YGG中央出資4歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算10走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。
早速確認してみましょう。
トレブランシュ

5歳 牝馬 中央2勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎
門別山際牧場生産
出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!
出資馬初の1000直勝ち馬!
2025/2/12 更新情報
小倉競馬場にて調整中です。
この中間は12日にダートコースにて菊沢一樹騎手を背に追い切られました。
稲垣調教師コメント
「今日はレースで騎乗予定の菊沢騎手が跨がってダートコース(53.7-38.8-12.1)で半マイルから追い切りました。
ジョッキーが想像していたよりもムキになってガツンと行く感じはなく、意外とフワフワとした感じで進められて、直線に向いてからの反応も良かったそうです。
ダート自体は合っていそうな気がしますと話していました。
ゴール過ぎて止める時は勢いに乗っている分、ハミに突っかかってくる感じで止めるのは大変だったみたいですが、競馬に関しては折り合いなどを含めたリズムが大事だと思うので乗り方一つだと思いますとの事でした。
日曜小倉の伊万里特別に菊沢騎手で投票させて頂きます」
2025/2/13 更新情報
小倉競馬場にて調整中です。
2月16日(日)小倉10R 伊万里特別 4歳以上2勝クラス ダ1000m戦に菊沢一樹騎手騎乗で出走いたします。
2025/2/16 レース結果
2月16日(日)小倉10R 伊万里特別 4歳以上2勝クラスに出走し12着でした。
稲垣調教師コメント
「今日は東京競馬場に臨場しているため現地スタッフからの報告ですが、ジョッキーはこの一戦だけだと何とも言えないと話していたようです。
今日は周りも速い馬が多くて追走するのに精一杯で、そこでエネルギーを使ってしまったような感じですね。
ダートが駄目という訳ではないかもしれないが掴み所がないまま終わってしまったという内容だったようです。
慣れが必要なのか、1000直とはコーナーリングが入ってくるという違いもあってジョッキーも1000直では乗っていないので比較が出来ない所もあると思いますが、映像を見た印象としてはダートの1000mは忙しいかなという印象はありますね。
次走は新潟まで待ってもう一度1000直に向かいたいと思います。
このクラスに入ると周りも速いのでこれまでのようにスピードだけで押しきるというのは中々難しいですね。
火曜日に小倉を出発して水曜日に美浦に戻る予定です」
菊沢騎手コメント
「すみませんでした。
今日は結果が出なかったのでなんとも言えませんが、ダートの走りは悪くないと思うんですけどね。
ダートでの追い切りの走りは良いなと思いましたし、芝1000mで勝つ馬はダートで走る傾向もあるので、芝1200mよりは良いのかなと思っていて楽しみだったんですけどね。
スピードはここで通用するくらいあるんですけど、最後が思ったより歩くような感じになってしまいました。
砂を被るのは初めてなので、躊躇する感じはありましたが、慣れてくればそういうところも大丈夫だと思いますし、ダートが決して悪いとは思わないんですけどね。
スタートも上手でしたが、外が速くて押し込められる形になりました。
枠の並びとかもあるんですけど、もう一つ前のポジションで運んで、しぶとく行った方がこの馬は良いのかなと言う感じはしますよね」
クロキリの一言
2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も出走数は多くないものの掲示板率100%の安定感をみせてくれましたトレブランシュ。
2023年6月18日に東京で通算5走目を走り5着になったあと、膝に熱感が出たり、蹄を打撲して膿がたまってしまったりしてレースから遠ざかり、年末に一度入厩の話が出ていたのですが、稲垣先生は中京を待つことを選択。
時間をかけてじっくり調整&成長を促す期間に入り、2月10日にトレセンに帰厩。
予定通り中京の芝1400で約9か月ぶりのレースに出走しましたが、18頭立ての18着というまさかの結果に。
続く5月5日の東京芝1400も好スタートからスッとスピードに乗り、良い感じで逃げの体勢に入っていったように見えたんですが、後続が迫ってくると粘ることができず失速、勝ち馬レッドシュヴェルトから1.7秒差の13着でゴールしています。
レース後は森本スティーブルに放牧に出され、約2ヵ月じっくり調整。
7月18日にトレセンに帰ってくると、有名な新潟の1000直に出資馬初出走。
この挑戦が見事にハマり、2022年10月以来となる勝ち星を挙げてくれました。
前走は昇級初戦として勝ち上がりと同じ条件を走りましたが、内枠を引いてしまったこともあり14着と完敗。
そこから約4ヵ月、今回はかねてから話のあったダートに挑戦してみようと言うことで、小倉のダート1000mに向かいましたが…
正直見せ場があったとは言い難いレースになってしまいましたね。
更新を読んでみると現場としてもちょっと微妙なものになってしまったようで、これでダートが合わないと判断するほど悪い手応えではなかったようですが、とは言え結果として二桁着順だしなぁという感じ。
特に菊沢騎手は追い切りでの動きも含めてまだダートに可能性を感じておられるようですが、ジョッキーにそう思わせるようなものが何かあるということなんでしょうか?
とりあえず次走は新潟1000直を待つことになるようですが、確かにそれだけではレース数がかなり少なくなってしまいますし、選択の幅がひろがると良いんですけどねー。
これで昇級後2戦連続の二桁着順となってしまいましたが、少なくともこれで終わるような馬ではないと思いますので、次走以降の巻き返しに期待してまた全力応援していきたいと思います。
お疲れ様トレブランシュ!
次走も楽しみです!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。