一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資馬スウィープフィート、阪神牝馬Sを終える(2025/04/12)

YGG出資4歳馬でスワーヴリチャードの初年度産駒スウィープフィート、チューリップ賞での見事な勝利から桜花賞、オークスへ参戦。ローズS・秋華賞を目指していましたが残念ながら夏バテということで休養に入り、復帰2戦目を終えて最新の近況が更新されています。

早速確認してみましょう。

イラストは櫂さん!いつもありがとうございます!

スウィープフィート

スウィープフィート。2024年5月、クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。


4歳 牝馬 中央2勝
スワーヴリチャード×ビジュートウショウ
(ビジュートウショウの2021)
栗東)庄野靖志厩舎
聖心台牧場生産
馬名の意味:sweep off feet(心奪われる)より。母系より連想

スワーヴリチャード初年度産駒!
ウマ娘でも有名なスイープトウショウの孫!
庄野厩舎預託馬への出資は2016年産世代以来の2頭目!
出資馬初の芝のG1出走馬!(阪神JF7着)
出資馬初の芝の重賞勝ち馬!(GⅡチューリップ賞)
出資馬初のクラシック出走馬!桜花賞4着

測尺

2022年10月17日募集時
体高158.0cm 管囲19.0cm 胸囲177.0cm 馬体重441kg

2023年02月21日
体高161.0cm 管囲20.0cm 胸囲185.0cm 馬体重457kg

2023年05月25日
馬体重468㎏

2023年08月13日(新馬戦)
馬体重454㎏

2024年04月07日(桜花賞)
馬体重464㎏

2024年05月19日(オークス)
馬体重:466キロ

2025年1月29日(療養中)
馬体重:535キロ

2025年3月23日(愛知杯)
馬体重:490キロ

2025/4/12 レース結果

4月12日(土)阪神11R 阪神牝馬ステークス(G2)に出走し12着でした。

庄野調教師コメント

「申し訳ありません。
前半は上手く落ち着いて走れたんですけどね。

ジョッキーは
「3コーナーくらいで少し全体の流れが動いた時にがっつり噛んでしまって、それでも馬の後ろにいれたら落ち着くかなと思ったんですけど全然落ち着けないで、我慢出来ずという感じになってしまった」
と話していました。

あそこでボンドガールの後ろで収まってくれれば良かったんですけどね。

前半ペースが一旦落ち着いたので、そこでノリさん(横山騎手)もドナベティをパスしに行って、パスした所でグッと噛んでしまってそのまま噛みっぱなしになってしまいました。

あそこで一回フッと抜けると最後また脚を使うんでしょうけどね。

使える脚がそんなに長くないので、直線までは最後方でも良いからジッとしてじわ~と行けたら脚を使うんでしょうけど、あそこで噛んでしまった点が敗因ですね。
前回1400mを使っている分もあるかもしれません。

これから暑くなってきますがヴィクトリアマイルまでは使えたらと思っています。

出走出来るかは分からないですが、近年はちょうどフルゲートくらいで収まっているので今年もそうなってくれたらと思います。
まずはレース後の様子を見ながら調整して行きます」

クロキリの一言

2023年10月にデビュー2戦目で勝ち上がりを決め、2歳暮れの大舞台・阪神ジュベナイルFで出資馬初の芝G1出走馬となるなど、永島まなみ騎手と共に2023年の秋から冬を大いに盛り上げてくれましたスウィープフィート。

年明け2戦目、G2チューリップ賞からはレジェンド武豊騎手とコンビを組み、このレースで見事重賞馬に。

春は出資馬初のクラシック出走を果たし、桜花賞ではスムーズに行かないシーンもありながら勝ち馬ステレンボッシュから0.2秒差の4着。

続くオークスでは距離はやや長そうだったものの現状のベストは尽くせたのではないかなという印象の走りを見せて、勝ち馬チェルヴィニアとは0.6秒差、3着ライトバック・4着クイーンズウォーク・5着ランスオブクイーンとは0.2秒差の6着でレースを終えています。

次走はローズステークスを挟むか秋華賞直行でと方針を示されつつ放牧に出されていましたが、昨年の暑く長い夏にやられてしまい残念ながら秋の予定を全て見送って療養期間へ。

外厩をエアコンが使えるところに変更し、慎重に調整されながら年を越し4歳に。

放牧中500㎏を軽く超えていた馬体重を490㎏まで絞り、愛知杯で約10か月ぶりのレースを走りましたが、上りは最速だったものの久しぶり感の色濃い内容で6着となっています。

レース後の状態が心配されましたが、少し疲れが出た程度で順調に回復し予定通り復帰2戦目は阪神牝馬Sへ。

一戦叩いてレース感的な部分は上向いていると思われ、条件も中京1400より阪神マイルだろうということで良い結果が期待された一戦でしたが…残念でした。

安定のゆっくりスタートを切るといつもの後方から。
落ち着いたペースのなか少しポジションをあげていこうとしたようなんですが、そこでスウィープフィート自身が行く気になってしまったようで一気に前へ。

映像をみていても3コーナー辺りで凄いスピードであがっていく姿が映っていましたが、あの時ですかね?

結果的にはここで脚を使ってしまい、直線を向いた時には前も開けていてここから伸びてくれれば…という形でしたが、流石にもう一伸びとはいきませんでした。

結果は12着。
初の二桁着順と言うことでレース直後はショックも大きかったですけど、勝ち馬とのタイム差を見ると0.6秒で、6着だった前走愛知杯やオークスの時と同じだったようですね。

前の方に沢山かたまっていましたからね。
仮に内を突いていても進路が無かっただろうなという状況でした。

今回の展開にあの形ではもうどうしようもなかったと思いますし、そりゃもう少し着順が上の方なら後味も幾分か良かったかなとは思いますが、終わってしまったものは仕方ありません。

巻き返しに期待して次走以降も全力応援していきたいと思います。

そんな次走は、今のところヴィクトリアマイルを目指す方針でいるとのこと。

人生初の万馬券を獲ったレースであり個人的に好きなG1レースのうちの1つなので実現すれば嬉しいですが、今回賞金を積めませんでしたしどうでしょうね。

昨年を思うと真夏の暑い時期はかなり慎重な運用を迫られるでしょうから、暑くなりきらないうちに予定通りのレースに出走が叶うと良いなと思っております。

とりあえずお疲れ様スウィープフィート!
レース後のダメージが最小限で済んでいますように。


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。