YGG中央出資5歳馬トレサンセールの2020ことトレブランシュ、通算14走目となるレースを終えて最新の近況が更新されました。
早速確認してみましょう。
トレブランシュ

5歳 牝馬 中央2勝
オルフェーヴル×トレサンセール
(トレサンセールの2020)
美浦)稲垣幸雄厩舎→美浦)伊藤伸一厩舎
門別山際牧場生産
出資馬2頭目となるオルフェーヴル産駒!
この世代の中央出資馬本州入り第1号!
この世代の中央出資馬勝ち上がり第1号!
出資馬初の1000直勝ち馬!
2025/10/29 更新情報
10月28日(火)浦和11Rに出走し10着でした。
伊藤調教師コメント
「昨日はすみませんでした。
馬の状態ですが、鼻血以外では馬体面で特に異常はありません。
今回の調整過程は今までで一番順調で、転厩してきてから一番落ち着いた状態で競馬に向かう事が出来ましたし、あの条件の走り次第では今後の選択肢も広がるかなと思っていたんですけど、このような形になり申し訳ありませんでした」
クラブコメント
本馬は、美浦・稲垣厩舎から2022年9月にデビューし、10月の2戦目で初勝利を挙げました。
24年8月には新潟の直線1000mで2勝目を挙げ、その後、25年6月に美浦・伊藤伸一厩舎に転厩。
短距離戦で掲示板に載ることができないレースが続いていましたが、10月28日に出走した浦和競馬の交流競走のレース中に鼻出血を発症。
出血量も多く、今後については一定期間の休養が必要となる見込みのため、ここで競走馬ファンドを解散することといたしました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
今後につきましては、繁殖牝馬となる予定です。
本馬に出資されている会員の方へは、後日、詳細を記載した引退報をクラブからのメッセージにてご案内いたします。
クロキリの一言
2022年9月にデビュー、翌月通算2走目で見事勝ち上がり、その後も有名な新潟の1000直で出資馬初出走初勝利を挙げるなど少ない出走数のなかで中央2勝と言う素晴らしい成績を残してくれているトレブランシュ。
しかし近走はメンタル的なところで難しさを見せており、勝つか二桁着順かという極端なレースが続いていて、3走連続で二桁着順となったタイミングで転厩が発表されました。
前走は転厩3戦目。
新しい試みとして浦和の交流戦に向かうことになりどうなるかというレースでしたが…鼻出血を発症してしまいました。
なんだ鼻血か、と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、前回このブログでも書いたように馬は口での呼吸が出来ないそうで、唯一呼吸できる鼻が出血で通りにくくなってしまうというのは大変なこと。
一定期間の出走停止措置が課せられるほか、その原因にもよるようですが繰り返すことも多いため引退理由になることも少なくない大きなトラブルなんですよね…
有名どころだとオルフェーヴルがレースを回避することになったり、ウオッカの引退理由の1つになったりしているようです。
トレブランシュもどうなるだろうかと思って近況更新を待っていましたが、やはりここでファンド解散することになりました。
5歳の牝馬で、なにごとも無くてもあと数ヶ月で規約に定められた運用期限を迎えますし、無理させるよりも早めに次のステージに向けて体調を整えていこうということですかね。
レース数は多くありませんでしたが出資馬初の千直勝ち馬になってくれたり、クラブ全体としてもドライスタウト世代とスウィープフィート世代に挟まれていて成績的に少し苦戦していたYGG20年産中央世代の勝ち頭として本当によく頑張ってくれました。
母としても大活躍してくれるであろうと確信しておりますので、産駒に出資する機会があるかはわかりませんが、これからも応援し続けていきたいと思います。
とりあえずお疲れ様トレブランシュ!
ありがとうトレブランシュ!!
まずは早く体調がよくなりますように。
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。