一口馬主クロキリ

2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

2024年4月14日、阪神6R出走のYGG出資3歳馬ホルトバージ最新情報(2024/04/18)

年末の大舞台ホープフルSに出走を果たしましたYGG出資馬ホルトバージ、ダートに3走挑戦していましたが一度芝に戻してみることになり、レース後の近況が更新されました。

早速確認してみましょう。

ホルトバージ

ホルトバージ。2023年12月。YGG公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産

谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!

測尺

2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg

2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg

2023年04月20日(北海道最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg

2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg

2024年03月20日(最新)
馬体重:484キロ

2024/4/14 レース結果

4月14日(日)阪神6R 3歳1勝クラスに出走し5着でした。

寺島調教師コメント

「レース前の指示としては行けたら行って前目の位置で競馬が出来たらと伝えていたんですけど、なかなか行き脚がつかなくてかなり後ろのポジションになったので、もうちょっと流れに乗る競馬が出来たら良かったかなとは思います。

ただ、最後までしっかり走れていましたし、喉に関しても今日くらいのペースで終いを伸ばす形なら問題なかったようなので、現状は芝のこれくらいの距離でこういう競馬をしていくのが今のところはベストかもしれないですね。

まあそこまでピリッとした脚がある訳ではないので、戦法的にもう少し前目で競馬をした方が良いんじゃないかとも思いますが、そこは何とも言えない所ですね。

それでもそこまで大きく差がある負け方ではなかったので、ダートよりも芝のこういう条件の方が現状は良いかなと思います。

この後はまた一旦放牧に出して、次は(古馬と一緒になって)斤量が軽くなってからで良いかなと思いますので、また馬の様子と番組を見ながら6月あたりの競馬を考えて行きたいと思います」

今村騎手コメント

「3、4着と差もないですし、前走を考えると一生懸命頑張ってくれたと思います。
どの条件でも一生懸命走ってくれる事はこの馬の素晴らしい所だと思います。

今日は喉は返し馬では気になりましたが競馬では気にならなかったです。

これまでは3コーナーあたりでペースが上がる時にスーッとハミに乗せて行ってたんですけど、今日はワンテンポ待って直線まで持つような形で行ったら最後まで真っ直ぐ走れていて、良い形で走れたと思います。

どの条件でも一生懸命走ってくれるので、芝でもフットワークは悪くないと思います。
競馬の形としてはやっぱり自分のリズムで行った方が良さそうですね。

急かしても気持ちが切れてしまうかもしれないですし、普段から厩舎の方々にすごく丁寧に調教して頂いているので、そういう所がすごく活きてきていてゲート裏とかでも雰囲気が良かったですし、馬は大人になってきていると思います」

2024/4/16 更新情報

栗東・寺島厩舎にて調整中です。

4月14日(日)阪神6Rに出走し5着でした。

寺島調教師コメント

「今日馬体チェックをしましたが、特に異常はありませんでした。

宇治田原優駿ステーブルの馬房が一杯だったので、明日一旦島上牧場に放牧に出して、来週くらいに宇治田原優駿ステーブルに移動出来ればと思います。

次走は斤量が軽くなってからのつもりで、4回京都の1週目に芝2200と芝1800がありますので、間に合えばそこを考えています。

前走の感じなら2200の外回りでも問題なさそうですし、2週目でも芝2000がありますので、そのあたりで考えています」

2024/4/18 更新情報

17日に栗東トレセン近郊の島上牧場に放牧に出ました。

クロキリの一言

2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。

その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして7着になり、中1週7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めてくれましたホルトバージ。

そこからは放牧も挟みつつ2歳重賞・新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、勝ち星こそ挙げられませんでしたが充実した2歳シーズンをすごしました。

3歳シーズンは年末からの連闘で開幕週に早速始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして、勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。

ダートでもやれるぞという走りを見せてくれましたが、そこからダートで2走しリステッド競走ヒヤシンスステークスで8着、中1週で3歳1勝クラスを走り4着。
確かに通用はしている印象なのですが、勝ち切るほどの決め手も無いという感じのレースが続き、一旦放牧に出ました。

放牧後の今回は、2歳12月にホープフルステークスを走って以来の芝中距離に挑戦ということで阪神に乗り込んできましたが…
良くも悪くも大きな変化はありませんでしたね。

ゲートの出は悪くなかったんですが行き脚がつかず、7頭立ての7番手からという序盤。

とは言え先頭との差はそれほどないまま直線に入り、勝ち馬ログラールから最下位の馬までが0.9秒のなかにおさまったレースを5着で終えています。

寺島先生も仰られているように今回は前との差はそれほどなく、上りも一応最速ではありましたが、前も後ろも止まらなかった展開のなかで「惜しかったなぁ」という印象はあまりなく、仮に同じメンバーで2-3回やり直しても全部掲示板前後に落ち着くんじゃないかなという走りだったように感じました。

上には上がいるでしょうけど3歳のこの時期に既に10走もしてくれていて、芝もダートも大きくパフォーマンスを変えることなく走れて、掲示板率60%、入着率80%。
安定感はあって、本当に頼もしいんですけどね。

勝ち星を挙げたレースと上述のダート初戦だったレース以外全て勝ち馬からは0.5秒以上差をつけられていて、1秒以上離されたレースも5回。

贅沢な悩みなのかもしれませんが、もう少し肉薄してくれるとゴール前の応援にも力が入りそうなものなんですが、現状は勝負に関しては早めに決まってしまっているような展開が多い印象です。

一番力を発揮できる形が見つけられていないという感じなんですかね。
もどかしいですが、1つ勝ってくれているという事実が本当に大きくて、お陰で現状はそれほど深刻にならずに見守ることができています。

まだ伸びしろがたっぷりあるとも言えるかと思いますので、この放牧期間での成長に期待したいと思います。

とりあえずお疲れ様ホルトバージ!
次走も楽しみです!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。