YGG中央出資4歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算11走目となるレースを終えて最新の近況が更新されました。
早速確認してみましょう。
トレブランシュ

5歳 牝馬 中央2勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎
門別山際牧場生産
出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!
出資馬初の1000直勝ち馬!
2025/4/24 更新情報
美浦・稲垣厩舎にて調整中です。
稲垣調教師コメント
「ウッドチップコース(66.9-51.1-37.6-12.3)で追い切りました。
動きに関しては重たさはそれほどないですけど、体の動きはまだ小さくて動かしきれていない感じは残っていました。
息もそこまで重たい訳ではないですけど、1本目という事で息の入りに少し時間はかかっていました。
体重は牧場からの流れで450キロで推移していて、体つきもこの馬にしては細め感のない体になっていると思います。
今日追いきった事でどう変化してくるか、その辺も含めて来週までの進め方を検討して行きたいと思います。
競馬は予定通り来週の1000直に向かうつもりです」
2025/4/30 更新情報
美浦・稲垣厩舎にて調整中です。
この中間は30日にウッドチップコースにて追い切られました。
稲垣調教師コメント
「単走でウッドコース(66.4-52.4-38.7-24.8-11.9)で追い切りました。
道中は3コーナーから少し力みというかハミを咥えて行くような所はあって、折り合いを欠いている訳ではないんですけど気持ちが強く出ている感じで、終いもバタバタになるような事はありませんでしたけど、右トモが弱いぶん少し右にバランスが崩れて行くような所はありましたね。
競馬に向かう上ではいつもと変わりない所ではありますので予定通り出走させたいと思います。
ジョッキーは現在手配中です」
2025/5/1 更新情報
美浦・稲垣厩舎にて調整中です。
5月4日(日)新潟10R 邁進特別 4歳以上2勝クラス 芝1000m戦に西塚洸二騎手騎乗で出走いたします。
2025/5/4 レース結果
5月4日(日)新潟10R 邁進特別 4歳以上2勝クラスに出走し10着でした。
稲垣調教師コメント
「スタートが決まって、大外枠という事もあって行くしかないという形でしたが、結果的にペースが速くて終いは止まってしまいました。
ペースが速かったにせよ2勝クラスのメンバーの中に入ってやや苦しい所もあるのかもしれません。
今後はこの条件にこだわらず芝1200mあたりの条件で考えて行った方が良いかもしれません」
西塚騎手コメント
「頑張ってはくれたんですけど、結果的に逃げという選択が良くなかったかもしれません。
大外ならポンと出られる馬も多いですし、スタートが決まればハナに行く事も考えていたんですけど、実際ポンと出られたのでハナだなと思って進めたんですけど、乗った感じはハミが遠くて伸びたような走りをする馬なので、ちょっと起こす意味でも前に馬を置く形の方が良かったかなと思います。
そこまで入れ込んでいる感じはなく、口向きが難しいので乗りやすいタイプではないですけど、テンションは許容範囲内だったと思います」
クロキリの一言
2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も出走数は多くないものの掲示板率100%の安定感をみせてくれましたトレブランシュ。
2023年6月18日に東京で通算5走目を走り5着になったあと、膝に熱感が出たり、蹄を打撲して膿がたまってしまったりしてレースから遠ざかり、年末に一度入厩の話が出ていたのですが、稲垣先生は中京を待つことを選択。
時間をかけてじっくり調整&成長を促す期間に入り、2月10日にトレセンに帰厩。
予定通り中京の芝1400で約9か月ぶりのレースに出走しましたが、18頭立ての18着というまさかの結果に。
続く5月5日の東京芝1400も好スタートからスッとスピードに乗り、良い感じで逃げの体勢に入っていったように見えたんですが、後続が迫ってくると粘ることができず失速、勝ち馬レッドシュヴェルトから1.7秒差の13着でゴール。
どうしたものかという結果が続きましたが、約2ヵ月かけてじっくり立て直しをはかると、有名な新潟の1000直に出資馬初出走。
この挑戦が見事にハマり、2022年10月以来となる勝ち星を挙げてくれました。
昇級から2戦目となった前走はかねてから話のあったダートに挑戦してみようということで小倉のダート1000mへエントリーし、砂でどんな走りを見せてくれるだろうかと注目されましたが、菊沢騎手曰くダート適性が無いとはまだ言いきれないということだったものの正直見せ場があったとは言い難いレースになってしまい2桁着順に沈んでいます。
レース後に次走は新潟千直を目指す方針が早々にアナウンスされ、放牧に入ってから約二ヶ月半。
なんとなくあまり調子は抜群に良いとは言えないのかなという印象の更新が続き、2ヵ月前から目標にしていた通りのレースだったにも関わらず鞍上がギリギリまで決まっていないなど、勝負の1戦という感じではないのかな?と思いながらでしたが、1000直では有利とされる大外枠を引き、若手のなかでは個人的に応援しているジョッキーの一人である西塚騎手が乗ってくださるということでなんとか一発…と思っていたんですけどね…
好スタートを決めて前に立ち、レースを引っ張った3頭のうちの一角を担ったものの、早めから失速し3走連続となる二桁着順でのゴールとなってしまいました。
前に馬を置ければ違っただろうというのが今後に向けて希望になってくる部分ですかね。
既に2勝クラスにおりYGG所属馬としては充分好成績を残している1頭と言えると思うのですが、ドライスタウト世代とスウィープフィート世代に挟まれているからか注目度的にも評価的にも控えめな印象があるトレブランシュ。
なんとかどこかで色んな条件が噛み合った走りをまた見せてほしいですよね。
5歳牝馬なので規定通りなら引退へのカウントダウンは始まっていますが、まだ通算11走とキャリアは浅く色々な可能性を残してると信じていますので、次走以降もまた全力応援していきたいと思います。
とりあえずお疲れ様トレブランシュ!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。