シルクの2024年2歳馬(2022年産産駒)追加募集が終わり、その結果が発表されましたね。
実績ボーダーと申し込み口数を、ブログを振り返っていたら見つけたここ4年の追加募集1番人気馬の成績とともにまとめてみました。
振り返り用にどうぞ。
最終結果
募集馬名
実績枠(300口)での出資に必要だった過去3世代(20年産~22年産)の実績ボーダー(最終申し込み口数)
78.スターリーステージの22
3,186,000円(1,627)
79.コパカティの22
898,000円(963)
80.サラーブの22
434,000円(530)
81.リモニウムの22
572,000円(653)
82.カリンバの22
834,000円(1,071)
84.マチカネタマカズラの22
736,000円(1,049)
85.インファルターメの22
820,000円(669)
86.ライラプスの22
1,732,000円(1,665)
87.サンソヴールの22
2,692,000円(2,012)
88.ユメノトキメキの22
9,580,000円(3,001)
89.インターラプティドの22
4,432,000円(1,394)
※「83.グリューネワルトの22」は先行期間に満口にならず、19日からの通常募集へ。
(恐らく一瞬で満口になると思いますが…)
クロキリの感想
今年も昨年、一昨年とほぼ同時期に実施、大盛況となりましたシルク追加募集。
今回の1番人気はタワーオブロンドン産駒の88番、ユメノトキメキの22。
申し込み票数は3,001
昨年の追加募集一番人気エッジースタイルの21が実績ボーダー869万円で衝撃をうけたのですが、今回それを超える958万円という更にとんでもない数字が出てきました。
3年で958万…1年あたり300万以上…
しかもこれが「ボーダー」ですから、実績で出資が叶った方々はこの数字を超えているってことなんですよね。
ひと一人の年収なみの額を毎年シルクに使っている方がいると思うと本当に住む世界が違うなと思い知らされるところですが、まぁここはそういうクラブですからね。
近年ちょっと成績が落ちているのでは?なんて声も散見されるシルクですが、この実績制もあって極端に出資を控えるみたいな流れには繋がりにくいのかなと思われます。
私はシルクの追加募集にはその年によって参加したりしなかったりしていて、昨年はシュヴァルグラン初年度産駒エルビッシュの21(ベリーク)に申し込みラッキーなことに当選。
一昨年は参加せず、その前の年はキタサンブラック初年度産駒で現在3勝クラスで頑張ってくれているカーニバルダクスの19(インディゴブラック)に申し込んで当選。
更にその前は確か1頭申し込んでいますが、落選しました。
実績では遠く及ばない状況でこの当選率は本当にラッキーだなと感じていますが、今年は申し込みしませんでした。
一次募集でエノラの22(エネルジコ)に申し込んで出資が叶っていたからというのが大きいですね。
昨年は一次募集がゼロ当選だったから追加募集に参加していて、その前の年はオリエンタルダンスの20(カンフーダンス)に出資できていたので見送っているので、近年の私の追加募集への参加は一次募集でとれたかどうかで決めています。
ここ4年の追加募集1番人気馬
ここ4年のシルク追加募集1番人気馬は昨年が前述した83.エッジースタイルの21で、申し込み票数4605口、必要実績ボーダー869万円でした。
一昨年はレーヌドブリエの20で申し込み票数2,790口、実績ボーダー502万4千円。
その前がケアレスウィスパーの19で申し込み票数2696口、実績ボーダー364万円。
更にその前の追加募集1番人気はアルビアーノの18で票数2214口、ボーダー268万2千円でした。
少なくとも1番人気馬に限れば、少しずつボーダーも申し込み票数も増えていっていると言えますね。
ここ4年の追加募集1番人気馬の成績
上記4頭の追加募集1番人気馬たちの2024年4月時点での成績を見てみました。
アルビアーノ18ことアヴェラーレはGIII関屋記念を含む5勝という大活躍。
その下の世代になるケアレスウィスパー19ことスペクトログラムは18戦2勝、レーヌドブリエ20ことアヴニールドブリエは10戦2勝でどちらも勝ち上がり&1勝クラスの壁を乗り越えていて、昨年の追加募集1番人気エッジースタイル21ことアーバンシックは4戦2勝、先日皐月賞に出て4着と早期から活躍しています。
追加募集馬全体で見ると勝ち上がり率はそれほど高くないというデータもあるようですが、こうして1番人気馬を見ると結構良い成績を残していると言えそうな雰囲気。
ノーザンファームかシルク側が、目玉になるような数頭(1頭?)を追加募集用に用意しているという可能性もありそうですよね。
まぁ、それが毎回こういう人気になるのだとしたら、出資するために必要な実績は上記の通りとんでもないものになるわけですが…少なくとも「当たりと呼ばれるような大物候補は追加募集にもちゃんといる」と言えるでしょう。
追加募集は抽優が無い分それで埋まってしまう口数がありませんから、抽選倍率自体は1次募集と比べればマシな方なのかもしれませんが、応募口数も2000を軽く超えてくる現状。
いやー考えれば考えるほど人気クラブですねー。
とりあえずPOGでは狙い目かもしれないなぁくらいに考えておこうと思います。
今年の追加募集馬からもそんな活躍馬が登場するのか、そしてそれは1番人気馬ユメノトキメキ22なのか、それとも人気的には伏兵的な存在だった馬の大ブレイクがあるのか。
来年の今頃を楽しみにしています!
※募集情報はクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。