一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬ダイヤモンドナイツ、まさかのファンド解散…

私のYGG中央出資3歳馬でサトノダイヤモンド産駒のクリストフォリ21ことダイヤモンドナイツ、通算8走目となるレースを終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

ダイヤモンドナイツ

ダイヤモンドナイツ。2023年12月 クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。
ダイヤモンドナイツ。2024年9月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 中央2勝
サトノダイヤモンド×クリストフォリ
(クリストフォリの2021)
美浦)田島俊明厩舎
奥山ファーム生産

サトノダイヤモンド産駒への出資は2世代連続!
ドライスタウト以来、出資馬2頭目となる新馬戦勝ち馬!

測尺

2021/10/28 募集時(当歳募集)
体高133.0cm 管囲16.5cm 胸囲136.0cm 馬体重230kg

2022/09/29 (同世代の一次募集の頃)
体高152.0cm 管囲20.0cm 胸囲167.0cm 馬体重410kg

2023/03/21
体高160.0cm 管囲20.0cm 胸囲179.0cm 馬体重451kg

2023/07/24
体高161.0cm 管囲20.0cm 胸囲181.0cm 馬体重482kg

2023/12/02(新馬戦)
馬体重470kg

2024/9/24 更新情報

美浦・田島厩舎にて調整中です。

9月22日(日)中山6Rに出走し1着でした。

田島調教師コメント

「先週はおめでとうございました。
今のところ大きく変わった所はありません。

歩様も問題ないのでもう少し様子を見て、問題なければ中2週で東京の2100mダートに向かいたいと思っています」

2024/10/2 更新情報

美浦・田島厩舎にて調整中です。

この中間は2日にウッドチップコースにて併せ馬で追い切られました。

田島調教師コメント

「今日はウッドチップコースで69秒くらいで馬なりで追いきったんですが、上がりで左前が腫れてしまいました。

前走後は膝が腫れぼったかったのでレントゲンは撮っていて、その時は特に異常はなかったんですが、今日は膝の後ろ側から腱にかけて腫れが出ました。

それと蹄叉が一部取れたような形になったので鉄橋蹄鉄を入れる予定です。

今日のレントゲン検査でも骨は問題なく、明日の午後にエコー検査を行う予定です。

歩様にも多少は出ています。
いずれにしても来週のレースは見送って休養になると思いますが、明日また検査結果が出ましたら報告致します。

すみませんでした」

2024/10/3 更新情報

10月2日の追い切り後に左前脚に腫れが出たため、本日エコー検査を行った所左前の浅屈腱炎と診断されました。

損傷率が47%と高く、治療を行ったとしても復帰までには相応の時間がかかり、競走馬として復帰が出来たとしても屈腱炎が再発する可能性があることから、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。

会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。

なお、現在の馬体状況から、今後につきましては乗馬への転用を予定しております。

本馬に出資されている会員の方へは、後日、詳細を記載した引退報を近況ページにてご案内いたします。

田島調教師コメント

「本日エコー検査を行い、左前の浅屈腱炎と診断されました。
腱の上の方から真ん中あたりまで損傷していて、一番大きい所で47%の損傷という事でした。

前走良い形で勝つ事が出来ましたし、まだ経験も浅くこれから更に成長していってくれる事を期待していた矢先の事なので非常に残念です。

前走後から次走に向けて昨日の追い切りまでは順調に進められていたんですが、前走競馬の際に痛んでいたものがすぐには表に出ずにこのタイミングで出てきたのかもしれません。

3歳で2勝するというのは大変な事ですし、これからという所でこのような形になり申し訳ありませんでした」

クロキリの一言

1歳の9月15日に森本スティーブルさんへの移動を果たし本格調教に入っていましたが、年末頃に右前に骨端炎が出たりしてペースを落としましたクリストフォリ21ことダイヤモンドナイツ。

2歳3月に入りようやく状態が落ち着いたあとは、そこからじっくりじっくりペースを上げていき9月頭についに本州入り。
同月末にゲート試験を合格して放牧を挟み、戸崎騎手を迎えていよいよデビューへ!………という予定だったのですが、残念ながらここで1度除外。

12月2日、丹内騎手とのコンビで改めてメイクデビューに挑み、見事な差し切りで中央出資馬ではドライスタウト以来となる新馬勝ちを達成してくれました。

勝ち上がり後はダートの1600-1800を6走しましたが最高着順6着、勝ち馬との着差も一度0.8となった以外は全て1秒以上と1勝クラスで完全に壁にぶち当たり、しかしそれでも吉田豊騎手に乗り替わった3走前は新馬戦以来の上り最速を記録するなど成長の兆しを感じる走りっぷりで、前々走も結果こそ出ませんでしたが勝負所で進路が上手く確保できなかったというもの。

好走の兆しを見せながら前走9月22日を迎えました。

何度も芝中距離を試してみようかと言う話が出ていましたが上述の良さげな雰囲気もあってか再びこだわりのダート1800へ。
いつもの後方発進から内を通ってじわじわと前との差を詰めると、最終コーナーを回る頃には先頭集団をうつした画面にしっかり白いチークピーシーズが入るくらいの位置に。
そのまま外に出しつつ直線に入った時には進路も確保されており、ここから中山の短めの直線で最高の末脚を見せて先行勢をまとめて差し切り!
色んなものが噛み合った素晴らしい勝利を見せてくれました。

3歳の10月に入ったばかりのこの時期に着実に2勝目。
この条件で上を目指すとか距離延長、芝への挑戦など今後に向けて夢が膨らみつつまだたっぷり残る勝利の余韻を味わっている最中でしたが…最新の更新は残念なものでした。

左前の浅屈腱炎。損傷率47%…
損傷率はあくまでも範囲の話で、必ずしも重症度を示す数字では無いという話も聞いたことがありますが、それにしても大きい数字ですし、復帰まで時間がかかり再発率も高いと聞く屈腱炎。

何とか現役続行の可能性を模索する姿勢に定評のあるYGGさんがこんなに早くファンド解散を決断するほどですから、それだけ深刻なものだったんだろうなということが推察できます。

早熟と言うタイプでもなさそうで、レーススタイルも固まってきた感があり、これからというタイミングだったと思われるだけに本当に残念でしたね…

命が助かっただけ有難いと思わなければならないのかもしれませんが、今はまだなかなか割り切れないものがあります。

まずは療養期間を置いて、それから乗馬のトレーニングが始まる感じでしょうか。
とりあえずはゆっくり休んで、1日でも早く痛みや腫れが無くなってくれればと思います。

お疲れさまダイヤモンドナイツ。
ありがとうございました。


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。