2歳で早々に勝ち上がり、年末の大舞台ホープフルSへの出走も果たしましたがその後1勝クラスの壁との戦いが続いていますYGG出資馬ホルトバージ。通算17走目、1勝クラスに来てから15走目のレースを終えて最新の近況が更新されました。
早速確認してみましょう。
ホルトバージ
3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産
谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!
測尺
2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg
2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg
2023年04月20日(北海道育成最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg
2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg
2024年07月13日
馬体重:460キロ
2024/9/26 更新情報
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「今週は戻ってきたばかりなのでマシン運動で様子を見て行きます。
今のところ状態は問題ないですし、元々ある骨瘤もそんなに痛みはありません。
来週月曜日に獣医に確認してもらって、問題なければ火曜日から乗り出して行く予定です」
2024/10/3 更新情報
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「月曜日に獣医に診てもらいましたが、いつも通り両トモに多少疲れがありましたので水針で治療を行いました。
調教は進めて問題ないとの事だったので火曜日から乗り出しています。
坂路は明日から上げる予定で今週はハロン18秒までで、来週から週2本時計を入れて行こうと思っています」
2024/10/10 更新情報
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「予定通り今週から週2本速い時計を入れるメニューを始めています。
昨日1本目を行きましたが、その後も歩様や骨瘤の状態は変わりなくきているので、明後日2本目をやってみる予定です。
変わりなく順調に進められています」
2024/10/17 更新情報
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。
牧場担当者さんコメント
「今週月曜日の獣医チェックでは背腰は問題ないとの事だったので、水針治療などはせず、こちらでマッサージをするのみで進めています。
調教に関しては週2本14-14を入れていますが、特に問題なく進められています」
2024/10/23 更新情報
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。
寺島調教師コメント
「まだ確定ではないですが土曜日に戻すかもしれません。
ゲート試験を受ける予定の馬が試験に合格して放牧に出せたらその入れ替えで入厩させようと思っています」
牧場担当者さんコメント
「引き続き週2本ハロン14-14の時計を入れながら進めていますが問題なく進められています。
今回は背腰の疲れもそこまでではなく治療もそんなに必要なかったですし順調です。
近いうちに戻すと聞いていますのでこのまま進めて行きます。
馬体重481キロです」
クロキリの一言
2歳の2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。
その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして7着になり、そこから中1週の7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めてくれましたホルトバージ。
2歳シーズンは放牧も挟みつつ2歳重賞・新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、年が明けて3歳になると開幕週から早速始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。ダートでもやれるぞという走りを見せてくれました。
そこからは数戦ダートを走り、途中で芝に戻したりと条件を変えたりもしながらも、「全く通用していないというほどでは無いものの勝ち切るほどの決め手も無い」という印象のレースが5レース、約半年続く苦戦の時期に。
1勝クラスの壁はこんなに高いのか…と思い始めていましたが、7月13日からは3年目西塚騎手とコンビを組み9月8日までに4走。
9月8日の中京こそスタート直後両隣りの馬が寄ってきて間に割って入ることが出来なかったことにより後手を踏み、そこから外々を早めに進出していき勝ちを狙う形を選んだことで最後は失速、6着と少し悔しい結果に終わりましたが、そこまでの3走は芝2000とダート1800、ダート1800と走って2着2着3着。
暑い夏を立派な成績で乗り越えてくれました。
前走は9月21日。
7月から数えて5走目のレースで、これを終えたら休養を挟もうということで挑んだ一戦でしたが、いつも通りの後方スタートから中盤では一時最後方に。
外から上り最速の脚で伸びてくる姿は素晴らしかったものの流石に届かず…という内容で勝ち馬イモータルバードから0.9秒差の7着で終えて放牧に出ています。
放牧当初は両トモに多少疲れが出たりしたようですが、幸い軽度で済んだようでスムーズに調教へ復帰。
順調に調整されている様子を伝える更新が約一か月続いた10月23日、馬房の状況次第でそろそろ戻そうと思いますという寺島先生のコメントが公開されました。
確かに放牧に出た時には11月頃を目指すと言われていましたがその前には年末と言っていた時期もあったので、何となく11月と言っても後半かなぁと思っていたのですが、問題なく移動できるようなら11月上旬か中旬くらいには1つ走れそうなタイミングになりますね。
流石寺島先生と言いますか、寺島先生とホルトバージの間ではそのくらいが普通と言いますか。
ともかく次走で2024年12走目。
私の中央出資馬の昨年までの年間最多出走記録はコンジャンクションとディオアステリアが2022年に記録した9走でしたが、今年は既にディオアステリアが10走、このホルトバージが11走で最多記録更新中となっています。
一口馬主DBさんによりますとクラブ馬の歴代年間最多出走記録は社台さんのバリアシオンバレイが1998年、サンデーさんのロイフリートが2000年に記録した年間21走というとんでもない記録があるようで流石にそれには届きませんが、ホルトバージの12走というのも平均すれば中3-4週で月1回の出走を一年間続けたということになるわけで、これも充分に凄い記録ですよね。
その間勝ち星こそありませんが掲示板6回、9着以下は一度も無いという安定感もあって、3歳にして募集価格はとっくに回収済み。
出資者としては有難い限りで、関係者の皆様の日頃の管理と調整、ホルトバージ自身の強さとタフさに感謝です。
そろそろ久しぶりの勝利が見たいところですが、あと2-3走はあるでしょうか、とりあえず無事にこの一年を終えてほしいですね。
ホルトバージの無事と健闘を祈りつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。