YGG地方出資馬でコパノリッキー産駒のフローレンスガール22ことマクマード、通算2走目を終え最新の近況が更新されていました。
早速確認してみましょう。
マクマード
2歳 牡馬 新馬
コパノリッキー×フローレンスガール
(フローレンスガールの2022)
船橋)新井清重厩舎
白井牧場生産
コパノリッキー産駒への出資は初!
私のこの世代唯一のYGG出資馬!
測尺・遺伝子検査結果
2023年9月30日測定(募集時)
体高157.0cm 管囲20.0cm 胸囲181.0cm 馬体重485kg
2023年11月21日測尺
体高160.0cm 管囲20.0cm 胸囲182.0cm 馬体重494kg
2024年01月22日測尺
体高161.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重510kg
2024年02月21日測尺
体高162.0cm 管囲21.0cm 胸囲185.0cm 馬体重502kg
2024年05月22日 測尺
体高163.0cm 管囲21.0cm 胸囲182.0cm 馬体重500kg
2024年06月12日 測尺(能力試験)
馬体重469kg
プラスビタール・スピード遺伝子検査結果
遺伝子型 C:C 距離適性傾向 短距離適性
体高遺伝子検査結果
遺伝子型 A:A 体高傾向 低
2024/10/31 更新情報
10月31日(木)船橋4R 2歳五に出走しましたが競走中止となりました。
新井調教師コメント
「左前肢の跛行で競走中止という事です。
そのまま馬運車で厩舎に戻る形になったので、戻ってから獣医に診てもらい改めて状態は報告致します。
パドックまでは問題なかったですし、前走に比べれば気合い乗りも良いとかなと思ったんですが、スタートしてすぐから走りがおかしかったですね。
申し訳ありませんでした」
笹川騎手コメント
「スタートしてすぐに前の出が悪くなって、そのまま走らせられる感じではなかったので止めさせて頂きました。
骨ではないと思うんですけど、筋かどこか伸ばして痛めたのかもしれません。
元々スタートから出ていく気があるタイプの馬ではないですが、出てすぐに違和感が出ました。
すみませんでした」
追記 新井調教師コメント
「開催中でまだ直接確認出来ていませんが担当から連絡がありまして、左前は捻挫をしているんじゃないかという事と落鉄をしていたそうです。
それで、落鉄をした時に蹄叉が一緒に剥がれてしまったようで出血をしているそうなので、今、装蹄師に来てもらい鉄板を入れてもらっているそうです。
軽い捻挫をして球節も少し腫れているようですが、出血している所が痛いんじゃないかとの事でした。
厩舎に戻った時は脚が付けないくらいだったようなので最悪の事態も想定しましたが、今のところは大事には至らなそうです。
ただ、明日以降腫れが大きくなるようだと骨や腱などの異常を疑わないといけませんので、この後の状態を良く確認して行きます」
2024/11/1 更新情報
船橋・新井清重厩舎にて調整中です。
10月31日(木)船橋4Rに出走しましたが競走中止となりました。
新井調教師コメント
「蹄叉が取れた所は気にしていますが、鉄橋蹄鉄にして歩様はいくらか良くなってきました。
球節の腫れは引いてきたのでそこまで酷いものではなさそうです。
歩様が気にならなくなれば動かして行けると思いますが、蹄叉は伸びるのを待つしかないですし、一定期間の休養は必要になると思います」
クロキリの一言
一次募集での出資を見送り、二次募集のラインナップのなかから選んでみましたこの世代のYGG唯一の出資馬フローレンスガール22ことマクマード。
募集前のレントゲンで骨棘が見つかっていることや、喉の検査で軟口蓋背方変位(DDSP)と言われていること、出産時の母年齢が19歳と高めであること辺りがネックになってか結局満口には届かなかったようですが育成自体は大きなアクシデント無く進み、5月末に本州入り→6月12日に能力試験合格と私が想定していたよりずっと早いペースで進められてきました。
能力試験後は少し疲れも出て、酷暑のなか無理して早期デビューさせることも無いだろうというお考えもあってか夏の間はじっくり調整され9月26日、笹川翼騎手を鞍上に迎えてデビュー戦を走りましたが、1頭だけ置いていかれる形で出遅れるとそこから最後まで上がっていくことが出来ず。
レース中も鳴きながら走るくらい集中を欠き、幼さや未熟さがたっぷり出た新馬戦となりました。
そのような内容だっただけに大きなダメージはなく、レース直後から飼い葉もしっかり食べて調整され、前走から約一か月、10月31日に2戦目を走ることになりました、が…
少しでも上積みがあるところを見せてくれればというレースで、実際現地組の方々のXでの呟きを見るとパドック等では新馬戦よりは良い雰囲気を見せていたようなんですが、今回も1頭完全に置いて行かれるようなスタートを切ると、一度は追い上げていく様子を見せたように感じましたがすぐに減速。
画面には映っていませんでしたがそのまま競走中止になってしまったようです。
現時点では左前の跛行で、捻挫と蹄叉*1が取れてしまった部分からの出血がみられる状態とのこと。
腫れもあったようですが、レース翌日(1日)の更新によるとそれに関しては既に回復傾向にあるそうで、その点に関しては良かったですね。
人間で言えば爪が折れてしまったとか剥がれてしまったとか、そういう状態に近いんでしょうか?
想像するだけでもかなり痛いですが、しかしそうなのであれば治ってしまえば(精神面はともかく)少なくとも運動能力的には後遺症がのこるようなものでは無さそう。
少し調べてみましたが、日本軽種馬協会さんのホームページで蹄叉部分が完全に生え変わるまでに必要な期間は2-3ヵ月という記述を見つけました。
そこから立て直しにかかる期間も含めて4-6ヶ月というところですかね?
個人的には復帰戦は春頃、年度内に見れたらラッキー、というくらいの感覚でおります。
少し時間がかかりそうですが、伸びるまでに必要な期間は若い馬ほど早いそうなので、今はマクマードの若さに期待して待つしかないですね。
しかしコンフェッティと言い、今回のマクマードと言い、YGGの船橋デビューはちょっと好調とは言い難い状況が続いてしまっています。
レース内容からしてもまだ始まってもいないようなものなので何とかここで復活して成長し活躍していってほしいものですが、あまりうまくいかないようだと他の競馬場への移籍なんかも選択肢に入ってくるのでしょうか。
南関は預託料も高めと聞きますしねー。
どうなるかわかりませんが、とにかくまずは一日も早い回復を願って更新を見守っていきたいと思います。
早くよくなりますように…
※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。
*1:蹄の裏の三角の部分