YGG地方出資馬でミッキーアイル産駒クラリティーアイズ21ことクリスタライズ、南関移籍後6走目となるレースを終え近況が更新されています。
早速確認していきましょう。
クリスタライズ
4歳 牡馬 地方4勝
ミッキーアイル×クラリティーアイズ
(クラリティーアイズ21)
道営）佐々木国明厩舎
→笠松）後藤佑耶厩舎→浦和）水野貴史厩舎
サンバマウンテンファーム生産
道営所属馬への出資はラッキーミーティア以来2頭目！
2023年の能力検査を初日となる3月16日に合格！
2023年4月19日、門別で「日本一早い新馬戦」を勝利！
2025/4/3 レース結果
４月３日（木）船橋８R アカシアスプリントＢ２Ｂ３選抜馬に出走し８着でした。
水野調教師コメント
「スタートも決まって楽に行けたかなと思ったんですけど、やっぱり1200mは長いんですかね。
次巻き返します。
すみませんでした」
野畑騎手コメント
「すみませんでした。
1200mですし無理に行かずに行く馬がいれば行かせるくらいのつもりではいたんですけど、スタートが出てしまったので、全然仕掛けてもいないんですけど逃げる形になりました。
結構良いペースで進められたかなと思ったんですけど番手の馬も強かったですし、交わされてからは止まってしまいました。
状態が悪い訳ではないんですけど、続けて使っているので多少疲れはあるかもしれません。
そう思うと返し馬から浦和の方がリフレッシュさはありましたね。
距離はやっぱり1200mだと長いので900m、1000mが理想だと思います。
距離が長い分1200mならある程度溜めて行く方が良いんでしょうけど800mを使っていて気も入っているのでテンも速くなっていてそこの塩梅が難しいですね。
これで抑えて行くと引っ掛かると思うので内枠でしたしスタートも出たので今日は行くしかなかったです。
すみませんでした」
クロキリの一言
2022年11月11日から移動解禁のところを11月15日に道営・佐々木厩舎に入り、2023年3月16日にその年最初の実施となる能力検査を早速受検、出遅れながらも見事な末脚を披露しての差し切り勝ちで合格し、4月19日、門別で開催された「日本一早い新馬戦」ＪＲＡ認定スーパーフレッシュチャレンジ２歳新馬にて見事デビュー勝ちを果たしましたクリスタライズ。
その後しばらく勝ち星から離れる時期があったものの、笠松に移籍して逃げを試みてからは安定。
合計で10走し、3勝と言う結果を残して2023年を終えています。
2024年は1月10日に笠松ダート1400に出走し、逃げたメイショウセントレの後ろにつく形から抜け出して早々に1勝をあげ、続く2月8日ゴールドジュニアでは更に後方の位置取りから勝ち馬ミトノウォリアーにクビ差に迫る2着になるなど好発進を見せましたが、3月28日にネクストスター中日本で1つ前の着順の馬からも10秒以上離される大敗を喫すると、仕切り直しをはかった草若葉特別でも直線に入る前から「いつの間にか下がり出していた」という感じの失速で2走連続の最下位。
リフレッシュのため茨城県のリオさんという休養牧場に移動、約1か月半を過ごして6月15日、笠松に帰ってきました。
復帰後は休養前のような大敗はないものの、好スタートから良い感じでレースを進めつつも直線で伸びきれず…という展開が定番のように繰り返されてしまう状況に。
大ブレーキという感じでは無く、少しずつ粘りがきくようになってきている気もしなくもなくかな？と個人的には思っていたのですが、レース後クラブからは浦和への移籍が発表されました。
移籍後は800なら好走、それより距離を伸ばすと残念ながら…という結果を繰り返しながら4走。
今回は1200に挑んだレースでしたが…やはり長いようでしたね。
最内から好スタートを切るとそのまま先頭に立ち、マイペースで逃げの形になったかと思われましたが、最終コーナーを回りながら後続に並びかけられると抵抗するような様子は見せられず、残り200を切ると一気に下がっていってしまい最下位でのゴールとなってしまいました。
野畑騎手のコメントを見ると長そうだったから控えるパターンも考えておられたようですが、1枠から良いスタートを切って自然に先頭に立ってしまっていましたもんね。
操縦性が抜群に高い馬ならまだしも、ここ数戦短距離仕様で調整していたクリスタライズとしては野畑騎手の仰るようにそのまま前に行く選択肢しかなかったかなと見ている側としても思いました。
逃げからの大ブレーキって見た目的にかなりショッキングな負け方なので着順以上に残念だったなという感じがありますが、敗因ははっきりしていますし好スタートを切れているのはポジティブなポイント。
水野先生の「次巻き返します。」とのお言葉を信じて、次走も全力応援していきたいと思います。
とりあえずお疲れ様クリスタライズ！！
