2歳で早々に勝ち上がり、年末の大舞台ホープフルSへの出走も果たしましたがその後1勝クラスの壁との戦いが続いていますYGG出資馬ホルトバージ。通算19走目、1勝クラスに来てから17走目のレースに向けて最新の近況が更新されました。
早速確認してみましょう。
ホルトバージ
3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産
谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!
3歳時に年間12走で出資馬最多!
測尺
2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg
2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg
2023年04月20日(北海道育成最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg
2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg
2024年07月13日
馬体重:460キロ
2024/11/12 更新情報
栗東・寺島厩舎にて調整中です。
11月9日(土)京都6Rに出走し2着でした。
寺島調教師コメント
「今日馬体チェックを行いましたが特に異常はありませんでしたので、レース後にお話ししていた通り来週の競馬に向かいたいと思います。
土曜日の1900mであれば(武)豊さんが乗れるとのことなのでそちらで考えていますが、もしメンバーが偏って日曜日の1800mが手薄になるようであれば豊さんは乗れないですがそちらに回る事も考えています。
土曜日を本線で考えています」
クロキリの一言
2歳の2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。
その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして7着になり、そこから中1週の7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めましたホルトバージ。
2歳シーズンは放牧も挟みつつ2歳重賞 新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、年が明けて3歳になると開幕週から早速始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。ダートでもやれるぞという走りを見せてくれました。
そこからは数戦ダートを走り、途中で芝に戻したりと条件を変えたりもしながらも、「全く通用していないというほどでは無いものの勝ち切るほどの決め手も無い」という印象のレースが5レース、約半年続く苦戦の時期に。
1勝クラスの壁はこんなに高いのか…と思い始めていましたが、7月13日からは3年目西塚騎手とコンビを組み9月8日までに4走。
9月8日の中京こそスタート直後両隣りの馬が寄ってきて間に割って入ることが出来なかったことにより後手を踏み、そこから外々を早めに進出していき勝ちを狙う形を選んだことで最後は失速、6着と少し悔しい結果に終わりましたが、そこまでの3走は芝2000とダート1800、ダート1800と走って2着2着3着。
暑い夏を立派な成績で乗り越えてくれました。
9月はもう1つダート中距離を走って7着。
そこから少しだけ間隔を空け、前走は11月9日。鞍上に武豊騎手を迎えて年内12走目のレースへ。
15頭立ての8枠14番からスタートも道中最内を回り、直線はいつの間にか外で進路を確保しているという武豊騎手の上手さを再認識させていただいたような非常にスムーズな競馬で、勝ち馬ルシュヴァルドールから0.3秒の2着となっています。
いやー本当に気持ちの良い、ストレスの全然無いレースでしたね。
これで既に歴代出資馬最多となる年間12走を走ったことになったホルトバージですが流石寺島先生、良い流れでかつ馬体に大きな異常も見られない時に一旦リフレッシュ、なんて選択はありません。
来週、今年13走目のレースに向かう方針が決定したようです。
月1走以上のペースで1年間無事に、しかも頻繁に馬券に絡む好走を見せながらですからね。
寺島先生の積極的な起用と調整、それに応えるホルトバージ。頼もしく、そして有難い限りです。
次走も土曜なら武豊騎手が継続騎乗していただけるとのことで、これは前走の印象で言えば多少相手関係が厳しかったとしても武豊騎手が乗ってくださる方を優先してもらいたいくらいですが、どのようなご判断になるでしょうね。
レジェンドが騎乗してくださるとなれば普段でもテンションがあがるところですが、前走で相性が良さそうということがわかっていますから尚更期待が高まります。
またもし日曜を選ぶことになったとしても、その時は寺島先生が「鞍上武豊騎手」以上に可能性があると判断されたということですからね。
それも普通に期待大です。
まずはホルトバージ自身がこのまま良い状態でその日を迎えられるよう願いつつ、次回更新も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。