれるという単純なものでもないので。

ただ、このクラスでも前に行けるスピードは見せてくれた点は良かったと思います。

馬の雰囲気に関しては、前回と同様に一番後ろから馬場に出したんですけど落ち着きに関しては前回よりもあったと思います。

この後は一旦放牧に出す予定ですが、1000mに拘るならダートに行ってみるとか、芝であれば1200mの平坦コースが選択肢になるかなと思います」

吉田豊騎手コメント

「今日は返し馬までは上手く行きましたけどね。
軽く行けて馬も落ち着いていたのでよしよしと思っていたんですけど、やっぱり枠順がキツかったですね。

この枠だと今日は全然溜めが効かなかったです。

前走は出てから前の馬の後ろで一旦溜めが効いて、掛かるような感じになってから切り替えて行けたんですけど、クラスが上がったという事もありますけど、ずっと壁がなかったので溜めが効かないで最後は(手応えが)スカスカになってしまいました。

流れが向けば走る力はあると思うので、展開が上手く行ってくれればまた違うと思います。
体は増えて状態は良かったと思います」

クロキリの一言

2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も出走数は多くないものの掲示板率100%の安定感をみせてくれましたトレブランシュ。

2023年6月18日に東京で通算5走目を走り5着になったあと、膝に熱感が出たり、蹄を打撲して膿がたまってしまったりしてレースから遠ざかり、年末に一度入厩の話が出ていたのですが、稲垣先生は中京を待つことを選択。

時間をかけてじっくり調整&成長を促す期間に入り、2月10日にトレセンに帰厩。
予定通り中京の芝1400で約9か月ぶりのレースに出走しましたが、18頭立ての18着というまさかの結果に。

続く5月5日の東京芝1400も好スタートからスッとスピードに乗り、良い感じで逃げの体勢に入っていったように見えたんですが、後続が迫ってくると粘ることができず失速、勝ち馬レッドシュヴェルトから1.7秒差の13着でゴールしています。

レース後は森本スティーブルに放牧に出され、約2ヵ月じっくり調整。
7月18日、トレセンに帰ってきました。

前走直後は次走はダートの短いところを試してみるかもとのコメントが出ていましたが、タイミング的なものもあってか新潟芝1000mを走ってみることに。

有名な新潟の1000直。
出資馬初出走となりましたが、この挑戦が見事ハマることになりました。

芝が綺麗なところを走れる外枠が有利とされるなかで18頭立ての8枠16番を引く幸運に背中を押され好スタートを切ると、前に入ってきた1番人気クールベイビーの後ろを行く展開。

これが今のトレブランシュには良かったようで、最後は3頭の競り合いをクビ差で制し、2022年10月以来となる勝ち星を挙げてくれました。

レース後は少し疲れもあったようでリフレッシュ期間に入り、結果的に9月は出走無し。
じっくり調整され、10月12日、前走と同じ新潟1000mで昇級初戦へ。

外枠だった前走とは正反対の1枠2番スタートとなりましたが、結果的にはこれがやはり難しかったですね。

好スタートを切り前を伺えるようなスピードを見せることができましたが、皆が芝の綺麗な外ラチ方向を目指していくなかで前に馬を置くことができず、前走のように良い感じで溜めをつくることができなかったのが大きかったようで、ゴールが近付くにつれて存在感が薄くなっていってしまいました。

着順は14着で大敗と言えるものになってしまいましたが、昇級初戦でしたし、少なくともスタートと行き脚の部分ではこのクラスでも通用しそうというところをみせてくれましたから、個人的には着順からうける印象よりはポジティブな感想を持ったんですがどうでしょう?

次走どんな展開になって、そこでどんな走りと結果を見せてくれるのか、上積みがあるところを見せてくれるんじゃないかなと期待しています。

ダートに挑戦してみるのか、少し距離を伸ばしてみるのかその辺りの稲垣先生のご判断にも注目ですね。

とりあえずお疲れ様トレブランシュ!
次回更新も楽しみに待ちたいと思います。


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。