一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬スウィープフィート、優駿牝馬(オークス)2024への挑戦を終える

YGG出資3歳馬でスワーヴリチャードの初年度産駒ビジュートウショウ21ことスウィープフィート、チューリップ賞での見事な勝利から桜花賞、オークスへ参戦。レースを終え最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

イラストは櫂さん!いつもありがとうございます!

スウィープフィート

スウィープフィート。2024年3月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。


3歳 牝馬 中央2勝
スワーヴリチャード×ビジュートウショウ
(ビジュートウショウの2021)
栗東)庄野靖志厩舎
聖心台牧場生産
馬名の意味:sweep off feet(心奪われる)より。母系より連想

スワーヴリチャード初年度産駒!
ウマ娘でも有名なスイープトウショウの孫!
庄野厩舎預託馬への出資は2016年産世代以来の2頭目!
出資馬初の芝のG1出走馬!(阪神JF、7着)
出資馬初の芝の重賞勝ち馬!(GⅡチューリップ賞)
出資馬初のクラシック出走馬!桜花賞4着

測尺

2022年10月17日募集時
体高158.0cm 管囲19.0cm 胸囲177.0cm 馬体重441kg

2023年02月21日
体高161.0cm 管囲20.0cm 胸囲185.0cm 馬体重457kg

2023年05月25日
馬体重468㎏

2023年08月13日(新馬戦)
馬体重454㎏

2023年10月08日(2走目・勝ち上がり)
馬体重464㎏

2024年04月07日(桜花賞)
馬体重464㎏

2024年05月19日(オークス)
馬体重:466キロ

2024/5/19 レース結果

5月19日(日)東京11R 優駿牝馬(G1)に出走し6着でした。

庄野調教師コメント

「桜花賞の時よりも状態は上がっていたと思いますし、体重もキープ出来て、装鞍所でも落ち着いていたので良い状態で送り出せたと思います。

レースに向かう中では歩いていても走りたくてしょうがないという感じで、テンションはギリギリでしたが、ゲートは上手く出てくれましたし、出て少しゴチャッとした所で噛むかなと思ったんですけど1コーナーまでに折り合えたので、道中も上手く運べたと思います。

勝ち馬にとりつく所までは良かったんですけど、一緒に上がって行って最後は苦しくなってしまいましたね。

現状の力は出し切ってくれたと思います。
秋はローズステークスから秋華賞というローテーションを考えていますので、ローズステークスからと考えると、暑い時期に戻さないといけなくなりますので夏は北海道には運ばずに栗東近郊で休養させようと思います。

(武)豊さんは秋はもっとやれると話していましたし、まだまだ良くなると思いますので、力をつけて秋の競馬に向かいたいと思います」

武騎手コメント

「折り合いもつきましたし、4角もいい感じで回ってこられて直線も良い所に出せたのでレースは上手く行きました。
コーナーを回った所で勝ち馬にとりついて、そこからは2頭で併せ馬だなと思ったんですが、思っていたよりも長くは脚を使えなくて、最後は脚が上がってしまいました。

その辺は距離も少し長かったかもしれないですし、東京コースや左回りという事も含めて、現状はこれが精一杯でした。
秋はもっとやれると思います

2024/5/21 更新情報

栗東・庄野厩舎にて調整中です。

5月19日(日)東京11Rに出走し6着でした。

庄野調教師コメント

「レース後も馬体脚元は特に変わりなく、体重も今日の測定でレース時の体重まで戻っています。

明日宇治田原優駿ステーブルに放牧に出させて頂きます。

どこから始動するか、これから暑い時期が続きますのでローズステークスからになるのか秋華賞に直行するかは状態を見ながら検討して行きたいと思います」

クロキリの一言

2023年10月にデビュー2戦目で勝ち上がりを決め、2歳暮れの大舞台・阪神ジュベナイルFで出資馬初の芝G1出走馬となるなど、永島まなみ騎手と共に2023年の秋から冬を大いに盛り上げてくれましたスウィープフィート。

年明け2戦目、G2チューリップ賞からはレジェンド武豊騎手とコンビを組み、このレースで見事重賞馬に。

前走 出資馬初のクラシック出走となった桜花賞では、スムーズに行かないシーンもありながら勝ち馬ステレンボッシュから0.2秒差の4着という結果を残してオークスへの優先権をゲット。
レース後も良い調整期間を過ごし、初めての東京競馬場にやってきました。

6番人気だった桜花賞よりも人気を上げ4番人気でゲートインすると、ある意味スウィープフィートらしくないとも言えるまずまずのスタート。
流石に前に出ていく選択はせず、すっかり定位置状態となっている最後方に陣取ります。

最終コーナーでポジションを上げていく姿、直線に入って前が綺麗に開けているのを見た時はこれはもしかして⁉と思ったんですけどねー。

桜花賞ではロスを最小限に抑える競馬を試みた武豊騎手が、スウィープフィートの力を信じてお膳立てしてくれた直線。
あとはスウィープフィートがそのスピードを披露するのみ、という状況でしたが、内から伸び始めた勝ち馬チェルヴィニアの末脚の方が上手でした。

スウィープフィートも全く伸びなかったということは決して無く、最後まで頑張ってくれたんですけどね。

勝ち馬チェルヴィニアとは0.6秒差、桜花賞で0.2秒差だった2着ステレンボッシュからは0.5秒差、3着ライトバック・4着クイーンズウォーク・5着ランスオブクイーンとは0.2秒差の6着でオークスを終えました。

優勝とはなりませんでしたが、庄野先生・武豊騎手も仰っている通り現状の力は出し切れたのかなというレースだったのではないでしょうか。

敗因としては皆様も指摘されている点と同様、ちょっと距離が長かったのかなと感じています。
全く無理という感じも個人的にはしませんでしたが、少なくともG1に集まるメンバーを相手に勝ち切れるほどではなさそうでしたね。

しかしマイルよりは長くても大丈夫だろうと引き続き思っているので、秋のローテとして発表されましたローズSまたは秋華賞の2000mという距離のレースは非常に楽しみにしています。

特にローズSの方は今年は中京での開催とのこと。

現地観戦をあまりしない私ですが、一番近い競馬場に来てくれるとなれば流石に現地参戦を前向きに検討しないわけにはいきません。
G1ほどの大混雑には流石にならないでしょうしね。

まだ確定ではないようですが、早速シフト担当者さんと管理者にアピールを開始して休みを勝ち取るための下準備を開始したいと思います。

最新の更新によりますと、脚元等にレースによる大きなダメージは今のところ見受けられず、馬体重に至っては放牧前に既にレース時程度まで回復しているということで、相変わらずのタフさを見せてくれていますね。

このまま大きなアクシデント無く夏を過ごして、元気に秋を迎えてくれますように。

とりあえずお疲れ様スウィープフィート!
ナイスレースでした!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。